クロムハーツの店舗でも中々現物をお目に掛かることができないレターマン。
発売から数年経ちますが、未だに人気が高いアイテムです。
手に入れることすら困難で、よくオークションサイトで見かけますが高額。
プレミア価格を狙って転売屋が群ほど人気があるアイテムです。
ちなみに上の写真のレターマンも新品未使用。
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クロムハーツ レターマン名前の由来
レターマンというのはレターマンジャケットことで俗にいうスタジアムジャンパーです。
スタジャンってやつです。
もともとアメリカではヴァーシティージャケットと呼び、さらに古い呼称に「アウォードジャケット」や「レターマンジャケット」がある。
レターマンジャケットの名前の由来はアイビーリーグと深い関係があります。
アイビーリーグとは
アイビー・リーグ(英: Ivy League)とは、アメリカ合衆国北東部に所在する、名門私立大学8校からなる連盟。
アイビー・リーグは創立年代が他校と比べて古く(中でも古いハーバード、イェール、プリンストンの創立年はそれぞれ1636年、1701年、1746年)、伝統的なエリート校として知られているため、"Ancient Eight"とも呼ばれている。
アルファベット順にブラウン大学、コロンビア大学、コーネル大学、ダートマス大学、ハーバード大学、ペンシルベニア大学、プリンストン大学、イェール大学の8校からなる。
レターマンは「母校のイニシャルをつけることを許された運動選手」の証。
エリート校の中でも、さらに優秀なものだけが羽織ることを許されたジャケットなのです。
「レターマン」のレターは「イニシャルレター」からです。
イニシャルレターは文章を書くときに、第一段落の最初の文字を大きいサイズの大文字で目立たせてる時に使うやつ。
名前でも使用されるあれ。
氷室京介さんならKHみたいな感じのやつです。
クロムハーツのレターマンジャケットにもクロムハーツのイニシャル「CH」がしっかりと付けられている。
階級の差別化に使われていたレターマンジャケットも1900年代に入り大衆化されていきます。
現在のスタジアムジャンパーとしては1930年代に高校・大学選手の代表チームのユニフォームとしてヴァーシティージャケットに変遷していきます。
レターマンジャケットとヴァーシティージャケットは同じですが、差別化を無くしたという意味でここからはヴァ―シティ―ジャケットと呼びます。
その後、イニシャルロゴやマスコットが付いたヴァ―シティジャケットを着て市井の人達が応援することが流行していく。
このようにしてレターマンジャケット(ヴァ―シティ―ジャケット)はストリートの風景となっていくわけです。
スタジャンを羽織っている人を見ても、あれば階級の証だったなんて誰も意識しませんよね。
変化するクロムハーツから名作が生まれる
レターマンジャケットも昔からクロムハーツを知るファンや顧客たちにとっては新しく感じられたことでしょう。
それまでのクロムハーツのようなガッツリとヘヴィーウエイトレザーを使用したアイテムばかりでなく、アパレル全体としてクロムハーツが広がりを見せたからこそ生まれた名作と言えるでしょう。
クロムハーツの変化に対して、反抗的なファンや顧客も多いでしょう。
昔発売されたストリート系雑誌のムックに掲載された顧客のインタビューでも「クロムハーツは変わった」と嘆いていた漫画家がいました。
彼もまた変化の中ので見せるバイオリズム的な波の一か所だけを見ていたに過ぎません。
そういう意味では、現在のラクガキアート風のデザインの中からクロムハーツは何かを生み出そうとしてるのかも知れない。
サイヤ人が瀕死の状態から復活した後に劇的な強さになるように、クロムハーツの中にある芸術性が破壊され、その中から大きく変わったクロムハーツを生み出そうとしているのかお知れない。
なにが変ったのかは分からないけど、身勝手の極意のような凄味を帯びた新しいクロムハーツがそこにあるのかも知れない。
使い込んだクロムハーツ レターマンジャケット
744,120円
使い込んだレターマンジャケットも恰好良い。
エイジングもクロムハーツの醍醐味です。
799,200円
クタッとしたクロムハーツもいい感じ。
まとめ
クロムハーツ熱って過ぎ去っては再燃してくる無限ループ。
なんかもう抜けれそうにない。
一生モノと言うのは新しいアイテムを欲しくなるという意味でも一生づつくのかも知れない。
僕は必然的にレザーパンツに合うアウターが欲しくなる。