先に言っておきますけど苦言じゃないです(笑)
悪口とかクレームとかそんなんでもない。
変な期待をしないように。
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クロムハーツが呼び覚ます物欲
先日、欲しいアイテムがありクロムハーツに電話をしました。
以前に取扱いがあったアイテムで、筋トレをするようになってから体格も変わり、服装や髪形を変えていく内に急にそれが欲しくなったんです。
あ、これ合う。。てな具合で頭の中でイメージが出来てしまった。
気になったら早速電話し、在庫があれば確保をお願いしようと思いました。
問い合わせた結果・・
現在では全店で入荷がない、またそのアイテムに関してはオーダーも出来ないとの事。
電話を数分で切ってしまったんですけど・・ちょっと勿体ない。
電話でお話をしたスタッフの対応はすごく丁寧で申し分ありませんでした。
しかし、知らないのです。
自分たちの店舗の「凄さ」を。
クロムハーツが放つオーラが人を狂わせる
クロムハーツの店内には独特の空気感がある。
僕の知人がこんな経験をしたました。
昔、ショップスタッフをしていた知人はその店の店長と一緒にLAへ商品の買い付けに行った。
店長はクロムハーツにはまったく興味がなかった。
しかし、LAの商品買い付けの際に立ち寄ったマックスフィールドでクロムハーツが放つオーラにやられてしまった。
visualmerchandising(ビジュアルマーチャンダイジング)というような生易しいものじゃない。
あの独特の空気感が人を狂わせる。
僕が言っている意味が分からない人は、一度クロムハーツショップに足を運んでください。
クロムハーツの空気に触れれば分かると思います。
感受性が強い僕が狂わされた例
僕の話で言うところの、ダガーリング(ダイヤ入り)を購入するためにショップへ行き、ダガーリングを見せてもらう。
ついでに羽織った、ハンティングジャケットに僕の心はガッツリ握られ後日ハンティングジャケットを購入。
その際にクラシックオーバルのバックルとスタッズのベルトストラップも身に着けてしまって・・・結局購入。
後日、ダガーリング(ダイヤ入り)を購入。
ほら、店に足を運ばせるだけでこんなにも売り上げるのですよ。
具現化したリチャード・スタークの世界観って凄いんですよ。
若いスタッフは知らないかもしれませんが、僕らの年代(アラフォー)の人ってクロムハーツの蝕まれているのです。
まぁ買っちゃいますね。店に行けば。
眼鏡だってNADSを修理に出した際に、修理費が高額だからという理由で新しい眼鏡ダッチラダーを買ってしまたし。
そんなわけでクロムハーツの店舗というのは摩訶不思議で魅力的な空間なのです。
それに、僕なんて開店したばかりの人が少ない時間帯に行くし、ダラダラ悩まない。
パッと来店して買う。
マクドナルドの「ご一緒にポテトはいかがですか?」をマニュアルに入れて売り上げを上げたように
クロムハーツはとにかく店舗に足を運ばせる工夫をすると、もっと売上があがりますよ。
その時は買わなくても、今後の売り上げは上がります。
僕のファイヤーマンブーツなんて何年越しのマーケティングか。
店舗へ呼ぶための接客
では今回の電話対応はどうしたら良いのでしょうか。
sanasuke:こんにちは。○○○のブラックで仕様が○○のものが欲しいんですけど。
スタッフ:大変申し訳ないのですが、現在この商品は何年も入荷がございません。
sanasuke:そうですか。オーダーは可能ですか??
スタッフ:そちらのアイテムはオーダーできません。
sanasuke:そうですか、今回は諦めます。
・・・・・
これ持ったないですよ。
もう少し商品についての説明をし、なるべく店舗へ足を運んでもらう。
これが基本です。
sanasuke:こんにちは。○○○のブラックで仕様が○○のものが欲しいんですけど。
スタッフ:大変申し訳ないのですが、現在この商品は何年も入荷が、同系色のモノは何点かございます。
sanasuke:そうですか。オーダーは可能ですか??
スタッフ:そちらのアイテムでオーダーは受け付けできません。しかし、入荷がある場合にご連絡をすることが可能です。
新しいアイテムもたくさん揃っておりますし、一度ご来店くだされば案内させてもらいます。
sanasuke:そうですか、では仕事帰りに通りますので寄らせていただきます。
・・・となる??
なりますよ。
そう、僕はクロムハーツへいく切っ掛けが欲しいの。
奥手なの。
なので、どんどん来られれば断れないの。
先日、クロムハーツのお店に行ったときも、デザイン違いのものがありましたがちょっと心が揺れました。
そんな僕なんで「売る気があれば」僕は買ってたかもしれない。
Sさん相手なら買ってたかもしれない。
買ってたかもしれない。人が買ってたら1000万円ぐらい売上がプラスになる可能性がある。
ちなみに入荷連絡を貰う手続きは完了しています。
入るといいな。
クロムハーツはマニュアルとして店舗に遊びに来てもらうを実施すればいい。
なぜ人はクロムハーツに酔うのか
クロムハーツには興味が無い人でも、その空気感を感じ取れればアイテムを買ってしまう。
なぜか。
僕たちがクロムハーツの店舗に入るということは、クロムハーツのデザイナーでボスであるリチャード・スタークの世界観の中に入るということ。
そこ(ショップ)ではアイテムとショップは一つのものなのです。
エボニーやマホガニー、シルバー素材を用いてショップにはクロムハーツのアイテム群がより輝く。
僕たちが一瞬にしてクロムハーツに心を奪われる理由は、ショップの一部を身に着けている感覚、つまりリチャードの世界観の一部になるということ。
アイテムを見に付けた時、とてつもない高揚感がやってくるのはその所為です。
クロムハーツの空間と一体になった感覚を味わうからです。
これがクセになる。
まとめ
クロムハーツの世界観と言葉にまとめるのは簡単ですけれど、それをスタッフが理解していれば、クロムハーツはまだ先まで進むでしょう。
ショップとの一体感に僕たちは高揚する。
これがクセになる。
癖は中々直せない。
一生、クロムハーツと生きていく。