こんにちは。
お酒と筋肉、どっちが好きですか??
お酒(アルコール)って筋肉と関係ないと思うでしょう。
お酒を飲んで筋肉付けたいって人は、沢山食べたいけどダイエットもしたいと同義です。
アルコールは筋肉にとって良い事は何一つありません。
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アルコールが筋肉に悪影響
アルコールが筋肉に与える影響は良いものはありません。
一つもない。といっても過言ではないでしょう。
筋肉を分解するコルチゾール
アルコールを飲み過ぎるとコルチゾールというホルモンが分泌される。
コルチゾールは動物がストレスを感じた時にも分泌されるのだ。
たとえば、仕事を終わりに彼女と約束しているのに上司から「これ明日までやっといて」と17:00ぐらいに仕事を押しつけられたとき。
有給休暇を使えない空間に長く居座るとき。
あとはお腹が空いたときにも分泌されます。
お腹が空くと身体はエネルギーを使えるところから使います。
エネルギーを摂取していないとコルチゾールが筋肉を分解し糖を作りエネルギーとして使うのです。
コルチゾールは体を守っている
コルチゾールが悪者みないになっていますけど、そうじゃありません。
コルチゾールが分泌されるのは動物が危機に面したときです。
ストレス環境で分泌されるのもそうですし、お腹が空いた時が飢餓に備えてエネルギーを作って生命維持をしているのです。
みんな、筋肉も大切だけどコルチゾールのことを嫌いにならないでね。
ということは、アルコールの取り過ぎは動物・人間にとって「危機に面している」と身体が判断していることになります。
テストステロンの量が減る
筋肉を作るために大切な男性ホルモンがテストステロンです。
筋トレをしたあとに分泌され、タンパク質の合成を促すことによって筋肉を大きく成長させる効果がある。
筋肥大には欠かせない大切なホルモンのひとつなんですが、アルコールにはテストステロンの分泌さえも抑えてしまうのです。
お酒にはエタノールが含まれています。
エタノールがテストステロンを作る精巣に悪影響を及ぼし、精巣でテストステロンを作っている細胞が障害を発するのです。
アルコールは取り過ぎるとろくなことがありません。
酒は飲んでも飲まれるな。
筋肉成長のためにテストステロンを分泌を活性化させる筋トレサプリメントがあるぐらいなので、その重要性がわかるでしょう。つまり、テストステロンの分泌が盛んであるほど、筋肉がつきやすく発達しやすく、これは男性の体と女性の体の違いを考えれば、よくわかると思います。
内臓が疲れる
トレーニング(ワークアウト)後というのは筋肉だけでなく内臓にお大きな負担が掛かっています。
そんな中アルコールを飲んだらどうなるでしょうか。
アルコールを分解するため、肝臓やそれに関わる臓器がフルで活動します。
内臓も非常に疲れているのです。
トレーニング後に身体が筋肉を快復させようとしているのに、アルコールを飲むなんて持っての他。
飲み過ぎた翌日に食欲がないのは、内臓を休ませて疲れを取ろうとしているのです。
基本的な概念として身体は全て繋がっています。
僕たちの身体に意味のない事なんてない。
脂肪の分解を抑える
アルコールを摂ると食事もおいしく感じついつい食べ過ぎてしまいます。
僕たちが摂取した脂質やアルコールは肝臓で分解されます。
しかし、脂肪とアルコールを肝臓は一緒に処理できません。
身体に取って害悪なアルコールの分解を優先させるのです。
脂肪は分解されずに、お腹周りなどに付着します。
太る原因は簡単にいうとこういうことです。
あなたにあえたポッコ~
ダウンタウンさんが司会をされていた歌番組「HEY!HEY!HEY!」でロックバンドのGLAYがめちゃくちゃ酒を飲む!
