購入日:1998年年8月12日(水)
購入店:ユナイテッドアローズ 心斎橋店
価格 :490000円×TAX(3%)
男子にして修色を為さんとする者は須く一箇の美的識見を以って修飾すべし。
流行を追ふは愚の極なり。
良い言葉だ。さすがは正岡 子規。
ウォレットチェーンにはこの言葉を毎回入れようと思う。
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クロスペンダントから時間を要して手に入れたはウォレットチェーン。
実はこの間にフローラルクロスのIDブレスレットをアメ村のサーフショップで購入している。
【LINK】クロムハーツ【Chrome Hearts】ID フローラル クロス ファンシー チェーン ブレスレット
というのもUAの接客態度が取り次ぎにくいというのもあったので、海外から仕入れているとされた他のショップで購入していた。
だけど、ウォレットチェーンが欲しくなり、そのIDブレスもレシートを付けて古着屋へ売却し資金の足しに。
50万円を超える大きな買い物となると、やはり背景の力が必要です。
真偽もありますが修理などの補修も対応可能なところで購入したいという思いからユナイテッドアローズで購入しました。
そのとき、友人と一緒に購入したのですが、友人はフローラルのローラーチェーン、僕はケルティックのローラーチェーンを現金で購入しました。
ウォレットチェーンはファンシーのショート
【LINK】クロムハーツ/ウォレットチェーン・ファンシー・ショート・ワンクリップ・クロスボール
当時の主流はなんといってもロングチェーンだったんですが、CHROME HEARTS担当スタッフはローラーのロングチェーンを薦めなかった。
因みにそのスタッフは、フローラルローラーのショートを愛用していた。
【LINK】クロムハーツ/ウォレットチェーン・ローラー・9リンクス・ロング・フローラルボール・1クリップ
「ローラーチェーンは折れやすく、他の顧客からも車に乗るときに引っ掛けて折れたという修理をよく受ける」
との理由で、おススメされたのはファンシーチェーンのショート。
しかもシングルクリップ。
担当者曰く・・
「クリップがないだけで15万円ほど安い。無い方が納まりも良いし、僕はクリップに15万円っていうのはちょっと・・・」
ということだった。
確かにここには金銭感覚の麻痺がある。
マイホームを購入したときに40万円ほどの掛かるカーテンレールの工事を上乗せしてしまう感覚。
何千万の前では40万円が安価に感じる。
Richard教は受け継がれる
そして担当者は言う・・・
「ファンシーチェーンはRichardも愛用しているんですよ。僕もコレに変えたいくらい。」
なんだ。Richard教だったんだ(笑)
たぶん、そのCH担当者の布教活動で僕は入信してしまったのだと思う。
CHROME HEARTSは愛を説く
僕自身、クロムハーツを付けていることでプライドというか生き方みたいなのを感じさせられるときがある。
あれから随分と時間が経つけど、ウォレットチェーンがあるのが普通だし気に入っている。
CHROME HEARTSの買取価格が上がってもこればかりは手放すことがないと思う。
そんな簡単な気持ちで買ってない。
勘違いしてもらって困るのは、手放す人のことを責めているわけじゃない。ってこと。
人の気持ちは変わるものでそれが普通と思う。
ただ、僕はクロムハーツのウォレットチェーンという物体に「物」以上の愛着を持ってしまっている。
たまに可愛く思えて抱きしめることがある。
そう僕が変わっているだけだけど、そういった思いは「物」にも伝わるし、僕に返してくれる。
だから僕が愛着を持つCHROME HEARTSを身に着けると頗る調子が良くなる。
物とはそうやって付き合っていきたい。
人にも物にも接するときには「愛」が大切と言いたい。