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転職して生活に余裕が生まれた!ブラック企業からは早めに脱出しよう!

44歳にして、ついに転職しました。

結論からいうと転職して良かったです。

給与が増えたこともありますが、なにより時間が出来ました。

自分の時間、家族との時間ができると体の疲れが一気になくなりました。

休日の大切さを改めて感じます。

転職には様々なデメリットがありますが、ブラック企業に勤めるのであれば早めに無理をしてでも思い切って辞めた方が良い場合があります。

僕の経験を踏まえ、今後の転職される方の参考になれば幸いです。

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40代が転職を決める理由

僕が転職を決めた理由は人事異動でした。

異動日の一週間前、4月22日(月)に部署長と人事部長(社長の息子)から別室に呼ばれて内示を受けました。

この日は父が入院の日でもありましたので「いやなことが重なる・・」と感じながら人事異動を拒否し退職を決意。

人事異動を拒否した理由

いままでの仕事はPCを使った仕事が主で、企画の立案や広告、それに伴ったWEB制作や紙媒体(ポスター・DM)などの業務でした。

しかし、店舗(フード&アミューズメント)での現場は違います。

料理すんの?

スロットやるの??

業務内容が全く異なります。

また副業のWEB関連は全く関係がなくなります。

PCを全く使うこともなく、全てゼロから身体で覚える仕事です。

ここで得られる経験は活きない。

と判断しその場で退社を選びました。

人事異動の拒否ということで、翌月の5月6日付けて退職となりました。

いいですか、人事異動を告げられたのが4月22日です。

退職までに時間がありません。

また、5月7日からは産休で休んでいた女子社員が戻ってくるということで、僕の後釜は決まっていたわけです。

この女子社員が部署長の超お気に入りで、この会社で産休が認められた初めてのケースでした。

ただ、産休の間は僕が仕事を補いっていたので社長からは「産休から戻す必要あるか?」と人事に掛け合ってたこと。

産休していた社員が赤ちゃんを連れて来社し社長に抱っこさせてたこと、産休から戻ってくるというのにデスクが増えないこと。

いつも一緒に残業をしていた人たち知っていたのです。

全ての点が線で繋がりやるせない気持ちでいっぱいでした。

ブラック企業が使う人事異動という名の解雇

今回の人事異動は正直言って本部の解雇手段でしょう。

いま様々なブラック企業が人手不足です。

とくに現場では人が直ぐに辞めていくので常に人材不足。

就業環境の悪い職場でしたので、常に求人募集をしていました。

そんな、現場への異動ともなれば僕が休日を取れなくなる。

退職を選ぶ事を分かっていたのでしょう。

カネカであった事例の逆パターン!

