こんにちは。
皆さんは「気持ちの力」って信じますか?
強く念じれば「思いは具現化する」という力です。
僕はこの力を信じています。
信じる人は少ないかもしれませんが、具現化系の「念能力」はみんなが持っているのです。
これだけで「生きる力」が変化します。
僕がこの考えを持つようになったのは、内田樹先生のブログからです。
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言葉の変成能力
何度も書いたことだが、多田先生から「強く念じたことは実現する」と教えていただいた。
現に先生はそうやって月窓寺道場を作られた。
私も師の言葉を忘れず、「道場を建てるぞ。道場を建てるぞ」と強く念じていたら、いつのまにか夢が実現しそうになってきた。言葉の現実変成力を若い人は侮りがちであるが、言葉ほど恐ろしいものはない。
「どうせオレなんか・・・」というような自虐の言葉はまっすぐにその人を「どうせ」的状況に繋縛してしまうのである。
自分の状況を否定的に記述することは「自分に呪いをかける」ことである。
自分にかけた呪いを祓うことはむずかしい。
多田先生がおっしゃった「強く念じる」には「悪いこと」ももちろん含まれる。
「悪いこと」を強く念じても、それは高い確率で実現する(現に、私は「悪いこと」を強く念じて実現させたことが何度かある)。
「悪いこと」を実現するのは、「よいこと」を実現させるよりはるかに容易である、と多田先生はおっしゃっていた。
力の弱い人間が手軽な全能感や達成感を求めると、必ず破壊をめざすようになる。破壊は建設よりずっと容易だからである。
「よいこと」を強く念じるというのは、言うほど簡単なことではないのである。
強く念じれば実現する。
しかし、それは悪い状況でも同じ。
「どうせ失敗する」「おれは何をやっても無駄」
という諦めの気持ちは人生の足を引っ張るのです。
それは自分に呪いをかけるのと同じ。
自分にかけた呪いは振り払うことが難しく高い確率で自分に返ってくる。
と内田先生は言う。
仕事で不条理なことを上司から言われたり、道を歩いているとバカに絡まれたり、病気になったり、と人生には思わぬところに落とし穴がある。
その時に「どうして俺ばっかり」「ついてない」と自分の境遇を恨んだりするときもあるでしょう。
しかし、ここが人生の分岐点。
悪い状況のときに「現状を他人の所為にする」とますます悪い方向へと自分が導かれる。
あなたの現状は「過去の自分が作っている」のです。
あなたの気持ちが人生を変える。
あなたが発する言葉でこれから先の自分を変えることができるのです。
本気で念じると手に入るものは多い。
念じる力、気持ちは言葉が現状を変える
と思って辿り着いたのが量子力学です。
ここから更に深く考えていきましょう。
量子とは何か
量子は物質を作っている小さな単位です。
もちろん肉眼では見えません。
物は原子で出来ているというのは聖闘士星矢で紹介されていましたが、量子の中に原子や分子があり、光も光子という小さい単位が集まっています。
空に光る稲妻などや光子ではなく電流をつくる小さな物質の電子などがあります。
僕たちの生きる世界を作っているのが量子というわけです。
量子は我々の世界を形作る最も小さな粒と考えれば良いでしょう。
そしてこの小さな粒の動きを観察するのが二重スリット実験です。
ものの動きや形の変化は既に解明されている点が多い。
水を熱すると100度で沸点に達しで気体になったり、逆に冷やすと氷になったりとかそういった動きはほとんどが解明されている。
しかし、量子のような小さい粒の動きはまだ謎に包まれていて、僕らが思っている既成概念が通用しない、説明がつかない動きをする。
人間と言うのは謎を謎のまま於いておけない。
なんらかの意味を求める。
空白を埋めようと脳が求める。
「量子を動きを調べよう」と行ったのが二重スリット実験です。
二重スリット実験とは
二重スリット実験(にじゅうスリットじっけん)は、粒子と波動の二重性を典型的に示す実験。
リチャード・P・ファインマンはこれを「量子力学の精髄」と呼んだ。
ヤングの実験で使われた光の代わりに1個の電子を使ったものである。
この実験は古典的な思考実験であった。
実際の実験は1961年にテュービンゲン大学のクラウス・イェンソンが複数の電子で行ったのが最初であり[1][2]、
1回に1個の電子を用いての実験は1974年になってピエール・ジョルジョ・メルリらがミラノ大学で行った。
1989年に技術の進歩を反映した追試を外村彰らが行なっている。
1982年、光子1個分以下にまで弱めたレーザー光による同様の実験が浜松ホトニクス株式会社中央研究所によって行われた [1]。
