書店の本棚に並べられた一冊の本を選ぶ時「本との出会いに感謝する」
これこそ、本当の出会い。(ほんとのであい)
娘が大きくなったら読ませたい本の一冊です。
「遊びの哲学」存分に味わうが良い。
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われわれ人間はつねにより高いものを追い求める存在で、それが現世の、名誉や優越であろうと、または地上的なものを超越した
勝利であろうと、とにかくわれわれは、そういうものを追求する本性をそんあえてきる・・・
そしてそういう努力を実現するために、人間に先天的に与えられている機能、それが遊びなのだ。
ホモ・ルーデンス 167頁
為末大 遊ぶが勝ち 13頁
僕らが高いものを追求しているときに感じる気持ちの中にこを答えがある。
いまの若い人達は組織の中で、上司の言葉や、研修という名の情報操作で追求するべき「高いもの」を勘違いしているんじゃないか?
キミたちがいま目指そうとしている「高いもの」は会社が欲しがっている高いものなんだよ。
よく考えてみろ。
毎日イライラしてないか?
ギラギラするべきキミたちの眼はイライラが充満している。
高いものを目指すとき、楽しいか?
挑むときワクワクするか?遊びなのか?
努力では夢中に勝てない。
夢中・・・
夢の中。
キミはそれに挑むとき、夢の中にいるのか!?
スタートは「走りたいから走る」という世界だった。
それがやがて、「走ると女の子にモテる」「走れると進学できる」という世界になった。
次に「プロになればお金が儲かる」「勝てば名誉が手に入る」「有名人になる」という世界へと変わっていった。
そしてとうとう、「手に入れたものを失うのが怖い」という世界が到来した。
やはり「女性」と「金」が目を眩ませるのか。
だけど、いい女性に出会うと目を覚まさせてくれる。
僕は奥さんだ。
ココでヨイショを入れておく。おべっかだ。
遊びって何だろう?
遊びは真面目と対立しない。
ここ重要。
「遊び」を「ふざけている」と同義だと深層心理で思っている人が多い。
特に日本人に多い。
若い子はそうでも無いけど、年寄りにはそういう考え方が多い。
軍隊みたいな規律正しい世界が「真剣」だと勘違いしている人が多いんだ。
あんなもの体裁だよ。
みんな裏では〇〇してるんだ。
風俗言っているんだ。
笑顔で白い歯を見せながら、楽しく集中して夢中で取り組んでいる人もいる。
遊びは義務化した瞬間に消える
遊びは失われやすい。
おいサラリーマン。
遊びを忘れてるだろ??
オレに向かって言ってるんだ。
目くじら立てるな。
遊びの「面白さ」は、どんな分析もどんな論理的解釈も受け付けない。
ホイジンガ
何も考えずに遊んでいる時間が好きだった。
ホイジンガのこの言葉に出会った時、「遊び」の面白さと、僕の「走る原点」とが重なった。
たしかにどんな分析も、どんな論理的解釈も受けつけない、純粋な「瞬間」がある。
スポーツの面白さは、遊びに通じている
ブログを毎日更新している僕もそうだ。
どんな分析、どんな論理的解釈も受け付けない。
なにがSEOだPVだ、UUだ。
そんな数字はクソ喰らえだ!
楽しいのなら毎日書きたいだろ?
仕入れた情報をアウトプットしたいだろ??
見るのは自分ひとりでいい。
自己満足の世界。ナルシストの世界それが夢中になることだ。
sanasuke
はい。
遊ぶが勝ちは名言満載です!
ぜひぜひ読んで価値観を変えてください。