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刺青・TATTOO(タトゥー)を後悔する30・40代が急増中。刺青除去は医療機関がベスト

若い頃の「勢い」もありファッション感覚で入れたTATTOO(タトゥー)や刺青を後悔している人が多いと聞いた。

CHROME HEARTS(クロムハーツ)が好きな人は刺青やタトゥーを「入れたい人」や「入れてる人」が多いと思います。

僕も一時期、身に着けているCHROME HEARTSとの相性などを考慮し、鍛えた腕に「墨を入れたいなぁ」なんて思う時期がありました(笑)

マスキュランにタトゥってファッションとして有りだと思っていました。

しかし、一般から見るとそれとは別の印象が大きいようです。

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TATTOO(タトゥー)とは

刺青(入れ墨)のことです。

入れ墨は鋭利な刃物や先鋭な針などで皮膚を切り、そこに墨や酸化鉄で着色し文字や絵柄を描く手法。

または描かれたものをそう呼びます。

なぜ刺青やタトゥは消えないのか?

刺青やタトゥーは一度入れたら最後、消えることはありません。

なぜか。

理由は簡単で皮膚の奥深くにまで色素を埋め込むからです。

肌は何層にも重なってできています。

1番上は自分でも触れられる外側の皮膚です。

これを「表皮」と言います。

2番目はヒアルロン酸やコラーゲンなどがある「真皮」です。

3番目が皮下組織。

僕たちの身体は細胞レベルでどんどん変化しています。

古い皮膚や傷んだ細胞を外へ出し新しい細胞へと変化しています。

これをターンオーバーと言います。

若い人(20代)だとターンオーバーはだいたい28日ですが歳を取るとターンオーバーの周期は長くなります。

ターンオーバーの周期

年齢 ターンオーバーの周期
10代 20日
20代 28日
30代 40日
40代 55日
50代 75日
60代 100日

ターンオーバーの周期が短いということは、それだけ新鮮な肌でいる期間が長いということ。

若い人の肌が美しく張りがある理由でもあります。

「表皮」ではこのようにターンオーバーが繰り返され、新しい細胞へと生まれ変わっているのです。

しかし、2番目「真皮」から下はほとんどターンオーバーは行われません。

タトゥーを彫るための針や刃物は「表皮」の更に奥深くにある「真皮」や「皮下組織」にまで傷をつけ色素を埋め込みます。

皮膚に突き刺さった色素は消えることはほぼありません。

鉛筆が刺さった僕の手の平

僕の手の平です。

ますかけ線があります。

手相の話じゃありません。

僕の手の平にある黒い点をみてください。

これは小学生の頃にえんぴつの芯が刺さった痕です。

いまだに消えていません。

刺さった鉛筆の芯が表皮だけであればターンオーバーにより消えていたでしょう。

しかし、鉛筆の芯は表皮を突き破り、2層または3層まで達していますので消えないのです。

これがタトゥーや刺青の原理です。

ということは鉛筆でもタトゥーが彫れるってことです。

※鉛筆で刺青やると激痛や炎症を起こす可能性がありますのでやっちゃダメです。
(2017年9月29日現在、大阪地裁で彫師は医師免許が必要という判決が出ました。)

クロムハーツ リチャード・スタークのタトゥー

クロムハーツの代表兼デザイナーのリチャード・スターク氏もタトゥーを入れています。

リチャードがやっていることを真似したくなるクロムハーツジャンキーの気持ちって分かります。

僕もリチャードの真似をして爪を黒く塗ったり、髪を伸ばしたり、夏に革パン穿いたり・・と色々やりました。

黒いマニキュアは後悔したって直ぐに消せます。

しかし、タトゥーはそうはいかない。

リチャードと横尾忠則が語るタトゥー

クロムハーツマガジンに掲載された対談で、美術家の横尾忠則氏とリチャード スターク氏がタトゥーについて語っています。

記事を読んでみるとタトゥーについての意識付けが根本から違うことが分かります。

ごく自然にタトゥーを受け入れている。

横尾忠則
それにしても、リチャードの身体にはいろんなところに刺青が入っているんだよね?
Richard Stark
腕、背中、脚。
でも、まだ終わってない。

腕にある“クロス”の刺青は日本で入れたものだけど、これも完成じゃあない。
ただ、この間青山のクロムハーツショップにいたら、これと同じデザインの刺青をしている人に逢ったんだ。

しかも、彼のは完成版。

完成したらどうなるのかよく分ったよ(笑)

