男はブーツを脱がないんだ。
日本に住んでいると靴を脱ぐ習慣があるけど、米国育ちのオレは靴を脱ぐ習慣というものがない。
だから日本で靴を脱いで部屋に上がるということに恥ずかしさを感じたものだ。
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もし、僕が米国育ちならそんな事を言いながらブログを書いていたと思う。
けど僕は日本で生まれて、初めて海外に行ったのはハワイ、しかもオアフ島というバリバリのジャパニーズです。
そんなワケで部屋で靴を履くアメリカンスタイルには憧れつつも、部屋ではやっぱり素足で居たいよね。
というのが本音です。
初めてかったブーツはドクターマーチン
僕が初めてブーツを買ったのは高校生の頃。
MartensやREDWINGも資本主義の荒波に飲まれ、買収こそされてしまいましたが、デザインはそのまま残っています。
当時から普遍性のあるものが好きでしたので、クロムハーツからWESCOに辿り着くのは当然の結果なのかもしれません。
学生服にマーチンという服装で毎日通い、その後はお決まりのREDWINGのエンジニア、ペコス、そしてCHROME HEARTSのレザーパンツを手に入れた時に、担当スタッフ(K師匠)の薦めでWESCOに辿りつきました。
WESCOが一番自分に合う
WHITE'Sのセミドレスやオールデンも履きましたが、トータルとして一番好きなのはやはりWESCOです。
特にCHROME HEARTSのパンツとBOSSとの相性は抜群で、初めてみたときから欲しいとは思いましたが、今のように正規店というものがなかったので、個人買付的なショップで手に入れていました。
それが、この初代WESCO BOSS(WESCO THE BOSS)です。
【LINK】WESCO THE BOSS
でも、僕の場合はこれが伏線となった(笑)
やっぱり欲しいのはバックルがガンスリンガーのブーツ。
【LINK】MONO MAGAZINE (モノ・マガジン) 2009年 10/2号
そして、モノマガジンを通して現れたのは教祖リチャード。
CHROME HEARTSのブーツが欲しいんだろ?自分に正直に生きろや
リチャードは僕に言いました。
どうだ。CHROME HEARTSのブーツはいいだろう。
後悔しないぜ。
CHROME HEARTSのアイテムは一生付き合える。
そう言うリチャードは純正のWESCO BOSSを履いているんですけど(笑)。
とはいえ、このモノ・マガジンの購入から数年後に、CHROME HEARTSによってカスタマイズされたWESCO THE BOSSを手に入れるわけです。
CHROME HEARTSの時間軸は長い。
だから短い目で見たマーケティングではなく、このように心に根強く残る効果が必要なんです。
今日もムスメとのデートで履いてます。
リチャードが言うようにCHROME HEARTSの高額アイテムは手に入れたあとも全く後悔しない。
脱いだブーツを手に取って凝視するときにも幸福感を感じます。
一生付き合えるブーツです。
僕はこのブーツをずっと履いていくでしょう。
自宅に居る時以外は身に着けておきたいと感じるブーツです。
そう、男はブーツを脱がない。