某日、都内某所でクロムハーツのイベントが執り行われました。
カリスマ性の塊・リチャードスタークがファミリーを引き連れて来日。
目的は唇や眼のデカイキャラクターデザインで知られるMATTY BOYのレセプションパーティ。
いままでのクロムハーツからは想像もできない斬新なクリエーションはデザイナーMatt DiGiacomoの特異性からなる。
ん~イケメン。
なんとデザイナーMatt DiGiacomoはリチャード・スターク氏の愛娘でもありヘッドデザイナーのジェシージョー・スタークの恋人と噂される。
もう結婚したのかどうかは不明。
パーティ会場はなんだか楽しそうです。
めちゃくちゃ行きたかった。呼ばれてないけど(笑)
見たければインスタグラムに登録して検索してほしい。
さて、彼のデザインは好き嫌いがはっきり分かれるところですが、クロムハーツに新風を吹き込んだことには間違いない。。
このようなアーティストとのコレボレーションを行ったのは、確かJOE FOTIが最初だったと思います。
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CHROME HEARTS by JOE FOTI
当時はクロムハーツからスカルが発売されるということで話題になりました。
しかし、時代はシルバーアクセサリーでスカルといえばガボールでした。
ガボールのスカルはオリジナリティに溢れ、他の追随を許さなかった。
ガボールのスカル
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すげえでしょ。
このガチな感じ。
オーパーツの水晶スカルを思い出した。
光当てたら目が光るんじゃない??って感じ。
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シルバーのスカルブレスレットはいまでも欲しい。
これはヤバい。
見ているだけでワクワクするこの合金感が堪らない。
ガボールのスカル凄いでしょ。
スカルを直球勝負でここまで恰好良く仕上げられるのはガボールぐらいですよ。
威圧するような静けさと重厚で肉厚なシルバースカルをクロムハーツがどうやって超えてくるのか・・
そこに注目が集まっていました。
CHROME HEARTSのスカル by FOTI
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がしかし、FOTIのスカルがお披露目されたときの市場の反応は決して良いものではなかった。
え?万歳してれるやん。スカート穿いているやん!
逆に僕はFOTIのスカルに驚いた。
ここまでスカルでオリジナリティを出せることに感心した。
現にFOTIのアートは現在でもCHROME HEARTSの各店を飾っているし、アイテムも定番のものとして存在している。
ブランドの価値
さて、ここでちょっと冷静になってみよう。
ブランドの価値とは価格も含まれます。
もちろんデザインやストーリーは大切です。
しかし、それを価値を数値で表示する価格は重要。
UA社長がブランディングをしっかりやていくといったのはそういう意味も含まれるでしょう。
まず、日本での販売ラインをユナイテッドアローズ系列一本にする。
正規代理店だったインテレクチュアルギャラリーはCHROME HEARTSの取り扱いを中止させられました。
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インテレクチュアルギャラリーとクロムハーツ
インテレクチュアルギャラリー。かつては聖域とまで呼ばれた場所。 クロムハーツの品揃えはニューヨーク店に続き世界第二位。 ...
そして、価格の調整。
グングンと価格は上がっていきましたよね。
アローズが上げたんですよ。きっと。
それまではレートの変動によって上がったり下がったりしていました。
僕のレザーパンツだって、72万円で購入した後に64万円ぐらいにまで下がりましたから。
しかし、このあとクロムハーツの価格は為替を無視してグングン上がりだす。
円高だろうが関係なく、バブル期に日本経済を示すが如くの上昇ぶり。
僕は運が良かった。
価格上昇の手前で欲しかったレザーアイテムを購入することができた。
エンジニアブーツ以外は全て過去の価格で買えたのはラッキーとしか言いようがない。
高額じゃないと売れないモノ
CHROME HEARTSのような桁外れな価格に魅力を感じてしまったことも事実。
しかし、クロムハーツは高いから売れるという商品にはならないでもらいたいですよね。
フェラーリって100万ならだれも買わないでしょ。あれは高いからうれるの。
高い方が売れるモノってあるんです。
byひろゆき
いま100万円ならフェラーリ買うわ。と思った人はフェラーリがどういうモノかを知っているから。
どういうモノかを知っているということはブランド価値が既に完成しているということ。
ブランド価値が無い場合での100万円です。
そうするとフェラーリに価値を見いだせるのか?
あのエンジン音が本当に恰好良く聞こえるのか。不思議な感じでもある。
ひろゆき氏がいうような位置にクロムハーツはならないでもらいたい。
おれ、JJディーンが1万円でも迷いなく買う。と思う。
たとえCHROME HEARTSがどういったブランドか?を知らなくても異彩を放つオーラは見える。
コムデギャルソンの川久保玲然り、CHROME HEARTSがまだ広告を打って出る以前に、偶然ユナイテッドアローズでクロムハーツを見つけたあなたも同じ。
モノを見る目を我々日本人は持っている。
価格を度外視しても欲しいと思えるものこそが本当に欲しいモノ。
まとめ
CHROME HEARTSで欲しいモノってほとんど手に入れてしまった感じです。
そりゃ欲しいモノはあります。
欲しいモノなんて脳内が作り出すものだから永久になくならない。
ただ、自分の中で勢いがなくなっただけかもしれない。
それを冷静というのかも知れないけれど。
だから僕を冷静じゃいられなくなるようなモノやシステムをCHROME HEARTSが作ったら手を出すかもしれない。
昔はふたつとも揃ってたけど。