3年ぶりに逢った親友との食事。
あまりに楽し過ぎて僕は普段よりも急ピッチでアルコールを飲んだ。
その結果、僕の顔は血の気が引いたように青くなり意識が飛んだ。
そう、これが俗にいう急性アルコール中毒。
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急性アルコール中毒とは
「急性アルコール中毒」とは、文字通り、アルコールを短時間に一定量以上飲み過ぎた時に急激に起こる中毒症状のことです。アルコール摂取量や体質によって症状には個人差があるものの、急性アルコール中毒では命に関わる様々な症状が現れます。
中でも深刻な症状が意識障害です。お酒を飲んだ人に「急に意識を失って転倒する」「手足が痙攣している」「眠ったまま何をしても全く起きない」「口から泡を吹く」などの症状が現れたら、急性アルコール中毒だと考えて良いでしょう。また、意識障害の他にも、「寒気が出る」「呼吸が弱くなる(回数が減る)」などの症状が出ることもあります。どれも放置しておくのは非常に危険です。適切な対処が必要になるでしょう。
僕はまったく意識がなくなった。
こんなことは今までになく、正直言ってヤバい状態だったと思う。
その経緯をお話ししよう。
ぼくと親友
3年前に次女を授かったうちの奥さん。
ちょうどその時期に親友の奥さんも子供を授かった。
どちらも不妊傾向にあり、医療の手を必要としたこともあり親友と共に子宝を授かったことを喜んだ。
それが3年前のクリスマス。
家族みんなでまた逢おう!
と2人だけの忘年会を楽しく終わらせ3年の月日が流れた。
長いようで短い友達との距離
恋愛中の男女は、なるべく頻繁に会いたいと願っている。
逆にいえば、ある程度の期間、たとえば半月なり半年なりの間、顔を見られない事態が生じると、2人の関係は危機に陥る。
というのも、恋愛は、双方が共に過ごす体験を前提として育まれる感情であって、歌の文句にある、「会えない時間が愛育てるのさ」というのは、ストーカーのメンタリティに過ぎないからだ。
普通の男女の恋愛は、「去る者は日々に疎し」という、昔ながらのことわざに沿って消長する。
会わない者同士は、時間の経過と共に疎遠になり、ひとたび隔意を抱いた2人は、逢瀬を楽しまなくなる。
その点、友情は、必ずしも定期的な面会を要しない。
むしろ、親しい間柄であればあるほど、実際に顔を会わせる機会に依存する度合いは低くなる。
早い話、10年会っていなくても、親友は親友だ。
そういう意味では、友情は、相互関係であるよりは、個人的な自尊感情に近い。
親友がしっかりと心の中に住んでいれば、頻繁に会う必要はない。
顔を思い浮かべる必要さえない。
ただ、この世界のどこかに、自分のことをわかってくれる人間がいると思うだけで、安心立命を得ることができる。
うむ。もしかしてこれは、信仰に近いのかもしれない。
小田嶋先生が語るように僕達はすぐにうち解け、3年間に起こった事柄を酒の肴とし、奥さんの美味しい料理もあいまって非常に楽しい時間を過ごすことができた。
子供達が部屋の中を走り回り僕達は昔話に花を咲かせる。
これが幸せの光景だというのをかみ締めていた。
楽しい時間は料理をさらに美味しくしワインを進ませる。
ワインをあけた後2本目を飲みだした僕は脚の指先にまで血流が行き届き「ジーン」とする感覚があった。
これが物凄気持ちが良い。
食事も美味しいし楽しいけど目が回って非常に眠たいzzz
子供達が走り回る中ソファーに腰を下ろした途端に僕は・・・寝てしまった。
この瞬間から僕の記憶は完全にとんだ(笑)
目が覚めたら朝の5時・・。
友人はお方付けを手伝って帰ったあとだった。
うちの奥さんが笑いながら「大丈夫??もう帰ったよ。顔が真っ青で死んでたら連絡してって言ってたよ」と教えてくれた。
大丈夫。僕は頭が少し痛いだけ(笑)
あれだけ楽しみにしていた親友とのお酒も、2時間ぐらいしか記憶がないという・・・。
完全に意識がない僕の前で遊ぶ友人のムスメさん。
次女も友人にベッタリです。
ムスメたちと楽しく遊ぶ友人。
そのとき僕は意識の無い世界へ旅立ってました(笑)
までも、奥さんもムスメたちも楽しんでいたようで、親友の娘さんは「まだ帰らない!」と逃げ回っていたそうだ(笑)
僕も起きてその光景を見たかった。
みなさん、飲みすぎには注意しましょう。