人はあまりにも桁外れなものを見ると、「憧れ」という名の「諦め」から入ってしまう。
CHROME HEARTSのブーツはまさにそんなアイテムでした。
だって手が届かないんだもん。
二十歳そこらの若者が買える金額じゃない。
スポンサーリンク
お金を持っていたってブーツに60万円というのはバカなの?な話だとも思う。
どう考えたって「無理」って思う価格だった。
初めて雑誌で見たそれは、現在のクロムハーツ部部長の安岡さんのブーツでした。
シルバーパーツがふんだんい使われたブーツは圧巻。
まずは写真を見てくだされ。
グロメット、ジッパーのダガー、シューレースのボロチップ、ダガーは最強と言っても過言ではありません。
ヒールのスクロールラベルは後にオーダーしました。
初期の状態では着いていません。
「欲しいなぁ」というより「凄いなぁ」という憧れでしかなかった。
「憧れ」という言葉は美しく語られるけれど、一種の「諦め」とも取れる。
「凄い」とは認めても追いつく、否、追い越す気概が必要なんだ。
憧れだった者が射程圏内に入ったとき、憧れはライバルとなり乗り越えるべき障害であり、打ち破るべき壁である。
僕がクロムハーツのブーツを憧れからライバルへと変える切欠となったのは、メールで送られてきたコラボブーツだった。
チペワではなく、WESCOがファイヤーマンをやると知ったとき「欲しい」という火が一気に燃え上がった。
既に所有するWESCOブーツの恰好良さは分かっていたし、極厚の革がファイヤーマンブーツを作ったとなると物欲が燃え上がらないわけが無い。
この時期からWESCO JAPANとの提携により、CHROME HEARTSでもWESCOのブーツの修理が受け付けられるということだった。
提携は新たなファイヤーマンを生み出し、今までのチペワを排斥してしまった。
WESCOとの提携によってチペワのファイヤーマンが国内で販売されたことは悲しいけど、海外では普通に販売されているし旅行の思い出に買えばいいとも思う。
【LINK】クロムハーツ【CHROMEHEARTS】チペワ/カスタムブーツ/ファイヤーマンブーツ/8 1/2D【中古】
以前、記事にもしたけど、ファイヤーマンブーツを手に入れたときは久しぶりの高揚だった。
ブログでは、以前から「欲しい欲しい」と書いてはいたけれど、まさか自分がクロムハーツのブーツを履ける日が来るとは夢にも思わなかった。
強く念じれば思いは叶う。