「人は変わらない」そう簡単に変われないというけれどそれは違う。
人は変わり続けている。
物体としては間違いなく変わり続けている。
細胞の単位では7年で全細胞が入れ替わる。
じゃぁ変わらないと思っている「私」は何なのか?
それは、わたしたちのうちにある自己同一性、アイデンティティです。
スポンサーリンク
世の中の物体は移動の途中にある
全うな話をさせてもらえば「永遠」はこの世に存在しません。
概念でしかない。
永遠が存在しないからその過程を楽しめる。
つまりそれがエイジングと呼ばれるものです。
このブログの題名にも記していますが、世の中の物体は移動の途中にある。
全ては朽ち果てていく過程にある。
僕ら人間もその流れの中に居る。
言うなればエイジングを楽しむとは過程を楽しむこと。
変わり行く変化に手を入れたり、時として放置したりして楽しむ過程。
まさしく人生と同じ。
生きているうちに到達点なんてやってこない。
唯一共通する到達点というのが死であり、その先の「無」なのです。
わたしたちは無に向かって変化をしながら生きている。
その変化こそが人生なんです。
変わらない人間なんていない。
自分はなりたい形に近づくことが出来るし、変化することが出来る。
だから僕は強く念じる。
念じるというのは、そうなれると信じること。
本気で信じて行動すれば道は開ける。
ここでいう「開ける」は「変化する」ということ。
思考が変われば行動が変わり、生きていく道が変わる。
即ち人生は変えられるということです。
転機は行動して起こすもの
念じて行動に移す。
棋士の羽生善治(はぶ よしはる)名人(王位・王座・棋聖)は
「転機は待っているだけじゃ訪れない、転機は自分で作るものだ。」と言いました。
よく、転機という言葉が使われるが、たしかに自分が予想しなかった何らかの出来事で状況が変わることはある。
しかし、転機は自発的な行動の中から生まれてくるもので、その小さなきっかけを意識的にたくさんつくっておけば、訪れる転機の回数も増えるのだと思う。
それを活かせるかはまた別の話ではあるのだが、切り替えを早くしたり、行き詰った状況を打開するには転機のきっかけをつくるのが重要だと考えている。
わたしたちは自分が「そうなりたい」と願うことで目標が出来る。
そして、行動したときに「転機」という種を蒔く。
樹に育てるか、雑草になるか、それもまた自身の行動で決まる。
数、限りある行動が私たちを変えていく。
成功・失敗に関わらず行動したものがハピネスになるというデータは既にある。
自論ですが、結果は経過の断片でしかありません。
成功で終われば成功だし、失敗で止めれば失敗。
失敗だと感じてもなんら気に留めず道を歩めば成功はつかめる。
成功の形というのがあるのなら、それに拘らないほうが良い。
人の成功じゃなく自分の成功を見つめ行動することが重要。
良くなるも、悪くなるも自分次第。
人生は自分の意思で動かせる。
行動しよう。