クロムハーツの刻印についての真実

クロムハーツを愛用している皆さん。

お手持ちのアイテムには全て「CHROME HEARTS」の文字が刻まれていると思います。

今回はマニアックな刻印のお話しです。

スポンサーリンク

年代別の刻印の違いはある

あなたがお持ちのクロムハーツのアクセサリーを見てください。

西暦が刻印さていると思いますが、それは生産された年代です。

あなたもご自分のアクセサリーを確認してみてください。

クロムハーツは年代「初期・中期・後記」によって型が異なるのか？

クロムハーツの刻印は作られた年代で「初期・中期・後記」に分けられます。

初期(89年～93年)

クロムハーツの創設から1993年頃までに作られた物。

この時期のものにはニセモノが少ないということですが、僕はこの時期にニセモノ（コピー商品）を高額で掴まされました、

なので、年代で区別するのは危険です。

中期(94年～99年)

この頃から大量生産されるようになったとされています。

日本にシルバーアクセサリーブームが到来したのは98年頃でした。

まだ、日本にもクロムハーツのオンリーショップが無い時代です。

正直言って、大量生産しなければ対応できない時代でもありました。

この頃からニセモノの数も増えていったことには納得できます。

まだ人々もニセモノに対しての警戒心がない時代でしたから、ニセモノ販売業者はホクホクだったことでしょう。

後期(2000年～現在)

2000年頃から現在に掛けてのアイテム群は型が変更されたとされています。

各種アイテムが全般的に部厚みをましているということですが、これには個体差がるので何とも言えない感じですね。

というのも同じリングでも幅の広さが違うものもあります。

下記記事参照

クロムハーツの年代と刻印

それでは、実際にクロムハーツのシルバーアクセサリーの刻印を見てみましょう。

写真がないと伝わり辛い部分でもあります。

こういうのって、アイテムを所有していないと中々見せられません。

この記事で使っている画像は転載負荷ですので気を付けてください。

1989年CLASSIC OVAL（クラシック オーバル） BUCKLE

僕が所有するもっとも古い刻印はベルトのバックルである1989年のクラシックオーバルです。

購入した順序では比較的新しい方なのですが、鋳型は昔からあるものを使っているのでしょう。

CLASSIC（クラシック）という名の通り古き良きデザインの原型がここいある。と言った感じです。

1992年 CROSS ペンダントトップ

僕が初めて買ったクロムハーツのジュエリーがこのクロムハーツクロスのペンダントです。

バランスが整ったクロムハーツのクロスは他ブランドのクロスとは一線を画します。

流行り廃りの無い定番のデザインです。

1992年 ダガーリング

初めてのダイヤモンドがこのダガーリング。

経年変化のシルバーと永遠の光を放つダイヤモンドが組み合わさった芸術的な一品です。

ユーズドならかなり安価ですがニセモノ注意です。

ダガーリングを見てみる（楽天）

1994年 ベルト Gunslinger（ガンスリンガー）

1998年に手に入れたときは、本当に嬉しかった。

当時はクロムハーツのオンリーショップはなく、BIGSTEPにあったユナイテッドアローズに通い手に入れた思い出の品。

詳しい話はこちらでどうぞ。

1994年 スクロールバンドリング

細いリングですが、クロムハーツのアイテムは主張が強いので目立ちます。

お気に入りのリングです。

ユーズドだと安価ですよん。

1994年 BSフレア キーホルダー

BSフレアはスリーホールドのウォレットを購入したときに一緒に買いました。

チェーンとウォレットの間に噛ましたくて買ったのですが、なんども取り外ししてたらキーリングが開いちゃって

小さいダガーを落としてしまった・・・。

BSフレアを落としたくないので、それからはペンダントトップとして使ったりしています。

刻印が削れちゃってて、見え辛いですが1994年ですね。

1995年 R&R レザーブレスレット

R&Rはなんか手首に巻きたくて買いました。

北斗の拳のケンシロウがしているリストバンドが恰好良くて、それに似た感じのを探してたらCHROME HEARTSがビンゴのアイテムを出していました。

1996年 Sカン ウォレットチェーン

実はこのSカンですが、一度切れているのですよ。

その際に新しいのに変更しているので新型のSカンかも知れない。

1997年 クロスバンドリング

クロスバンドリングはシルバーアクセサリーブームが押し寄せている頃、

ストリートマガジンで「新作」として紹介さていたのでユナイテッドアローズで購入。

リング自体は細いけど、この“重さ”にやられました。

西暦が刻印されていないアイテム

クロムハーツの中にも西暦が彫られていないアイテムがあります。

K&Tリングには刻印がありません。

ゴールドのリングもシルバーも同じです。

ニセモノの刻印は彫りが深い

僕はキーパーリングとスクロールバンドリングのニセモノを高額が買った苦い記憶があります。

どのアイテムにも共通していた点が「刻印が濃い」のです。

深くガッツリ彫られている印象でした。

年代などが入っていないリングについては刻印の深さで見てみるのも一つの手です。

クロムハーツ　超顧客でも騙される

CHスタッフともお話しをさせてもらうことも多いですが、顧客ですら偽物を掴まされているケースもあると言います。

限度額が無いカードを所有されているお客様で、いつも大量にまとめ買いをする顧客がいるのですが、その方も偽物のブレスレットをしていたそうです。

当時、僕の担当をしてもらっていたS氏が「それはニセモノです」と教えてあげたそうです。

逆にお金を持ち過ぎていてもこういった細かい部分にまでは気が回らないのかもしれません。

コピーを生む側の対策も必要

クロムハーツはニセモノを見分ける手段としての対策も必要だと思います。

ジュエリーのコピー商品対策

・購入者には分からない箇所に刻印を入れて置く。
・肉眼では確認できない様な印をするなどの施策。

レザーアイテムのコピー商品対策

・洋服を裁断しないと見えない部分に刻印を入れておく。

このような対策は本当に面倒だと思うし、それをやることによってコストも上がるでしょう。

しかし、これはブランド側に与えられた使命です。

「ニセモノ」「コピー商品」は許さない！

と声に出して叫ぶだけじゃなく、実際に行動に移してこそ効果が出てくると思います。

スクロールラベルも無かった時代

刻印に関してですが現在ではクロムハーツのロゴといえばスクロールラベルです。

上の画像がCHROME HEARTS OSAKAに掲げられたスクロールラベル。

重さ500kgの世界一のスクロールラベルです。

このデザインも初期のクロムハーツにはありませんでした。

「CHROME HEARTS」とブロック体で文字だけが彫刻されているだでした。

そこまで古いものになっていくと、コレクターは手放さないと思いますので世間に出ることは稀でしょう。

希少価値という点では昔のデザインも良いですが、僕はスクロールラベルが好きです。

クロムハーツの雰囲気を醸し出しているのは、このロゴのお陰でもあります。

気品溢れるクロムハーツの空間いその信憑性を与えているのがスクロールラベルなのですよ。

クロムハーツの刻印まとめ

僕が所有するクロムハーツで刻印がないものはありません。

クロムハーツの正規品には刻印が必ず彫られているので判別する際は、刻印が彫られているかいないかを確認しましょう。

正規店で買えば何の心配もないですが、近隣に店舗がない方はインターネット利用するしか方法がありません。

このページが参考になれば幸いです。