こんにちは。
子供が出来るとマイホームが欲しくなる方も多いと思います。
僕は「自宅は負債だ」の言葉に踊らされマイホーム購入が遅れましたが、3人目が産まれたとき、ついに購入の決心がつきました。
では、自宅を購入するには手元にどれぐらいのお金があればいいでしょうか。
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新築を購入する場合の費用
新築物件を見るととても欲しくなります。
新築は良い。
現在、賃貸マンションや中古物件に住んでいる方なら新築を見るとめちゃくちゃ欲しくなります。
当たり前ですが全てが新品です。
しかし、「良いもの」にはそれだけの対価を支払う必要があります。
では、いったいどれほどのキャッシュが必要なのでしょうか。
3,100万円の物件の場合
まず皆さんは新築物件ってどのくらいの金額が上乗せさせるか知っていますか?
上乗せというと聞こえが悪いですが、チラシなどに掲載された表示金額よりも請求額は上がります。
仮にですが、3100万円の物件を購入する場合だと総額で約3400万ぐらいは必要です。
自宅の購入には諸費用が一割ほど乗っかってくる。
と考えておきましょう。
これは中古物件においても同じです。
家を買う際は表示した価格以上の金額が必要になる。と肝に銘じておきましょう。
諸費用の内訳は以下です。
マイホームを手に入れるための費用内訳
仲介手数料 | ¥1,069,200 |
登記費用 | ¥400,000 |
表示登記費用(新築物件のみ) | ¥100,000 |
フラット35書類(適合証明書代) | ¥216,000 |
固定資産税 | ¥150,000 |
ローン事務手続き費用 | ¥86,400 |
火災保険料(10年間) | ¥200,000 |
振込手数料 | ¥864 |
印紙代(売買契約分) | ¥10,000 |
印紙代(銀行諸費用) | ¥20,200 |
融資手数料 | ¥32,400 |
保証料 | ¥602,208 |
合計 | ¥2,887,272 |
この上の内訳を見ていくと、自宅の購入がどれだけ費用が掛かっているかが分かります。
表の一番上にある仲介手数料ですが、計算方法は以下です。
物件価格の3%+6万円×消費税8%です。
この6万円って何だよ。って思うかも知れせんがこれは調整額です。
以下のサイトがめちゃくちゃ分かりやすいので見てみましょう。
3100万円の物件の場合では以下のような計算になります。
(31,000,000円×0.03+6)×1.08=1,069,200円です。
「9」の印紙代って何?って感じです。
ただの紙ですよ。
原価ナンボやねんって感じの商売しますよね。国は。
これだけの金額が自宅とは別に必要です。
ですから、チラシなどに書かれている額よりも300万円ぐらいは上乗せされると思っておきましょう。
自宅購入までの流れ
ポイント
・買い付けの申し込み←ここ重要
↓
・住宅ローンの審査←「ここも重要だけど、自分でどうこう出来るものでもない。」
↓
・重要事項の説明
↓
・本契約
↓
・住宅ローン本申込み
↓
・住宅ローン承認
↓
・金銭消費貸借契約
↓
・決済
↓
・うぇーい!
こんな感じで進んでいきます。
僕は欲しい物件を見つけるためにスーモを毎日チェックして情報を収集していました。
スーモは住宅購入者からアンケートを実施し、ユーザーにより良い情報を届けるための努力を続けるサイトです。
自宅の購入を決めてからは郵便ポストに入るチラシにも眼を配るようになります。
そこで見つけたのが今の家でした。
すぐに担当者に電話をして物件の見学をしました。
この流れの中でキーポイントは以下の二つでしょう。
買付の申し込みと住宅ローンの審査です。
買い付けの申し込み
この家が欲しい!と思ったらすぐに行動です。
僕たち夫婦はその日のうちに購入を決め、仲介業者に出向き「買い付けの申し込み」をしました。
そのときの手付金として確か10,000円ほど支払ったと思います。
ここで手付を支払わずにのらりくらりとやっていると、後からきた人に取られてしまいます。
行動の迅速さで今の家を手に入れましたから。
住宅ローンの審査
家が欲しいと思っても普通の人は買えません。
潤沢な資産がある「シサンカ」ならその場で買取が成立してしまうかも知れませんが
一般的には銀行などにお金を借り、返済してくローンという形式を取るはずです。
家の購入で緊張感を持つのはここくらいです。
審査が通るまでの期間はなんともいえない感じでした。
奥さんや子供たちは引越しの準備まで初めていたので、これで落ちたら・・・と考えたら夜も眠れませんでした。
ここで銀行の審査が通らなければお金を借りるられず「欲しい」と思った家も諦めるしかありません。
社会に対しての信用がないと、簡単にはお金を貸してくれません。
住宅ローンの審査が通れば夢のマイホームは手に入ったも同然です。
審査通りました!と担当者から連絡があったときは家族でお祝いをしました(笑)
クロムハーツをもうちょっと我慢して家の購入に回すべきでした!
それと同時にホッと胸をなでおろす瞬間です。
新築・中古どっちがいい?
自宅を購入するときに迷うのは「新築」と「中古」です。
僕も当初は資金的に余裕ができる中古物件がいいかなって思っていました。
しかし、中古物件を見ていくなかで気になるのが「汚れ」です。
安価な物件ほど気になる点が多い。
リフォームを考えると大きな出費を伴います。
まず、必ずリフォームをしたいのがトイレ、お風呂場、キッチンというところでしょうか。
トイレや浴室ってやっぱり新品が良いですよね。
以前の賃貸マンションは入居したときから浴室が汚れていて気持ちが萎えました。
高額な買い物をするのですから、水回りは新品にしておきたい。
依頼する業者にもよると思いますが、これだけでも400万円ほどの出費を計算に入れておく必要があります。
そう考えた場合、売買価格が安くても中古も新築もあまり値段が変わらないというようなこともあります。
新築が3100万円で中古物件が2500万円なら新築を買うほどの金額が必要になります。
マイホームの購入まとめ
中古物件を否定する気はありません。
しかし、購入金額によっては中古物件を買うよりも、新築を買っておいた方が後々になって後悔がないと思います。
僕も中古物件もいろいろ見ましたが、新築の美しさには勝てません。
500万円から600万円ほど安い中古物件なら思い切って新築を買う方が良いと思います。
リフォームは今後の修繕費のことを考えたら新築を買うのとさほど変わらない金額なんです。
格安物件以外は中古は無しでいいです。