レザーウエアはCHROME HEARTSの真骨頂です。
こう言い切れるようになるには、ユナイテッドアローズ スタッフのお説教があったからだと思っています。
若いころ、CHROME HEARTSのシルバーアクセサリーに憧れて、ユナイテッドアローズにいくとよくお説教されました。
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ユナイテッドアローズでお説教
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ここでいう説教とは、宗教の教えを人々に説き聞かせて導くこと。
CHROME HEARTSのようなスピリチュアル的な要素が強いアイテムにはプライドという経典から学ぶことがあるのです。
アパレルスタッフが上から目線で説教をする。
いまならクレームに繋がるような接客も1990年代という稀有な価値観が存在した時代にはカリスマ性として存在することができた。
以下がお説教リストです。
お説教一覧
「CHROME HEARTSはシルバーアクセサリーのブランドじゃないんでね~」
「アクセサリーに80万円も掛けると女の子は引きますよ」
「80万もアクセサリーに出すのならレザーですよ」
「レザーは使い込むほどに味が出てくる、いまお客さんがレザーパンツを手に入れても僕のレザーには追い付けない」
このような感じで語られた僕はCHROME HEARTSの世界観という悟りを開くのでした。
CHRIOME HEARTSのシルバー
スタッフが言う通り、確かにシルバーパーツはレザーウエアの装飾でしかありませんでした。
しかし、日本ではこのシルバーパーツが大ブレークした。
デザインの素晴らしさはアメリカ・ファッション・デザイナーズ協会(CFDA)アクセサリー部門最優秀賞受賞したことでも認識できる。
そんな「シルバー」とRichardStarkの世界観がCHROME HEARTSを孤高の存在にしたのだと思っています。
そうでなければ、ここまでのブランドに育つまで、もっと時間が掛かったでしょうね。
全てはタイミングかも知れません。
CHROME HEARTSの魅力と言えばレザーのパッチワーク。
シングルライダースのレザーパッチ
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こちらのシングルライダースには背中にラージクロス、そしてアームにはフローラルクロスが縫製されている。
バックのラージクロスは「レザーだけ」っていうのが良い。
個人的にレザーパッチの上にはシルバーは必要ない。
レザーでかためる感じが好きです。
やはりCHROME HEARTSといえばレザーですよね。
ユナイテッドアローズのスタッフはCHROME HEARTSを理解している人が多かった。
だからこそ、CHROME HEARTSをブランドとして確立できたのだと思います。