【LINK amazon】SENSE(センス) 2015年 12 月号 [雑誌]
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本は出会いだ。と、僕の先生は教えてくれた。
将棋棋士の羽生善治さんも「本と出合って迷ったら買え」というくらい、本の中には自分が求めていることが書かれていることが多い。
求めているからこそ引き寄せる。
僕は雑誌も必ず見る。
面白いものがあれば買う気満々なんですけど、近頃の雑誌はネットと差別化を出来ていないということもあり、あまり食指が動かない。
今日読んだのは「SENSE」。
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昔、CHROME HEARTSの特集記事の表紙を見て即買いしてからの付き合いだ。
【LINK】SENSE (センス) 2008年 01月号 [雑誌]
この時は表紙を見て即買いでした(笑)
中身も見応えがあって、現在のCHROME HEARTS MAGAZINEよりも読むページが多かった。
SENSE (センス) 2015年 12月号の中身
さて、今年の12月号のSENSEの話。
見開くといきなりクロムハーツの広告が目に飛び込んできた。
グッときた。
いつ見てもクロムハーツは恰好良い。
ここで、こんな広告が出ているということは、本誌の中にCHROME HEARTSが掲載されているという事なのでチェックしていく。
CHROME HEARTS GOLD 22k
今回はゴールドを強く押していました。
やっぱりCHROME HEARTSの22kは恰好良い。
僕も若い頃にユナイテッドアローズのK師匠に「やっぱりゴールドですよ」と諭され見事に買っちゃいました。
いま考えると本当に運が良かった。
K師匠もゴールドの高騰を予想したのではなく、顧客目線で僕におススメしてくれたのです。
雑誌で観ると自分のアイテムが余計に恰好良く見えるんです。
モデルがチラ見せしてた「K&TRING 22k」がめちゃくちゃ恰好良かった。
広告というのは買った後の顧客にも生きてくるのです。
本当はダイヤモンドかブラックダイヤが配置されたものがいいんでしょうけど、いまそれを買うには並大抵の経済力じゃいけない。
売上げがアゲアゲで経費計上として捻出できるくらいに稼がないと僕が死んでしまう。
こうやってゴールドの価格上昇を見るたびに「K師匠」の顔が頭を過ぎる。
K師匠のような顧客目線の接客は後になっても顧客の心に残るものだ。
K&Tリングを巡るCHROME HEARTS OSAKAスタッフとの闘争
ここで面白い当時エピソードを一つ。
某スタッフは僕が「K&TRing 22k」を買うのをなぜか阻止しようとしてたんです(笑)
「KTRing 22kを買うならライダースの方がいいですよ」と急に薦めてきた。
当時は初めて日本人の体型に合う細身のライダースが発表された年で、価格も40万円代だった。確か。
僕もそれに揺らぐ気持ちはあった。
だけどやっぱり22k。
欲しいのはK&TRing 22kなんです。
スタッフは尚も続けて22kを阻止しようとする。
「sanasukeさんが欲しがっている22kのサイズは直ぐに売り切れちゃう可能性があります。今回の入荷では手に入らない可能性もありますよ」
とまで言ってきた。
さすがになんだこの購入を抑制する動きは・・と客である僕も違和感を覚える。
それから数日後、K&TRing 22kが入荷したとの知らせを聞きCHROME HEARTS OSAKAに取りに行くと・・
そのスタッフの指にも俺と同じリングが・・・・
自分が欲しかったんかーい!!
俺の購入を遅れさせて、自分で買おうとしてたんかーい!!
入荷数が少なかったら僕は「K&TRing 22k」を買えていなかっただろう。
そんなスタッフがいまでは・・(笑)
昔はアイテムの入荷数が少なかったので、スタッフと客との取り合いもしばしば起こったんです。
人は満たされないときに欲求が募ります。
これが経済の不思議です。
人気を保つためには常に少し足りない状態を作りつつ、広告を打ち接触回数を増やせばいい。
人気ある振りをさせて人気者にしてしまうアレです。
・・・・
そんな懐かしい話をSENSEを読んで思い出した。
次は車。
威圧的な車が多数掲載されていた。
どれもCHROME HEARTSに合いそうな車です。
パラパラとページをくると。うちの会社にあるメルセデスも掲載されていた。
うちの会社は節税のためにメルセデスを買っている。
会社は・・というか社長が。
なぜメルセデスベンツなの?
メルセデス・ベンツは節税になる
中小企業の社長さんなどは、ちょっと儲かるとだいたいベンツに乗ります。
ベンツは、羽振りのいいビジネスマンのステータス・シンボルでもあるといえます。
なぜ彼らはベンツを好むのでしょうか?
金持ちに見られるから?
それもあるでしょう。
しかし、彼らがベンツを好むのには、会計上の理由もあるのです。
ありていにいえばベンツに乗っていれば節税になるのです。
<<中略>>
普通車の場合は耐用年数は6年なので、購入代金を6年に分散して経費化していくことになります。
たとえば、240万円の車を買ったとします。
これを6年に分けて、経費化していくので、1年あたりの経費計上は40万円となります。
本来はもっと複雑な計算がありますが、わかりやすくいえば、こういうことです。
つまり購入代金を一挙に経費化するのではなく、長い期間をかけて経費化することになるのです。
そして、耐用年数というのは、資産の種類ごとに決められており、購入金額とは関係がありません。
ベンツであっても、マーチであっても、耐用年数は同じなのです。
そうであれば高い車を買ったほうが多くの経費が計上できるわけです。
しかも、ベンツなどの場合は、耐用年数が過ぎた後でも、資産価値が残っています。
6年落ちのベンツでも、中古車屋に持って行けば、けっこう高い金額で引き取ってくれます。
耐用年数が過ぎていれば、帳簿の上では価値はゼロということになります。
耐用年数の過ぎたベンツは、帳簿上の価値はないのに、実際の価値はあるということです。
つまり簿外資産ということになるのです。
このためベンツは、いざというときに売り払えば財産となります。
ベンツは社会的なステータスであり、節税にもなり、いざというときの資産にもなる、ということなのです。
引用は下記著書
posted with amazlet at 15.11.18大村 大次郎
中央公論新社
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なるほどね。
ストレスでうつ病に罹患したり、日々睡眠不足の社員や店長を働かせた金で、社長がベンツに乗って税金誤魔化してるんだということが分かった。
なんかベンツが罪な車に思えてきたぜ。
うーん。SENSEを読んでいると色々と思い出すことが多くて勉強になるなぁ。
休憩時間にいろいろ楽しめた。
そういえば近頃は編集長出てないのかな??