横尾忠則
未完成の方がいいよ。
Richard Stark
僕もそう思う。
これは完成するものじゃないから。

クロムハーツマガジン VO1より

未完成の方がいい。

この言葉が意味するところの芸術性やスピリチュアル的な生きる意味をタトゥに籠めていることが分かります。

リチャードの言葉を聞いてもわかる。

Richard Stark
腕、背中、脚。
でも、まだ終わってない。

腕にある“クロス”の刺青は日本で入れたものだけど、これも完成じゃあない。

完成することが目的ではないタトゥーが人生を隠喩するものだと受け取りました。

そこには生きることへのメタファーとしてタトゥーが存在している。

タトゥーを入れ何を意味づけするかではなく、意味が先にありタトゥーを刻む。

子供達や家族に対しての誓約のようなことを彫ったり、生き方や魂の叫びであったり。

文化として芸術として深くタトゥーが存在するんです。

当たり前の物としてそこにある。

覚悟の証・リスクはバネ

決心という「強い思い」「変わらぬ気持ち」を抱いたときこそタトゥーの出番なのかもしれません。

安室奈美恵さんが腕に息子さんの名前を入れているように、自分の一生を捧げられることなら後悔はないでしょう。

僕もムスメの名前を入れろと言われれば喜んで入れます。

思想の無いタトゥーはファッションでしかない。

ファッションは変化の中にあるものなので、タトゥーとは真逆にあるとも言えるんじゃないでしょうか。

そう考えれば、後悔さえしなければいいんです。

自らの生活に支障がなければ全く問題ありませんし、寧ろ刺青やタトゥーからパワーを貰う事だってあるでしょう。

だけど、「タトゥーを気にしない人」ばかりではないというのが世の中です。

日本の文化に受け入れられないタトゥ

僕だって小学生の頃は怖かった。

怖くなくなっただけで、ほとんどの人はタトゥーに対して良いイメージは無いのです。

それは日本古来より罪人に対して行われる刺青の影響があり、非社会的集団に属する人の多くが刺青をしたことによる影響。

それに乗っかりオラオラ人種が威嚇のために上腕三頭筋や胸元にタトゥーを入れ、それを見せることで周囲を威嚇する手段として用いてしまった。

もうこうなっては、タトゥーの文化は暴力を背景とする威圧でしかない。

このように、一部の非人道的な者たちによってタトゥーは日本の文化やファッションからは孤立していったのでしょう。

刺青・タトゥーが区別される例

刺青が入っていること自体が野蛮だとか考えている人はいます。

そう考えている人の方が多い。

特に日本はそういう傾向が強い。

作家の養老先生が「死の壁」の中で書いていたように日本独特の線引き、仲間外れとう感覚がある。

温泉・銭湯・サウナ・プール禁止

僕も小学生の頃に海水浴で本物の刺青を見て、子供心ながら怖かった記憶があります。

父がヤクザ映画が好きでよく観てましたから、その影響もあるのかと思います。

いまって非社会的集団に属する人も刺青をしていないですからね。

なので、いまの子供達は刺青をみて「怖い人」という観念がないかもしれません。

とにかく公共の肌を見せる施設には入りにくいようです。

保険に入りにくい

生命保険に入りにくいというのは知人の看護師から聞きました。

そういう世界は命のやり取りがあるから云々・・って感じでしたけど実際にはタトゥーによって疾病のリスクが高いとのこともあるのだとか。

健康志向が強い人は、タトゥーを入れるべきでない。

僕は体への悪影響を聞いて、いっきに彫りたくなくなった(笑)

タトゥーが消せる専門医をご紹介

タトゥが入っているみなさんは心配しないでください。

タトゥはしっかりとした医療機関であれば消すことも可能です。

中島皮フ科【関東】


無料のカウンセリングがあるので安心して問い合わせできます。
高性能レーザーでキレイに刺青、タトゥー除去!

横浜中央クリニック【関東】


他の病院で断られた方でも受け付けてくれます。

無料のメール相談も行っているので安心です。

ジョウクリニック【関西地方・大阪・姫路・松山・高知・沖縄】

タトゥー

2400件以上の実績があるお医者様なので安心して施術を受けることができる。

通常では消えないような刺青もここで消えたという実績もある。

実際に施術の動画があるので見てみましょう。

真黒に入れられた墨がレーザーによって一瞬で白くなっています。

驚きです。

またジョウクリニックはテレビでも放映された実績がある。

こういったドキュメントをみると刺青が人生の足を引っ張ることも多々ある。

タトゥーを深く考え過ぎても消すことになる

タトゥーってそうなんですよ。

そこに意識を集中し過ぎても消すハメになる。

もう自然にその中にあるものとして受け入れられない限り邪魔になる。

一時の感情の昂りでタトゥーを入れるべきではない。

下記記事参照。

タトゥを入れてみました

タトゥーと日本

日本の文化的に「合うもの合わないもの」がある。

まぁ日本では墨を入れる行為に引く人の方が多い。

ほんと、子供が出来て幼稚園や他のお父さん・お母さんに

僕なんて行き過ぎた刈り上げだけで、ほかの若いママが引くので髪を伸ばしましたよ。

タトゥを入れてみて、そこに何かしらを見いだせればいいのだけれど邪魔だと思えるのならば消せばいい。

意味付け出来ねえ!っていう彫り物もあるでしょう。

僕がタトゥを刻むのは心の中だけにとどめています。

まとめ

刺青=威嚇。

この図式が日本では成り立ってしまっている。

自分の道を刺青の中に見ることが出来るのなら入れてもいいんじゃないでしょうか。

やりたい人はやればいい。

しかし、身内が「入れたい」というと「やめなさい」と止めるでしょう。

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さなすけ

会社経営、個人事業主。 妻と子とサスケ(オカメインコ)とクロムハーツを愛し、筋トレに目覚めたブロガーです。

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