ココはCHROME HEARTS OSAKAのとある一室。
魔物が棲んでいる。といわれる部屋だ。
いやクロムハーツショップ自体が既に魔物の腹の中というべきか。
店内は既に敵陣の中に取り込まれたも同じです(笑)
あらゆるビジュアルマーチャンダイジングが僕を襲う。
ジャック・ラカンの言葉を真似るならば、あなたは既に購入している。
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CHROME HEARTSの空間はアイテムを輝かせる
ショップを訪れる顧客たちは、CHROME HEARTSを着けているだろう。
身にまとったCHROME HEARTSが突如として輝き始める。
アイテムたちはホームに戻ったのだ。
計算されたライティングと仄かに香る革とお香(ナグチャンパ)の匂い。
ナグチャンパのアフィリ。
全てがCHROME HEARTSのアイテムを演出している。
物販する上でロケーションって非常に大切なんだと感じます。
優越感に浸る空間
深いソファーに座ってファイヤーマンのお直しをした後に、前から欲しかったアイテムを見せられたら財布の紐なんて軽く解けてしまう。
不思議なブランドです。
財布の紐が緩くなるのは、買う気があるからここに足を運んでいるといえます。
クロムハーツオオサカがオープンして間もない頃にこの部屋でカスタムビルケンを買ったし、セメタリーパッチを貼る位置をスタッフと相談したりと楽しい思い出が走馬灯のように思い出された。
僕達の気を狂わせる空気が漂う。
あのときとは部屋の雰囲気は変わったけど、流れる空気は変わっていない。
というわけで、WESCOとのコラボブーツ THE BOSSを買いました。
写真で見ると私の履き倒したBOSSがやたらと風格があり迫力では十分に勝っていたことが嬉しかった。
これからクロムハーツのブーツをここまで育てて生きたいと思う。
そのためには、もちろん仕事にも履いていく。
でないと初代BOSSには勝てない。
エイジングを勝ち負けで判断はできませんが、それぐらいの意気込みが欲しいということです。
RED WINGから始まったENGINEER BOOTSを選ぶ旅はここクロムハーツで終焉を向かえ、これからは履き込んでいく経年と変化を楽しむ第二期へと突入した。
エンジニアをエイジング。
大切に履きまくってWESCOとCHROME HEARTSのポテンシャルを引き出したいと思います。
ニューエイジングログで語っていくアイテムとして相応しいと思います。
洗練を突き詰めれば簡潔になる。CHROME HEARTS×WESCO THE BOSS
それではCHROME HEARTSにカスタムされたWESCO THE BOSSを見ていきましょう。
ストラップに付けられたシルバーバックルはお馴染みのガンスリンガー。
ぼくはこのデザインが非常に好きで、CHROME HEARTSが生み出したデザインの中でも秀逸の部類に属します。
昔からあるデザインがいまのCHROME HEARTSを支えているといっても過言ではありません。
シンプルだけどCHROME HEARTSらしい主張があり
デザインバランスの良さにはレオナルド・ダビンチの名言として知られ、あのスティーブ・ジョブズがアップル初のパンフレットに用いた言葉がピタリとはまります。
「洗練を突き詰めると簡潔になる」という思想がぴたりとはまる。
デザインの極地を目指すとそこに辿り着いてしまう。
バックにはダガー。
ダガーは僕の好きなモチーフです。
CHROME HEARTSのダガーは尖り過ぎてないから恰好良い。
ヒールはレザーが圧縮されてウッドの様に堅くなったところへ、
CHROME HEARTSのスクロールラベルが打ち込まれています。
CHスクロールラベルはアイテムに気品を漂わせます。
クロムハーツが単なる不良のアイテムでない理由がこのスクロールラベルにあるのです。
イカツイだけじゃ浮いてしまうのです。
クロムハーツが似合うには大人の男にならなければいけません。
分厚いレザーと繊細なシルバーパーツはまさにCHROME HEARTSの原点であるレザーパンツを彷彿とさせます。
CHROME HEARTSを知りたければLeatherアイテムを手に入れることをおススメします。
いまこのブーツを履きながら記事を書いている。