レザーのストラップに施されたビーズの装飾が美しいクロムハーツのベルト「GUNSLINGER(ガンスリンガー)」です。
肉厚のシルバーバックルの迫力。
その影にどこか意味有り気な雰囲気が漂っています。
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ビーズの装飾といえばインディアン。
http://photolv2.exblog.jp/21960049
昔の映画や漫画では、インディアンが「悪」で白い馬に乗った「正義」の保安官が銃で倒すというシーンがよく放映されていました。
子供心にインディアンが「悪」だという印象を強く受けた。
しかし、それこそが偏った情報。
情報が操作されていたと言っても過言ではありません。
アメリカ合衆国における白人によるアメリカ大陸西部への進出の為に、原住民のインディアンの95%を殺戮するという現実。
情報が行き渡らない時代において、国民の情報を操るのは容易いことであったのが実感として分かります。
アメリカの西太平洋戦略の巻き添えを食ったのは先住民ですが、もちろんアメリカの負の部分はもちろん描かれることはなく、僕らが小さい頃に見た西部劇はテンガロンハット被った白人が「正義」でインディアンは「悪」という背景の物語を見せられ、僕は洗脳された。
背景にある真実を知ってこのベルトの意味する所を考えてみた。
ガンスリンガーとはアメリカの俗語で「凄腕のガンマン」「銃を使うプロの殺し屋」の意味がある。
意味を持ったベルトにつけられたインディアンジュエリーに連想されるのは悲しい西部の悲劇。
CHROME HEARTSは彼らに対しての追悼の意を込めて、このベルトを作ったと想像する。