2002年に、この実験はフィジックス・ワールド(英語版)の読者による投票で「最も美しい実験」に選ばれた[3]。
二本のスリット(縦長の穴)を開けた壁を用意します。
ここに細かい「粒」が出るスプレーで吹き付けてみます。
向こう側の壁にはどんな線が引かれるでしょうか。
これは想像に難しくないと思います。
二本の線が出来ますよね。
次に砂よりももっと小さい粒を当てるとどうなるでしょうか。
光子(フォトン)を二重スリットに当てる
光も小さな粒。光子が集まっている。
光りの粒、光子をフォトンと呼びます。
宇宙が好きな人ならフォトンベルトということばを聞いたことがあると思います。
では、その光の粒子(光子)をスリットに当ててみます。
すると・・
二重の線は出来ずに縞模様になるのです。
光ほどの小さな単位の粒になるとお互いの粒同士がぶつかり干渉し合う。
干渉しあったところが暗くなり、重なり合ったところが明るくなる。
なので、縞模様になるのです。
この実験で分かることは、最初に行ったスプレーで吹きつけた砂の様な「粒」の場合は二本の線になり、光を当てたときの光子の様な「波」の時は縞模様になる。
スリットを通りに抜けて二重線になるときは「粒」。
縞模様になるときは「波」という仮説を立てることができる。
では、量子である電子を一発ずつ飛ばし動きを観測してみました。
電子を一発ずつ当てる
電子銃を用い、スリットに向かて一粒ずつ電子を飛ばします。
どうなるでしょう。
一発ずつ打つんだから二本の線が出来ると僕は思いました。
しかし、縞模様になるのです。
一発ずつ「粒」を飛ばしたのに、縞模様になっちゃいました。
一発ずつ打ったのになぜ干渉縞が出来るのか?
干渉縞は「波」だから互いの粒同士が干渉しあってできる。
一発ずつなら干渉しないはず。
なのに縞模様が出来てしまう。不思議です。
じゃあ、一発ずつうった電子はどちらの二本のスリットのうちどちらを通っていくのでしょうか。
スリットの前にカメラを置いて確認してみることにしました。
光を当てたときのように干渉縞が出来ているので、観測してみてました。
すると・・・
縞模様ではなく、二本の線になるんです!!
観測したらこの量子は動きを変えるのです。
「見られている!」という意識があるということなのでしょうか。
量子は私たちの監視下では動きを変えるのです。
まるで、量子一つ一つが意識を持つ様に、私たちの意識と結びつく。
僕としては量子の動きとスピリチュアルを別物とするのは違うと思うのです。
行き着く先は1つの世界です。
結果がどうなっているのか?ということです。
私たちの意識が量子に伝わるのであれば、僕たちの思う気持ちで物事の結果が変わってきます。
意識の違いが結果の違いを生む
例えば、フィギュアスケートの高橋大輔氏とライバル関係あった山岡大祐さん。
小学生の頃は高橋大輔氏は山岡大祐さんに勝てなかった。
山岡さんは誰もが認める天才。
誰もがフィギュアスケートの世界で一流になるだろうと期待されていました。
ところが、山岡さんの足を引っ張ったのが金銭問題。
フィギュアスケートの練習はコーチを付けたり、スケート場を貸し切ったりと年間1000万円以上が掛かる。
山岡さんは小学校最後の大会を優勝した後に、両親からは金銭面でフィギュアスケートを続けられないと告げられたそうだ。
詳しい話はこちら。
【LINK】高橋大輔氏が負け続けたライバルも直面…フィギュアの厳しい金銭事情
しかし、ここで問題なのは高橋大輔さんです。
高橋さんも決して裕福といわれる家庭ではありませんでした。
じゃあなぜ、フィギュアスケートを続けられたのか。
高橋大輔さんの場合は、両親が寄付を募ったのです。
ここに二人の差が出たのです。
「お金がないから諦めよう」と思った人と「お金をどうやって工面しよう」と思う人。
フィギュアスケートを続けるための方法を考えた結果、募金という道を選んだ。
スケートに対する気持ちの差です。
何が何でも成功してやると思う気持ち。
信じる力は僕たちの人生に影響を与える。
それはそ1日では変わらない小さな力です。
しかし、小さな力積み重ねこそが大きな力を生み出す原動力となるのです。
なりたい自分が描ければ、あとは念じること。
その世界は必ずあなたの目の前に光景として広がるでしょう。
まとめ
自分を信じて将来の道を突き進むことが大切。
不安な気持ちは拭い去り、熱く思いを馳せた人に明るい未来はやって来ます。
現在の自分を作っているのは過去の自分。
未来の自分を作るのは「現在のあなた」です。
自分がなりたいもの、欲しい物を強く念じ意識して生きることで将来は必ず開けます。
楽しい人生を生きるのは自分次第ってこと。
以上。