年始は年末格闘技総括です。
実家でチャンネルを回しながら主要な選手の試合を観ましたので感想文を書きます。
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世界ミニマム級タイトルマッチ 高山勝成 vs ホセ・アルグメド
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151231-00000100-spnannex-fight
プロボクシングのダブル世界戦が31日、エディオンアリーナ大阪で行われ、国際ボクシング連盟(IBF)世界ミニマム級タイトルマッチは王者・高山勝成(32=仲里)が挑戦者で同級8位のホセ・アルグメド(27=メキシコ)に9回終了、1―2負傷判定で敗れ王座から陥落した。
高山選手はチャンピオンになっても鄭重な姿勢で好感のもてる人間性だけに応援している人も多かったのではないでしょうか。
2Rに眼の上をカットしてからリズムが取れませんでした。
手は出していましたが、相手を押し切るまでにはいけずに残念。
勝って欲しかった。
セコンドについてた津島さんを久しぶりに見て元気そうでよかった。
RIZIN 曙vsサップ
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6186021
12年前の大みそかからの因縁マッチとなった曙太郎-ボブ・サップは3-0の判定でサップが勝利した。しかし、曙がサップのパンチで後頭部を出血したことによる2ラウンドでの判定という消化不良な結末。因縁マッチという視点ではサップが曙を返り討ちにした形だが、すっきりしない内容となった。(デイリースポーツ)
ボブ・サップが左ジャブと右ストレートを打てれば勝てる試合。
そう基本のワンツーが打てれば試合は終わる。曙を倒せる。
ボブ・サップは脇を絞ってパンチを真っ直ぐ出す練習をしよう。
そして当たる瞬間に握る。これ基本ね。
力は要らない。
鏡の前でワンツーを繰り返せ。
脇を絞って打つ。
相手が曙ならこれだけで勝てる。
身体を大きく開いて打つから大袈裟なパンチになるし、威力も半減する。
だれか基本の打撃教えてあげましょう。
WBA世界フライ級タイトルマッチ 井岡一翔 vs ファン・カルロス・レベコ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151231-00000114-spnavi-fight
ボクシングのWBA世界フライ級タイトルマッチが31日、大阪・エディオンアリーナ大阪で行われ、王者・井岡一翔が挑戦者で前王者のファン・カルロス・レベコと対戦し、11R1分57秒、TKO勝ちを収めた。
強かったの一言。
絶妙のタイミングでのボディーブローは一級品です。
一発目のボディーで動きとめ、二発目のボディーで心を折り、三発目のボディーでマットに沈める。
軽量級のボクシングではコンビネーションが命です。
井岡選手の素晴らしいところは、フォームが崩れないこと。
乱戦になって相手が効いてくると、肩に力が入り身体が開いてしまうのは二流。
井岡選手は脇を絞って理想のフォームから的確にボディにめり込ました。
基本を忠実に守る選手の“強さ”を改めて実感した試合です。
RIZIN 武尊 vs ヤン・ミン
初めてみた選手だったけど面白い試合をするし、打撃の当て方ウマい。
とくにパンチから膝をもって行く流れには天性のものを感じる。
相手のヤン・ミン選手もハートが強く面白い試合だったけど、レフェリーストップが少し早かった気がします。
もう少し見たかった。
武尊2R TKO。
RIZIN 山本アーセン vs クロン・グレイシー
母親はレスリング元世界チャンピオンの山本美憂、叔父は総合格闘家の山本"KID"徳郁。
だからどうだって事はないんだけど、腕を取られたときに身体をひねって返す身体能力は流石は格闘一家に生まれたことはあると思った。
だがしかし、対戦相手のクロン・グレイシーも400戦無敗?のヒクソン・グレイシーの次男、ブラジリアン柔術の使い手。
寝技は非常にウマい。マウントポジションを取られながらも三角絞めで試合終了。
山本アーセンは1R 4分57秒 三角絞めで敗れる。
ヒクソンの次男というのは伊達じゃない。
僕も昔、ヒクソンに憧れたことがあって「スゥハァスゥハァ」という呼吸法を真似してた。
呼吸法だけ。その所為か、いまだに肉体が若い。
RIZIN エメリヤーエンコ・ヒョードル vs シング・心・ジャティブ
久しぶりに見たヒョードルは「老けたなぁ」って印象だったけど強かった。
固い拳も健在です。
ヒョードルの格好良さというのはリング上での落着きにある。
勝っても「うわーっ!」とか言わない。クールな表情で右手を上げるだけ。
シブイ。騒がない男はシブい。
見習う。
1R 3分2秒 TK0でヒョードル勝利。
山本KID徳郁 vs 魔裟斗
楽しみにしてました。
魔裟斗選手は徐々に試合勘と取戻し、パンチでのコンビネーションがウマかったですね。
ただ、11年前のパワー漲る試合ではなかった。
なんといか二人とも大人になってた(笑)
山本KID選手のギラギラとした野性味がなく非常に落ち着いた印象を感じました。
11年前は試合終了のゴングが鳴るまで勝負はどうなるか分かりませんでしたが、今回の試合は3R終盤から「もう何も起こらない」という空気が流れてて、楽しみにしていたのに消化不良です。
WBAスーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦 内山高志vsオリバー・フローレス
http://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/20151231-OYT1T50105.html
ボクシング・世界タイトルマッチ12回戦(31日・東京大田区総合体育館、エディオンアリーナ大阪、愛知県体育館)――世界ボクシング協会(WBA)スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志(ワタナベ)は同級6位のオリバー・フローレス(ニカラグア)を3回1分47秒TKOで下し、11度目の防衛に成功。
強い。
もうこの一言に尽きる。
なのに、このテレビ大阪?東京?は番組の構成がヘタ。
もっと内山高志をうまくプロディースすればいいのにって思う。
試合のテレビ構成も、なんか笑いを取りにいっている印象がある。
試合は完璧で番組構成に苦言って感じです。