カネカの炎上事件を知らない方は下記リンク先よりご一読ください。

【LINK日経ビジネス】「育休復帰、即転勤」で炎上、カネカ元社員と妻を直撃

カネカと違う点は産休で休んだのは僕ではないということ。

産休により仕事の量が倍になり、毎日8時ぐらいに出勤して22時まで仕事をし、時には深夜3時、一番酷いのは日の出に自宅に戻ったこともあった。

しかもこの間に自宅も購入し、赤ちゃんも生まれ僕には産休せずに働きまくり、産休で休んでいた幹部がお気に入り女子社員が戻ってくるから僕が退職に追い込まれるという。

いやー、やってくれるぜ。

こんなクソ野郎が集まる組織も珍しい。

40代での転職は準備が大切

40歳になってからの転職そして初めてのハローワーク。

「こうしておけば良かった」と思うことも多々あります。

現在、転職を考えている40代の方の参考になれば幸いです。

転職は仕事をしながら探せ

これは、確実に言える事です。

仕事をしている状態であれば気持ちに余裕が出来ます。

僕の様に先に仕事を辞めてしまうと焦燥感に追われ精神的に参る。

そうならないために、まずは仕事を決めてから動きましょう。

履歴書・職務経歴書は必須

当たり前ですが履歴書と職務経歴書は必須です。

特に職務経歴書はしっかりと書き込みましょう。

雇用主はあなたは「何ができるか」を見ています。

職務経歴書でしっかりとアピールしましょう。

僕は職務経歴書の書き方を変えただけで書類選考で落とされることがなくなりました。

職務経歴書は非常に重要ですので、別記事で書き方も掲載します。

作品やポートフォリオも用意する

制作業務をしていた方は今までの作品があると思います。

そういったものは紙ベースで用意しておきましょう。

もし、ハローワークなどでも「作品・ポートフォリオが必要」と記載がなくても面接には持っていくこと。

面接をする立場になりましたが、話の流れで「作品を見せてください」となります。

「作品・ポートフォリオを見せてください」というのは雇用主が前向きに検討しているということです。

そこで「ありません」「持ってきてません」では話になりません。

しっかりと用意しておきましょう。

書類を用意しつつ仕事探しを開始しましょう。

ハローワークに行く

仕事を探すのであれば、まずはココです。

僕が人事異動を告げられたのが4月22日です。

退職の5月7日まで時間がありません。

「僕にも家族があるから仕事を探したい」と告げ、業務時間中や残っていた有給休暇を使いハローワークで仕事を探しました。

僕がハローワークで仕事を探していると、仕事中であろうスーツを着た人たちが転職先を探しに来ていました。

外回りをやっている人なら時間を作ってハロワークで仕事を探すことは可能ですからね。

ハローワークからの就職となれば企業にも助成金がでるし、あなたにも雇用保険の再就職手当が支給されますのでお得感満載です。

また就職した際に募集要項と異なる場合はハローワークに届け出ると対処してくれます。

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転職サイトに申し込む

転職サイトには必ず登録しましょう。

ほとんどの転職サイトにはWEB履歴書が用意されています。

あなたの詳細な情報(現在の職業や学歴・住所など)を書き込むことで、企業がインターネット上で閲覧できる履歴書が出来あがあるわけです。

職務経歴やアピールポイントなどしっかりと書きましょう。

ウェブ履歴書を見て、企業からスカウトメールが来たり

転職サイトの担当者から紹介メールが来ますので、あなたの希望と合致するのであれば応募しましょう。

いろいろな求人情報がメルマガで配信されますので「これだ」と思ったらすぐに応募です。

ハローワークの応募は基本的に郵送ですので、お金が掛かりますが転職サイトであればボタン一つです。

面接はどんどん行って慣れるようにした方がいいでしょう。

転職のデメリット

転職をするには勇気がいる。

僕もブラック企業に勤め「辞めたい」「辞めてやる」といいながら7年間もこき使われてきた。

それもこれも家族があり収入が途絶えることに恐怖を感じたからです。

また、40代になると年齢的に仕事を選ないという怖さをもありました。

40代で家族がある中での無職です。

無職は精神的にキツイ

仕事を辞めると一気に時間ができます。

しかし、時間はありますが精神的にキツイです。

特に僕が勤めていた拘束時間の長いブラック企業でしたから本当に時間ができたと感じました。

しかし、その「時間がある」というのが重荷になるのです。

子どもたちより遅く起きてハローワークに行き、子供たちより早く家に着きます。

娘たちは僕がいるので学校からダッシュで帰ってきて「パパただいまぁ!」と嬉しそうなのですが、僕にはそれがキツかった。

お金があって時間があれば問題ないのですが・・・。

書類選考で落ちるとヘコむ

前者のお陰で、ブラック企業のへの臭覚がついてきた。

募集要項を見ると、この会社はブラックだとわかるようになる。

