By: Payton Chung
こんなニュースがあった。
大分県別府市が、パチンコ店などに生活保護受給者がいないか調べて回っていたことがわかった。
10月に調べた際は、発見した受給者25人のうち数人が調査中に複数回パチンコ店にいたとして、支給額の大半を1カ月間、停止していた。
厚生労働省は「調査は適切ではない」としている。市が15日の市議会で明らかにした。
調査の根拠について、市は支出の節約に努めることなどを求めた生活保護法と説明。
担当者は「他の納税者から苦情は多く、法の趣旨に反する人がいれば厳しく指導せざるを得ない」とする。
受給開始に際し、遊技場に行くのは慎むとする誓約書を取っていることも理由に挙げた。市によると、10月の計5日間に、市職員35人が同市内の13のパチンコ店と市営別府競輪場を巡回。
受給者25人を見つけて市役所に一人ずつ呼び出し、行かないように注意。
調査した5日間で再び見つけた受給者については、支給額の大半を1カ月分取りやめた。
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生活保護でパチンコを遊戯する問題は以前から言われていますね。
パチンコがギャンブルじゃなく玉を打って遊ぶだけなら問題無いんでしょうけど、巧妙?な三店方式を用いた合法ギャンブルです。
警察が取り締まりを強めたといっても、所詮は仲間内が見せる猿芝居としか世間は思っていません。
三店方式はマネーロンダリングなのか?
前述した三店方式にしてもそうです。
※三店方式とは・・
日本のパチンコ店で行われている営業形態。ホールは客の出玉を景品と交換する
客は換金所で景品と現金を交換する
景品問屋が換金所から景品を買い取りホールに卸すなお、ホール・換金所・景品問屋は独立している建前になっている。この手順を踏まなければ賭博法違反となる。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BB%B0%C5%B9%CA%FD%BC%B0
景品買取所が景品を買い取る古物商の許可を貰っているのだとしたら、買取所は客に身分証の提示を求めなければなりません。
それやってんのかな??
景品を交換に来た客に対して「免許証のコピーとらせてください」ってな具合に。
ちゃんとした買取屋ならやってますよ。
警察が立ち入り検査をすれば分かるでしょうが、実際にやらないところを見ると・・てな感じです。
※客に対して身分証明書等で住所や氏名等の身元確認を義務付けており、違反した古物商は6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金の刑事罰となる。
生活保護受給者がパチンコで遊ぶこと自体は法的には問題無いんでしょう。
だけど、ここで「勝ってしまう」人間がいることも問題なんでしょうね。
警察が特殊景品買取屋に立ち入らないところをみると、まず取り締まる気はないんでしょう。
じゃあどうすれば、生活保護受給者をパチンコにさせないよにするにはどうすれないいのか。
それは、根本を変えていけばいい。
パチンコに行けないようにすればいいんです。
生活保護ってどういう制度?
生活保護とは・・
資産や能力等すべてを活用してもなお生活に困窮する方に対し、
困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障し、その自立を助長する制度です。
(支給される保護費は、地域や世帯の状況によって異なります。)制度の趣旨
生活保護制度は、生活に困窮する方に対し、その困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立を助長することを目的としています。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/seikatuhogo/
いろいろと規定があるようだけど、これもっと単純に最初の趣旨に目を向けるべきなんじゃないかな。
「健康で文化的な最低限度の生活を保障し、その自立を助長する」制度です。
では僕が考えた生活保護でパチンコさせない仕組みです。
生活保護でパチンコをさせない仕組み
By: Russ Bowling[/caption]
この制度の趣旨に従って生活保護でパチンコをさせないようにしてみましょう。
最低限度の生活を保障しよう!
・飲食店、食料品は限定されたものに限り無料。
・一部のコミュニティ、スポーツジム、などの施設利用が無料。
・衣料品(ユニクロ店内)などが無料。
・生活保護カードの配布
(上記制度を受けるためのカード)
生活保護受給者がこのカードを差し出して無料でサービスを受ける。
無料カードは売上げとして計上し、カード利用者が客として訪れた店舗は各市町村に請求することが出来る。
・生活保護受給者い子供がいた場合は、実質的に子供の教育に関連する全ては無料。
自立を助長しよう!
・生活保護受給者の教育制度の確立。
・生活保護カードの受け取るには必ずこの制度を受ける必要がある。
・教室には毎日通い勉学に励む必要がある。
この制度には精神科医も参加し、本人にヤル気を起こさせ自立を助長する。
金を自由に使わせない
生活保護の手を借りなければ暮らせない人もいるなかで、一部のパチンカーが生活保護需給者すべての印象を悪くしてしまっている。
生活保護を受給されている方でも、計画的にお金を管理している人もいるでしょう。
出来ない人がいるなら、出来ない人に合わせるしかない。
まとめとして「金を持たさずに」最低限度の生活を保障し、その自立を助長すればいい。