ブーツのメンテナンスをしようと思っても手が止まる瞬間があります。
決して面倒とかそんなんじゃない。
車の洗車も購入から2年経ちますが1週間開けたことがありません。
日曜日に洗車をしたら水曜日か木曜日の夜、仕事から帰るとまた洗車をします。
それくらいモノを美しく保つのが好きなのです。
しかし、このブーツに至ってはあまり手を入れたいとは思わない。
理由は簡単で、このブーツは使い込んだ姿も美しいからです。
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生き方を左右させるCHROME HEARTS
僕は仕事でもプライベートでもCHROME HEARTSのブーツを愛用しています。
CHROME HEARTSを身に着けていると気持ちが引き締まる。
いまのCHROME HEARTSってスピリチュアルなアートではなく現代アートになっている。
よりファッションに近いアートです。
しかし、初期のCHROME HEARTSは神への信仰心から生まれたクラシカルなアートが主流のデザインでした。
だからこそファッションを超越したオーラCHROME HEARTSにはあり、アイテムを身に着けるだけで「生き方」にまで影響するのです。
何も感じずにただファッションとして楽しむ人はそんなに影響力はないとは思いますが、感受性が強い人はCHROME HEARTSの世界観に酔ってしまう。
あの空間に入ると財布の紐が緩くなるのはその為です。
まさに生き方が変わってしまうような価値観を突き付けられる(笑)
そんなアートなCHROME HEARTSのアイテムは経年劣化こそが進化となる不可逆的な面があるのです。
レザーアイテムはまさにCHROME HEARTSの真髄が垣間見える逸品なのです。
ブーツはいつでも身に着けられる
レザーウエアはさすがに真夏ではキツイですが、ブーツなら履けます。
足と心にしっかりとフィットするCHROME HEARTSのレザーブーツ。
毎日履いていると、ヒールが磨耗し革が擦れたり、カラーが落ちたりと毎日表情を変えていく。
そんなとき、そろそろオイルを入れようとブーツを手にするのですが、いまの使い込んだ状態があまりにも恰好良いので、少し放置してしまう。
ブーツのエイジング
毎日履いててレザーにもうねりが出てきた。
上の画像を見ていただければ分かると思いますが、ファイヤーマンブーツはBOSSに比べて色落ちがあります。
これは以前に記事にした記憶もありますが、インスタにも似たようなこと書いているのでそっちだったかも知れない。
この擦れた感じたたまらなく好き。
スクロールラベルもボコボコでいい感じ。
雑に穿いてるわけじゃなくて、仕事で履いているとこうなるのですよ。
もうちょっとこの使い込んだ感じを楽しみたい。
クロスボールやガンスリンガーがWESCOブーツにアートを吹き込む。
使い込んだ漆黒のレザーに浮かび上がシルバーパーツが鈍い光が僕の心に突き刺さる。
CHROME HEARTSとはよく言ったものだ。
ここまでエイジングを楽しめるブランドがあっただろうか。
僕はもう少し“この感じ”を楽しみたいのでこのまま使うことにした。
オイルを入れるのはもう少し先かな。
CHROME HEARTのブーツはどのようにメンテナンスするのか
気が向いたらやればいいと思う。
自分が持っているCHROME HEARTSと向き合って決めればいい。
そうすことで自分の色に染まるし、身体に馴染むようになる。
語り合うことが大切です。
歳を取ってそういうのを感じられなくなった人もいるでしょう。
批評することに慣れると感受性は鈍る。