茄子(なす)に栄養はない。という噂を聞いたことはないだろうか。
さすがに栄養がないってことはないが、他の野菜に比べると栄養価は高くない。
茄子の95%は水分で、ビタミン類やカルシウム、鉄などが少量含まれています。
しかし、なすは100g中にエネルギー22kcalしかなくとてもヘルシーな食材といえます。
調理次第で、ダイエットの味方になるんです。
スポンサーリンク
茄子の有効成分
栄養が少ないなすにも、有効成分があります。
特徴的なのは、なすの皮の紫色の色素☆☆
「ナスニン」と呼ばれるポリフェノールの一種です。
抗がん作用や体内の活性酸素を減らす抗酸化作用、動脈硬化の予防、老化防止などがあります。
料理をするなら、このナスニンを残すためにも、できるだけ皮はむかないで調理することをおすすめします。
また、ナスニンは水に溶けやすいため、水につけてあく抜きをする場合は、できるだけ手早く済ませることが大事。
茄子は身体を冷やす
私は、ナスニンの存在を知ってから、焼きなすを食べることがめっきり減りました(笑)
夏野菜は全般に体を冷やす作用がありますが、その中でも特になすは身体を冷やす効果が強い野菜です。
「秋なすは嫁に食わすな」ということわざの通り、冷え性気味の女性は特になすの食べすぎには注意してくださいね。
体のほてりが強い時などになすと食べると効果的。
賢く身体を冷やせれば、夏バテ知らずで、夏を過ごせることでしょう。
また、なすはくせのない味わいなので、煮る・焼く・炒める・揚げる・漬ける・蒸す、どんな調理法にも合います。
茄子を美味しく調理する
By: tomatoes and friends[/caption]
和・洋・中、さまざまな料理にも活躍しますね!
揚げたり炒めたり、油を使って調理すると、なすは色鮮やかに仕上がります。
油と相性が良いなすのスポンジ状の果肉が、油をよく吸収するので、揚げ物はカロリー過多になりがちです。
ですので、家でなす料理をする時は、炒めて食べることが多いです。
なすとしめじの煮浸しレシピ
材料
なす ・・・ 3本
しめじ ・・・ 1袋
ごま油 ・・・ 大さじ1
水 ・・・ 200ml
だしの素 ・・・ 小さじ1
きび砂糖 ・・・ 大さじ1
料理酒 ・・・ 大さじ1
みりん ・・・ 大さじ2
醤油 ・・・ 大さじ2と1/2
作り方
1.なすは縦半分に切り、2~3等分に切り、皮の方に切れ目を入れる。しめじは石づきを取り、小房に分けます。
2.ボウルに煮汁の材料すべてを混ぜ合わせておく。
3.フライパンにごま油をひき、なすの皮側を下にして、弱火で両面焼き色をつけます。
4.3にしめじと煮汁を入れ、10分ほど煮たらごま油(分量外)をたらして完成。お好みで、青ネギや白ネギをかけて下さいね。
ごま油の風味、最高ですよ~ご飯が進みます!
なすを食べるとき、私はよく一味唐辛子をふったり、おろしショウガを添えることが多いです!
醤油は、鹿児島の醤油を使用しています。
横山醸造の母ゆずりこいくちは、鹿児島特有の甘口しょうゆです。かねよしょうゆ 【母ゆずり こ...