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久しぶりにWHITE'Sセミドレスのお手入れをしました。
ヘヴィーデューティーを売りにしているだけあって耐久性抜群です。
この使い込んだ感じがまた好きなので、中々お手入れが出来ません。
革モノは使ってこそ価値が上がる。
そこに一生モノとしての価値が生まれるのです。
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WHITE'S BOOTSとは
ホワイツ (White's Boots) は創業者は、オット・ホワイト (Otto White) 。
南北戦争以前のバージニア州で始まったとされる。
1世紀以上に渡り、つい最近までも尚ハンドクラフトにより伝統を守り作られ続けていた。
1902年には、アメリカ北西部のロガー達に高品質でハンドメイドのワークブーツを提供するため、本拠をアイダホ州セントマリーズに移した。
そして1915年には、現在のワシントン州スポケーンに本拠を移動し、現在に至る。
日本では、その歴史や質実剛健な作り、価格設定などから「キング・オブ・ブーツ」などと称され、世界最高峰ブーツブランドの地位を築いている。代表的なモデルに、スモークジャンパー、セミドレスなどがある。姉妹ブランドに、ハソーン (Hathorn Boots)がある。
ウエスコ同様、カスタムオーダーメイドが可能
ARHC EASE(アーチイーズ)
ホワイツブーツがロガーたちに愛され支持された一つの理由として、長時間のハードワークでも疲れにくいということでしょう。
ホワイツはどの状態が足にとっても最も良い状態かを突き詰めます。
そこで生み出されたのが「ARHC EASE(アーチイーズ)」です。
ホワイツは医師に座ったまま足を組んでリラックスしたときに出来る足の構造、アングルがベストであると判断。
なぜそれが良いのかは僕には分からない。
しかしこの発明は特許を取得し100年以上も受け継がれていた。
現在は不明。
僕も仕事でWHITE'Sブーツを使っているけど、足の疲れ云々は仕事の内容にもよるけど、WESCOと大差はない。
WHITE'SをABSマートが買収
ABCマート、米高級ブーツ買収 技術力も活用
2014/7/23 23:49国内の靴小売り最大手のエービーシー・マートは米高級ブーツメーカーのホワイツブーツ(ワシントン州)を買収した。買収額は明らかにしていないが、少なくとも10億円以上とみられる。米国で展開しているブーツ店の品ぞろえを広げるとともに、ブーツの製造技術を取り入れる。
米国の靴製造子会社のラクロス・フットウェアを通じて買収した。ホワイツブーツの本社工場と併設店舗、約140人の従業員を引き継いだ。ホワイツは1850年代に創業した老舗で、年間売上高は約15億円。全て手作業で製造しており、耐久性が支持されて森林火災の消防士の愛用品としても知られている。
ABCマートは日本と同じ総合型の靴店を海外では韓国で153店、台湾で27店運営している。2012年8月に「ダナー」ブランドでブーツを製造・販売しているラクロスを買収し、米国に進出したが、米国の店舗はブーツ中心の4店にとどまっている。
ホワイツのブーツは10万円を超える高価格のため、日本では主要都市の大型店で扱う。
ホワイツの技術力を靴職人の育成に生かす。社員をホワイツの工場で研修させ、縫製技術などの習得を目指す。
ABCマートは昨春、石川県志賀町の靴工場を取得。専門家を育てることで、協力工場に任せていた修理を自社で手掛けられるようにする。(「日本経済新聞電子版」より)
ふむふむ。
資本主義の荒波にのまれました。
ABCマートのブランディング
ABCマート、「ホーキンス」実はPB
2013年7月7日 / 日経ヴェリタス「ホーキンス」実はPB、高級品も自社生産 ブランド靴巧みに磨き収益力
靴専門店のエービーシー・マート(2670)はファーストリテイリング(9983)、ニトリ(9843)を収益力でしのぐ国内流通の優等生だ。両社同様、海外の協力工場で安く生産し、安く売るのが従来の成功方程式。直近の円安で陰りが見えるかと思いきや、2014年2月期は04年2月期以来11期連続で経常最高益更新を見込む。高額商品へのシフトと顧客層の拡大が成長を支える。
~中略~
「ここで20年以上作ってきた歴史ある商品なんです」。石川県の工業団地にあるABCシューズファクトリーの清水清人工場長は誇らしげに話す。同工場では、米国の老舗革靴ブランド、ダナーの日本の委託先として独自企画の商品を生産してきた。本場米国でのダナーは、“米軍御用達”の本格的な実用品。革が分厚く重厚感があり、価格も4万~5万円と高級。だが石川工場では日本向けに2万~3万円台のファッショナブルなブーツを企画・生産しヒット商品を生んだ実績がある。
ABCマートは昨年、ダナーを子会社に持つラクロスを買収した縁で同工場に目を付けた。生産に携わる職人たちは全員が10年以上の熟練者という高い技術力に加え、革の裁断から縫製、底付け、包装まで一括してこの工場で担えるのが強みだ。ABCマートからすると、短期間・少量生産が可能となり、よりきめ細かい顧客ニーズにあった商品をタイムリーに出せるようになる。一方、ABCマートの規模の効用で、世界各国からあらゆる原料を低価格で仕入れることができ、生産コストも従来より1割程度下がる。生産量はまだ月に3000足ほどだが、高級靴の戦略拠点として育てる方針だ。
日経ヴェリタスより引用
https://messe.nikkei.co.jp/rt/news/123434.html
企業はコストカットをして利益を上げることを優先します。
WHITE'Sのやり方をみて、ABCマートはどこでコストが掛かっているのかを見抜き買収を試みたんでしょう。
そんなのWHITE'Sにしたってどこがコストが掛かっているのか分かっていたと思うよ。
それでも尚、自分たちのポリシーを貫くために“あえて”やっていたんでしょうね。
昔はCHROME HEARTSにもWHITE'Sのカスタムブーツがディスプレイされていたけど、これでもう実現は確実になくなった。
そういえばABCマートはユナイテッドアローズも買収しようとしてましたよね。
WESCOはサイクルマンのお陰で命拾いしたんじゃないでしょうか。
クロムハーツとのコラボがあるのもサイクルマンのお陰です。
代理店になったときは日本のWESCOファンのボロクソ叩かれましたけど結果的には良かったってことです。
WHITE'Sブーツのエイジング
このWHITE'Sブーツ セミドレスは職場でも履いているので使用頻度が高いです。
その分、色の抜けが目立ちますが、この色合いが堪らなく良い。
職人の手によって作られた古き良き時代のホワイツブーツはハンドメイドの温かみを感じられます。
個人的には抜け具合も好きなので放置も有りなのですが今日のように天気と気分が良い日にはお手入れしたくなります。
WHITE'Sブーツのお手入れ
やり方はいたって簡単。
以下のワックス。
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コルドヌリ・アングレースを薄く塗りブラッシングするだけ。
オールデンはホースブラシでやってたけど、こちらは硬めの豚毛ブラシで問題無いです。
[アールアンドデー] R&D 7031 プロ・ホワイトブラシ (マルチカラー)
僕の場合、硬めのブラシで一気にブラッシングしていくと一気に光る。
深い傷は消えない。
心と同じだ。
心についた深い傷は消えない。
それをトラウマと言う。
明日からはまた天気が良いみたいです。
ピカピカのブーツで出掛けると気分も軽やか、心晴やか。
長女の入学式は晴れてよかった。