こんにちは。
フロイド・メイウェザーとの一戦が終わったばかりの那須川天心選手に挑戦を叩きつけた選手がいます。
総合格闘家のコナー・マクレガー選手です。
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コナー・マクレガー(Conor McGregor)
コナー・マクレガー。
1988年7月14日生まれの30歳。
アイルランド出身の総合格闘家で元UFC世界ライト級と世界フェザー級王者です。
UFC世界ライト級ランキング2位。
コナー・マクレガーはUFC史上3人目の二階級制覇王者。
また、UFC史上初の二階級同時王者でもある。
そう、めちゃ強い人なのである。
貧困時代を過ごしたコナー・マクレガー
貧困労働階級の家庭に生まれ、貧しい生活を送っていた。
10代の頃、彼は配管工として働きながら夜はトレーニングをしていた。
ちなみに日本のプロボクサーも皆、仕事を終えて夜にジムワークですよね。
ある日、コナーは父親にこう告げた。。
父は激怒しケンカになった。
こう言ってコナーは総合格闘技の世界に飛び込んだ。
しかし、彼にはお金がなかった。
貧困な生活中、コナーはトレーニングに没頭した。
そんなとき、孤独だったコナーは一人の女性と出会う。
ディー・デブリン
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その人である。
彼女は格闘技に励むマクレガーを懸命に寄り添いサポートした。
掃除や洗濯をし料理を作り、コナーがジムへ行く前にはトレーニングウエアを鞄に詰めたりと荷造りまで彼女がやった。
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コナーが格闘技のトレーニングに専念できるように、全ての環境を彼女が整えていった。
その時のことをコナー・マクレガーは次のように語っている。
彼女は自分の試合が決まるとジムの送り迎えをし、俺が語る夢を全て受け止めてくれた。
彼女は俺のライフセーバーなんだ。
自分が彼女だったらそんなことはできないだろう。
だから俺は彼女のために全てを捧げるんだ。
コナーはいつも彼女に夢を語っていた。
お金がない生活の苦しさはコナーに大きくのしかかったが、その苦痛からの解放してくれるのは彼女の言葉だった。
「コナー、大丈夫よ、あなたは出来るわ」彼女もコナーの可能性を信じた。
生活保護を受給されるほどの貧困生活はUFCでデビュー(2013年4月)する前週まで続いた。
コナーは自分に負けなかった。くじけなかった。
自分を信じてくれる彼女のために必死で戦った。
そして何より、闘いが好きだった。
コナーが毎日積み重ねたハードなトレーニングがついに実を結ぶこととなる。
積み重ねた努力がチャンスに出会ったのだ。
数々の最強を誇るファイターたちを倒しいき、遂にUFCのチャンピオンベルトを手にしたのである。
世界に名を連ねる最強のファイターとして認められるようになった。
どうでしょうか。
コナー・マクレガーという人物がなんとなくわかったと思います。
そんなコナーはフロイド・メイウェザーと対戦しています。
フロイド・メイウェザー対コナー・マクレガー
コナーマクレガーは2017年8月26日ボクシングルールでフロイド・メイウェザーと戦っています。
結果は10ラウンド1分5秒 レフェリーストップでTKO負けに終わっています。
負けはしましたが、総合格闘技の選手がボクシングルールでメイウェザーとここまで闘えることが凄いと思います。
僕の予想では、ボクシングルールなのでメイウェザーの圧勝に終わると思っていました。
まさか10ラウンドまで試合が伸びるとは思いませんでした。
コナー・マクレガーのハートの強さが目立った試合内容だと感じました。
ファイトマネーはメイウェザーが1億ドル、マクレガーが9900万ドル。
お互い破格のファイトマネーです。
総合格闘家として億万長者になり有言実行の男がコナー・マクレガーです。
那須川天心を挑発するコナー・マクレガー
那須川選手とフロイド・メイウェザーの試合はあっという間におわった。
赤子の手を捻るが如く簡単にメイウェザーが仕留めた。
それなのに、ファイトマネーは9億9000万円。
あれだけイージーなエキシビションで約10億円です。
そりゃ、腕のある格闘家なら金稼ぎに日本で試合をしたいでしょう。
コナー・マクレガーは1月7日にツイッターで那須川天心を挑発します。
東京に行って那須川天心と総合格闘技のエキシビションで戦いたい。
夏前に。
すぐに調整してくれ
この発言に対して那須川選手も応戦。
名前を覚えてくれてありがとう。
私と戦うことを検討してくれること、光栄に思います。
58キロのキックボクシングルールならおそらく近い将来のどこか、リングで会えるでしょう
僕はこれは良い返答だと思います。
メイウェザーとの一戦で那須川選手は駆け引きを覚えた。
階級差・体重差の重要性を知り、自分が有利に動けるフィールドをコナー・マクレガーに提示した。
また、那須川選手は165センチ、55キロ、コナー・マクレガー選手は175センチ、70キロと体格差があります。
マクレガー選手の減量は必須です。
マクレガーが試合をするには過酷な減量が待っている
175センチ70kgのマクレガーが12kgを落とすとなると過酷な減量が必要になるでしょう。
ここで僕が前々から言及しているボクサーの減量問題に辿り着くのです。
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【ボクシング】ボクサーはなぜ過酷な減量に挑むのか?ハングリー精神の裏に隠された謎に迫る
By: MartialArtsNomad.com ボクシングと聞いて思い浮かぶの事の一つに過酷な減量があります。 食事を ...
さて、減量でもし体重を落とせたのなら、どちらが有利か分かりますよね。
そう、コナー・マクレガー選手です。
コレは間違いない。
パワフルな身体の力で迫る重圧は相当なものです。
しかし、過度な減量をせずに億万長者のチャンピオンにまで上りつめたコナー・マクレガー選手がここへきて12キロの減量に挑めるか。
減量って家族まで巻き込みますよ。
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僕の減量中って周りも気を遣って食べないから痩せてくるんです(笑)
井上尚弥選手のお父さんも減量期に入ると尚弥選手の前で食事はしなかったと言います。
コナー・マクレガー選手がが那須川天心が指定する58kgまで体重を落とすとなると、あの奥さんならばコナーと一緒に頑張るでしょう。
そして、彼の身体は筋肉です。
最初の数キロは落ちても、そこから先が地獄でしょう。
骨身を削る作業になると思います。
減量には細心の注意が必要です。
減量中は風邪をひきやすい
身体に脂肪分が少なくなれば免疫にも影響し、風邪などで体調を崩しかねません。
下手な減量をすれば試合でのスタミナがなくなります。
減量でヘロヘロパーになると勝負が面白くなりますが。
体重を落とせなければ罰金
また、体重を落とし切るとは限りません。
落とせずに、グローグハンデで試合なんてことになれば那須川選手が一方的にやられます。
那須川サイドは減量の要求だけじゃなく、もしも体重を落とせなかった場合にはグローブハンデとファイトマネーの減額を要求すればいいでしょう。
コナーマクレガーの目的は小遣い稼ぎです。
金です。
これは譲らない方がいい。
那須川陣営を今回のフロイド・メイウェザーとの試合で学んだのならばルールはしっかりと決めましょう。
相手のルールで戦うのが、どれだけ不利か。がよく分かったでしょう。
まとめ
一番おいしい思いをしたのはメイウェザーですよね。
減量も無しに那須川選手を倒して終了。
コナーマクレガーは那須川戦よりも前に、減量という自分との闘いを強いられるでしょう。