という話をしていたとき、松本人志さんがGLAY全員に対して
「いまはええけど年取ったら腹出てくるわ」
「ぽっこ~ってなるわ。」
「あなたに合えたぽっこ~っ♪」
と公言していましたけど、実際はどうでしょうか。
たぶん、みなさん腹ぽっこ~になっていると思います。
筋肉の回復が遅くなる
内臓が疲れるということは、筋肉の回復も遅れます。
内臓は体に栄養を運んでいる砦えす。
アルコールを分解する作業に追われ、栄養を運ぶローテーションが回らなくなっているのです。
栄養はチームで働くのです。
栄養はバランス。
栄養はチームで働く。
何かが不足すれば何かが援軍を出す。
何かを働かす為には何かが必要。
1つの栄養だけ摂り続けてもダメ。#ロジャーウィリアム— koyaku@trainee (@shinobu30nov) 2016年4月1日
運動のパフォーマンスが低下
筋肉に良くないのなら、スポーツにとっても良いわけがありません。
運動神経を鈍らせますから。身体能力・パフォーマンスの低下します。
彼ら・彼女らとて祝いの席もあるでしょう。
しかし、毎日のように晩酌をするようになれば終わり。
スポーツ選手としての才能を開花させることなく地に落ちます。
才能に満ち溢れた選手の寿命が短いのは、そういった自分との戦いに負けた結果だと思います。
試合だけが勝負じゃない。
普段から自分との戦いは続いているのです。
現在の自分の判断・行動が3歩先の自分の未来を決めます。
3歩先が少しでもいまの自分よりも向上するように、いまを一生懸命に生きようじゃありませんか。
アルコールが筋肉を破壊する「アルコール筋症」
仲間と飲む酒はうまい。
ついつい大量飲酒してしまう。
少量の酒は血流を良くし血栓を防止し動脈硬化になる可能性を減らすという研究結果もあるそうですが、適度な飲酒で止められるほど人の意志は固くない。
美味しいと感じる酒はその場の雰囲気が良いから。
空気を読んで人は酒を飲み、飲み過ぎの領域に達する。
そんな翌日に筋肉痛があることはありませんか?
大量に飲酒したあとの筋肉痛は「急性アルコール筋症(ミオパチー)」の可能性があります。
アルコール筋症とは
アルコールが飲むと僕たちの身体は「毒」と認識します。
毒(アルコール)の排除のため肝臓が活発に働きます。
肝臓がアルコールを分解し始めると排出昨日として排尿でアルコールを外に出そうとします。
そのとき、多量の水分と一緒にナトリウム、カルシウム、亜鉛などはいくつかの栄養素が排出されます。
アルコールの分解にはビタミンも多量に必要とし、体内のビタミンが不足する。
ビタミンのが不足すると筋肉に必要なタンパク質の生成も間に合わなくなり、普通の運動ですら筋肉が損傷し痛みを発する。
筋肉が破壊される・・・。
破壊・・・
毎日の酒も筋を破壊する
筋力の低下は総アルコール摂取量に比例する。
つまり毎日のお酒もよくないに決まっている。
長い期間に渡って晩酌すれば徐々に筋力が低下する。
これを慢性アルコール筋症という。
アルコール中毒者が痩せていて筋力が低いのはこれが原因。
先述したように成長ホルモンの分泌も低下するのだから、当たり前と言えば当たり前です。
お酒を飲み過ぎて、あたまがボーっとしたり思考が働かなくなり、食事ものどを通らなくなるのは
身体が身体を守っている自己防衛本能かもしれませんね。
付き合いで毎日飲まされているということは、あなたは時間と筋肉を奪われているんだ。
その代償として給与をもらうのだけれど、それって失う筋肉に見合っているか??
筋肉を壊さないアルコールの摂取量とは
お酒はダメです。
飲まない方がいい。
しかし、いまからすぐにお酒を止められる人はほぼいないでしょう。
というわけで一日当たりのアルコール適正量をここに記します。
厚生労働省も推奨する「節度ある適度な飲酒」量としては、1日平均純アルコールで約20gです。
【LINK】アルコール 厚生労働省
ビール中ビン(500ml)で純アルコール量が20gです。
種類 | アルコール度数 | 量 |
ビール | 5度 | 中びん1本 500ml |
日本酒 | 15度 | 1合 180ml |
焼酎 | 25度 | 0.6合 約110ml |
ウイスキー | 43度 | ダブル1杯 60ml |
ワイン | 14度 | 1/4本 約180ml |
缶チューハイ | 5度 | 1.5缶 約520ml |
本当は飲まなければいいのですが、それが出来ない人のために書きます。
また、これは一般的に飲める人を参考にしています。
うちの奥さんのように、梅酒の「梅」だけを食べて顔が真っ赤になるのはアルコールに弱い証拠。
身体の小さい女性などはこの数値以下の少量にとどめるようにしましょう。
「飲みすぎで頭が痛い」「朝から気持ちが悪い」など、翌日にまで支障をきたしてしまうつらい二日酔いに!
アルコールの栄養
カロリーはありますが、栄養という面では価値はゼロ。
それどころか、アルコールの分解のための利尿により「カルシウム」「マグネシウム」「カリウム」「リン」といったミネラルを身体から奪う。
お酒飲む人で、よく夜中に脚がつったりするのはその影響もあります。
気を付けてください。
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アルコールと筋肉のまとめ
筋トレをやって成果を得たいのであればお酒はやめるべきでしょうね。
いまどき、会社でも無理にお酒は薦められません。
もし、飲みたくないのならアレルギーがあり発作が起こるといっておきましょう。
これでもお酒を薦めてくるような人とは付き合わなくていいです。
自分のことを大切に思っている人ならアルコールは無理に薦めません。
毒を無理やり飲ませようとする人とは付き合わなくていいです。