CHROME HEARTSのゴールドアイテムと値上げの効能

2015年6月11日

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ゴールドのK＆Tリングにダイヤモンドが五つ配されたリングを初めてみたのは雑誌モノマガジンだった。

当時は150万円ほどでしたが、いまではその価格もセール並みと呼べるくらいです。

年々その価格が高騰するCHROME HEARTSのアイテム。

昔・・・僕がまだまだ若い頃、当時のCHROME HEARTS担当スタッフと話してたんですけど、アクセサリー群の中では、やはりゴールドにダイヤモンドというのは、1つの到達点だと。

まだ二十代という若さの僕には「ゴールドにダイヤモンド」という組み合わせに抵抗があったので見送っていましたが、
いま思えば買っておけば良かった。と思う。

だがしかし、そんなものは「あの株買っときゃ良かった」というのと同じで、価値が上がったからであって当時としては「リングに150万円なんて、金の事を考えない人間が買うものさ」なんて思ってた時期だから、現在の記憶を消し去り過去に戻れたとしても、買ってない。

で、また同じ時空を経て「買っておけばよかった！」って思う。繰り返し。

「買っておけばよかった！」と思った時点でバイツァ・ダストが起動して、また当時に戻る。みたいな(笑)

とはいえ、僕もそれなりにCHROME HEARTSのアイテムをかき集めることができた。

ゴールドにダイヤモンドのアクセサリーはこれから先の目指すモノとして置いといて、CHROME HEARTSに対するモチベーションを高くしたい。

価格が上がることで、商品を観る眼もよりシビアになるし「良いモノ」を見つける審美眼的なものは、これから先の私たちが自然に身についていくでしょう。

CHROME HEARTSの価格アップが顧客の眼を鍛える。

よりシビアになる顧客たちにどういった商品展開をして楽しませてくれるのだろう。

価格を上げたということは、CHROME HEARTSから生み出される商品のハードルを上げたということ。

甘い商品はこの先出せませんよ。

この値上げはCHROME HEARTSにとっても気の抜けないものだったに違いありません。