なのでハローワークではそのようなブラック企業を選ばずに書類を送り続けたが、

これがことごとく書類選考で落とされる。

「貴殿のますますのご活躍とご健勝をお祈り申し上げます」という文面の残念でしたね的な手紙が同封されている。

これが凹む。

僕の場合、職務経歴書の書き方が悪かったようで、書き方を改善したら一気に電話が鳴るようになり面接へ勧めました。

面接で落ちたらさらにヘコむ

何度か面接をして「ここで働きたい」と思う会社がありました。

そこは面接の交通費をくれたり、面接官の対応も非常に良く手応えを感じていました。

面接が終わって帰宅している最中に電話がなり、再度面接の会場まで呼び戻され、

一緒に働く社員を紹介され、その人からウェブについての知識を質問されました。

質疑応答の後、その社員が「完璧ですね。」と言葉を残し、面接が終了し結果は後日と言われましたが

こんなの受かっていると思うじゃないですか。

期待度が大きかっただけに不採用通知にはかなり落ち込みましたが、その直後から急転します。

先述しましたが、職務経歴書の書き方を変えただけで面接の電話がどんどんなるのですよ。

一気に3社内定

WEBサイトの運営やデザイン関連の会社の面接を受け、全て採用の通知をいただきました。

正直言って、最後に面接にいったアパレル関連の会社は受かるとは思っていませんでしたが

既に内定をもらっていた気軽さから本来の自分の長所を出せたと思います。

僕が選んだ会社は、一番最初にその場で採用を決めてくれた会社です。

社長が即決し来週から来てください。ということになり、残りの会社は断りました。

ハローワークの要綱には何も書いていなかったのに、面接に行くと二次面接があり更にテストまでさせられた会社もありましたので

皆さん油断は禁物ですよ。そこも受かりましたが、ブラック臭がしたので断りました。

長年ブラック企業に勤めていたので会社や事務所の雰囲気で何となくブラックの臭いを感じとれる臭覚を身につけられたのは収穫です。

転職してよかった!メリット!

会社が変わって一気に環境が改善されました。

精神的にかなり楽になったし、家の掃除や家族サービスに時間を避けるようになった。

休日が増えた

前職のブラック企業は年間休日が72日、固定残業代80時間、拘束時間無限大のクソ企業でしたが一気に休みが増えます。

年間でいえば50日近く増えることになります。

7年ぶりの夏休みは家族と海へも行くことができた。

転職最高!

給与が上がった

うれしかった。

一つの会社で長年居て昇給を待つよりも転職した方が早かった(笑)

お金は大切です。

残業が減った。

そりゃ多少の残業がありますが、前職のクソブラック企業みたいに深夜になることはほとんどありません。

最悪の場合、遅くなってもタクシー代が支給され翌日は昼からの出勤です。

前職では深夜2時,3時まで仕事しているのに9時出社や遅くても10時には出社させられていました。

もう寝不足の日々で休日は寝て過ごすという勿体ない時間の使い方をしていました。

あまりにも時間がなくて本すら読めませんでしたが、現在では寝る前に娯楽として小説を読める気持ちにゆとりが出来ました。

発言しやすい環境

前職では幹部の言うことが絶対。

カラスは白。と言ったら白という社風でした。

がしかし、今の会社ではそんなバカなことを言うようなら

「いまのギャグ?」って大笑いされます。

そう、ブラック企業はバカの集まりなんですよ。

労働基準法を守ろうと努力している

会社が僕たちを大切に思ってくれているのが非常に伝わります。

意見箱まであります(笑)

前職のように権力で押さえつける感じが一切ないので身体も精神的にも楽です。

逆に「残業して頑張ろう」という気持ちになります。

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40代の転職まとめ

もしも、あのまま仕事を辞めずに、会社から言われるがままにブラックな環境で働いていたらと思うとゾッとします。

今思えば、産休で休んでいた女子社員が帰って来ずに、別の企業で再就職していたら僕はまだあのブラック企業に居たでしょう。

無職になる恐怖から、目の前の理不尽を受け入れているでしょう。

そう思えば、僕を退職に追い込んでくれたクソ企業に感謝しています。

40代で酷い労務環境で働いているのなら早めの決断が功を奏します。

「いまは求人が多い」とハローワークの職員も言ってましたが、40歳代ならまだまだあります。

行動が早い人は結果が出るのも早い。

思い立ったらすぐに行動に移しましょう。

いままで頑張って一生懸命働いてきたのなら、きっといい仕事が見つかります。

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さなすけ

会社経営、個人事業主。 妻と子とサスケ(オカメインコ)とクロムハーツを愛し、筋トレに目覚めたブロガーです。

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