By: Mark Herpel
【LINK】元国税調査官が明かす金を取る技術 amazon
【LINK】【楽天ブックスならいつでも送料無料】元国税調査官が明かす金を取る技術 [ 大村大次郎 ]
大村さんの本はブログで仕事をするようになって読むようになりました。
確定申告で白色がいいと教えてくれたのも大村さんです。
さまざま税金対策も大村さんは教えてくれます。
お金の先生ここにありです。
スポンサーリンク
大村さんの本は多数買いましたが、直近に入手した本をご紹介します。
今日、ご紹介する本は題名に引かれて即買いしました。
というのもこの言葉、あの商工ローンで有名な株式会社SFCG(エスエフシージー)の大島健伸が会議中に言ってた言葉と同じだったからです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%B3%B6%E5%81%A5%E4%BC%B8
社員が会議を盗聴したテープがTBSのドキュメント番組で放映されていたのですけど、僕の頭に深くこびりついて離れない。
頭で思い出しながら書きますので、一部表現に誤りがある可能性がありますがご容赦くださいね。
「おまえらさ、なんで金持ちから金取ろうしてんの??」
「金持ちは金に細かいから金持ちなんだよ!」
「貧乏人は金に大雑把なの!」
「国庫の援助でもうけようじゃないか。助成金を徹底的に調べろ」
http://skillstorage.com/archives/000941.html
てな感じで、確か低所得者に生活保護を受けさせて家賃滞納者の家賃を回収したと記憶している。
お金に関しての知識は大島氏は持っていた。
セオリーも。
そこまでして集めるべきものが「お金」っていうのも寂しい話ですけど、お金に騙されないように知識はもっておくべきです。
さて、大村さんの話に戻りますけど、国はどういった人から金、つまりは税金を巻き上げようとしているのか?
ということが詳しく書かれています。
以下引用を交えながら本の紹介。
税務の世界ではこういうことが時々言われます。「金持ちから1円取るより、貧乏人から1万円取る方が簡単」
なぜかというと、金持ちは、お金に関して非常に詳しいのです。税金に関する知識も非常に多く持っています。
だから、金持ちから税金を摂ろうとするとかなり大変なのです。金持ちに増税をしようとすると、金持ちはあらゆる手を使って抵抗します。
経済界などから政治家に働きかけたり、様々なプロパガンダを仕掛けたりします。
金持ちに増税したら、彼らは「海外に逃げるぞ」などと脅したりもするのです。一方、貧乏人に増税しても、ほとんど無抵抗です。
貧乏人は税金のことはあまり知らないので、「今は、国家財政が大変だし、高齢化社会に備えて増税が必要」などといわれれば、すぐにそれを鵜呑みにしてしまうのです。税金を取るのはことは実は大変なこと。
そのためにどうやって国民を騙して税金を巻き上げるか、というスキルが上達していったのです。
そのスキルは当然のことながらビジネスにも役に立つはずです。金は取りやすいところからとれ。
為政者たちにとって、税金を上手く取るための鉄則があります。
「税金は取りやすいところから取れ」ということです。役人や政治家、税務当局というのは、税金について、長期的な視野に立った制度設計などはしていません。
では、どういった意図で税金を作ってつくってきたのか?
それは、ひたすら「安定的な財源」を確保するためなのです。そして政治家や官僚たちは「安定的な財源」を確保し、なるべく労力を使わずに徴収したいと思っている。
「すぐにお金を払ってくれる人」を見極めろ
お金に関しての人の性格は、二種類あります。
「すぐにお金を払ってくれそうな人」と「なかなかお金を払ってくれない人」です。国家は、「すぐにお金を払ってくれそうな人」をうまく見極め、その人たちにターゲットを絞って徹底的に税金を徴収するのです。
そして貧乏人と金持ちを比べた場合、どっちが「すぐにお金を払ってくれそうな人」かというと、圧倒的に貧乏人なのです。
なので、国は、貧乏人にターゲットを定めて税金を徴収しているのです。
実は日本の貧乏人の税負担率は非常に高く、金持ちの税負担率は以上に低いのです。日本の税金は貧乏人に厳しい
昨今の日本の税制というのは、低所得者に非常に厳しくなっています。
それははっきりと数値に表れています。
子供2人の夫婦で税金を課せられる最低所得は次のようになっています。日本325.0万円
イギリス376.7万円
アメリカ378.5万円
フランス410.7万円
ドイツ508.1万円これらの数値は何を示しているかというと、子供2人の夫婦の年収がいくらまでならば所得税、住民税が課せられないか、という金額です。
日本では325万円以上の収入があれば所得税が課せられますが、アメリカでは378万5000円以上じゃないと課せられません。
ドイツに至っては508万1000円以上じゃないと課せられないということです。
つまり日本の所得税は、先進国でもっとも「低所得者で子供のいる家庭に厳しい」ということになります。
By: motoyen
日本はお金持ちに優しい国なのです。
権利者に甘い国なのです。
お金持ちのように、お金についての知識があれば、言われるがままになりません。
お金の知識があり言い返してくる人に国も税務署も弱いのです。
言い返されることに弱いのです。
なので、お金持ちになる第一歩は・・
お金についての知識をつけること。
これは非常に重要なことです。
お金は人を盲目にし、お金は人を騙します。
目の前の利益に人は弱いし、それがちらつくと冷静な判断を出来ないことも間々あります。
そんなときに「お金の知識」は非常に約に立ちます。
お金を沢山集めること、稼ぐことは偉いことじゃない。
最終的にお金に勝つことの人間になるために、お金の知識は身に着けておきましょう。
お金に大雑把にならず、細かいところ、特に国が取り組む問題には耳を注力して理解していきましょう。
そして愚民にならず、私たちの手で政治家を育てましょう。
【LINK】元国税調査官が明かす金を取る技術 amazon