奥さんの実家からお歳暮が届いた。
鹿児島黒豚のソーセージだ。これがうまい。
ところでみなさん。賞味期限って気にしますか??
「賞味期限が過ぎてたら食べられない!」と勘違いしている人も多いと思います。
実際にスーパーやコンビにといった食品を扱うお店では賞味期限を過ぎた商品は棚から下ろされます。
また、買った食品が賞味期限切れだと交換にも応じてくれます。
そういったマジョリティの流れから僕たちは「賞味期限」を「食べられない食品」と位置付けていますが、これがそもそもの間違いです。
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賞味期限切れでも食べられる
賞味期限は「味」の問題です。
開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存したときに、美味しく食べられる期限のことなんです。
スナック菓子や缶詰、インスタントラーメンなど、5日を超える長期の保存が可能な食品に表示してます。
「味」なんてものは人によって感じ方が違う相対的なものです。
「味」に基準値を設けるのはバカな話です。
賞味期限なんて気にせずどんどん食べましょう。
賞味期限は金の問題
現在、厚労省というのは大きな官庁となりました。
特別会計を含めて国民所得の26%ぐらいを使っている。
とことが、、いま厚労省のトップを占めているのは、1970年代の末から80年代はじめにかけて入省した人たちなんです。
当時の状況では厚生省と労働省に分かれていましたが、どちらも小さな官庁でした。高齢化も少子化も進んでいないし、医療給付も少なかった。
失業率も低かった。
だから、そのころの厚生省、労働省はそれぞれ七人ぐらいしか文系キャリアを採っていません。
両方合わせて十四人ぐらい。
それにくらべて、その頃の農林水産省や経済産業省(当時は通商産業省)は巨大な官庁で、二十五、六人ほど文系キャリアを採っていました。
ところが、三十年たったいま、厚労省はきわめて巨大で重要な官庁となり、たくさんの予算を使うようになった。
一方、農業のGDPに占める割合は1.8%、八兆円ぐらいしかなくなったため、仕事が減っています。
そのせいか、幹部職員も仕事が少なく賞味期限などというのをひねり出したくらいです。賞味期限とは何なのか。
食品の衛生は厚労省の管轄ですから、農水省は関与できない。
これでは、食品業界も離れるというので、食べて美味しい期限を決めようというわけです。食べておいしいかどうかなど食べる本人に任せればいいのに、官僚が決めてやる、というわけです。
というわけです。
ビックリですよね。
僕らは、こんなどうでもいいものに踊らされているのです。
スーパーでも賞味期限を気にして棚から撤去しますよね。
あれムダなんです。
しなくていい仕事なんですよ。
消費期限は気にしろよ!
賞味期限は気にする必要はないですが、消費期限は気にしましょう。
消費期限とは、安心して食べられる期限なんです。
開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存したときですが、だいたい製造後5日以内に表示していて、お惣菜やお弁当、食肉や洋生菓子などがこれにあたります。
消費期限と書かれた食品は、傷みやすいので、期限内に消費する必要があるんですね。
っていうか「消費期限」の過ぎたものは口にしてはいけません。
消費期限が切れていても、見た目には問題無い食品は沢山あります。
ですが、カビは眼に見えるものだけじゃありません。
消費期限が切れた食品には肉眼ではとらえられない「カビ」も存在しているのです。
というわけで惑わされやすい品質表示ですがお役所の都合で国民が振り回されるのも困ったもんです。
まとめ 何でもかんでも信じるな
国の言う事が正しいなんて思ったら大間違いです。
原発事故をみればわかるでしょう。
ほとんど自分たちの都合のいいように言っている場合がほとんどです。
大人になるにつれて、その裏に何があるのかを考えるのも面白いです。
インフルエンザのワクチン同様に、あってもなくても良いのが賞味期限です。