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【ボクシング】WBSS準決勝!井上尚弥対ロドリゲスの無敗対決を制するのはどっち

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世界チャンピオンが乱立するボクシング界で、チャンピオン同士を闘わせ、真の世界一を決めるトーナメント「WBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)」
ついに、井上尚弥選手の次戦、準決勝戦が決まりました。

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WBSSバンタム級準決勝は5月18日

日本時間の13日、我らがWBAバンタム級王者 井上尚弥選手の次戦の日程がWBSSの公式サイトで発表があった。

日程は5月18日、イギリスのグラスゴーで同級王者のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を相手に行われます。

井上尚弥選手のコメント

「アリ・トロフィーを獲得し、バンタム級最強を証明したい。英国の熱狂的なボクシングファンの前で試合をすることが待ちきれない。皆さんに"モンスター"パフォーマンスをお見せします」

エマヌエル・ロドリゲス選手のコメント

「この時を待っていた。ベストを尽く、アリ・トロフィーを持ち帰る。プエルトリコがスコットランドで輝く」

井上尚弥vsエマヌエル・ロドリゲス戦の予想

ようやく決まった井上選手の次戦です。

ライアン・バーネットが戦線を離脱した今、この試合が事実上の決勝戦とも言われています。

一回戦、井上尚弥選手はスーパーチャンピオンのパヤノを相手に一撃必殺のパンチでノックアウトしました。

 

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打たれ強く、粘りのあるボクシングをするパヤノ選手の意識を断ち切る必殺のブローは、目の肥えたボクシングファンをも唸らせ、井上選手の評価は世界中で格段にあがりました。

実際にあのタイミングでサウスポーのパヤノを相手に内側からワン・ツーを叩き込めるボクサーが世界に何人いるでしょうか。

苦戦を強いられたロドリゲス

一方のロドリゲス選手はジェイソン・マロニー選手と対戦しましたが、中盤から失速しジェイソンのボディーブローをまともに喰らい判定までもつれ込んだ。

判定結果もスプリットデシジョンでなんとか判定勝ちという内容だった。

*スプリットデシジョンとは審判の判定が割れ、接戦の内容だっという意味です、

拳を痛めていたロドリゲス

ジェイソン・マロリー選手との試合を見た印象では、井上選手のノックアウトが濃厚か。とも思っていたのですが、ロドリゲス選手は6ラウンドに拳を痛めていたのです。

いままでの試合に比べ、手数が少なかったのはその為です。

ただ、拳を骨折してもその素振りを見せずに試合を続け、対戦相手をマットに沈めた世界チャンプもいます。

ロシアから日本にやってきたボクサー、ユーリ・アルバチャコフ選手です。

ユーリはピューマ渡久地との防衛戦で拳を骨折していたにも関わらず、それらしき仕草を一切見せずに完封しノックアウトをしました。

その試合の動画がありますので見てみましょう。

5分22秒くらいから見て下さい。

ユーリと渡久地は試合前からピリピリとしたムードを漂わせ、そのままリングに上がった感じです。

よく海外のボクサーはパフォーマンスでやることは多いですが、ユーリと渡久地はマジでした。

ただ、ロドリゲスは今回はトーナメントということもあり、拳を温存したのかも知れませんが試合の内容は良い面があまり出ていませんでしたね。

井上尚弥選手vsロドリゲス戦はどっちが勝つ?

ロドリゲスが試合までに本来の動きを取り戻せば、スピード感があるスリリングな展開になる。

ただし、それも序盤まで。

そして、勝負は一瞬で試合が終わる。

井上選手がパワーで圧倒しノックアウトすると思います。

互いのパンチが交錯する中で、井上選手にロドリゲスが得意とするカウンターを合わせることは難しいと思うのです。

試合のキーポイントは前半です。

井上選手の出鼻を挫かなければロドリゲスに勝機はないでしょう。

井上選手がロドリゲス選手のパンチを見切るより前に試合の主導権を握る必要がある。

しかし、それは不可能に近い。

井上尚弥選手のパワーはバンタム級では群を抜いています。

スピードも一級品です。

井上選手に勝つには、ラフファイトに誘いボクシングをさせないこと。

河野選手が良い感じで井上選手に攻め込んでいましたが、あの感じが必要です。

しかし、身体全体のパワーが強化された井上選手にそれをやるのは難しい。

ラフファイトが得意だったパヤノを井上尚弥選手は身体に触れさせる事なくノックアウトした。

僕は河野選手と試合をしたときの井上選手のイメージが強かったので、ラフファイトを仕掛けて来そうなパヤノ戦が一番のネックになると思っていた。

それなのに、あの瞬殺劇です。

階級を上げて井上選手は体も大きくなり、パワーも格段に上がっていることが予想されます。

というわけで、今回の試合も井上尚弥選手のノックアウトが濃厚です。

対戦相手を見切る井上尚弥「気持ちの弱さを感じた」

井上尚弥選手とエマヌエル・ロドリゲス選手

井上選手はロドリゲス選手と向かい合った事があります。

その時に「ヤバイ感じはしなかった」とボクシングマガジンのインタビューで語っていました。

「フロリダで試合後のリングに上がり、ロドリゲスと向かい合ったとき、気持ちの弱さをどこかに感じたんですね。

対戦する相手ですから、ふだんはどうしても違って見てしまいます。

だからそう感じたんですが、『こいつ、やばいな』というオーラは感じ取れなかったですね。

もちろん、向き合ってでの印象で、構えあったら違う目をしているかもしれません。」

引用:ボクシングマガジン 2019年 04 月号 [雑誌]より(amazon)

戦う前に対戦相手の強さを感じ取る感覚も井上選手の強さのうちです。

それが「見切る」ということ。

相手を深く観て強さを査定するのです。

自分の強さを過信し「あいつに勝てる」という勢いだけの言葉じゃありません。

自分を知り、相手を知ることが試合を有利に運ぶのです。

井上尚弥選手はマーケティングにも向いているかめ知れませんね。

井上尚弥vsロドリゲス戦はWOWOW独占中継!

井上尚弥選手とエマヌエル・ロドリゲス選手とのWBSS準決勝戦はWOWOWで独占生中継です。

日本時間の午前4時30分からですので皆さん早起きしてみましょう!

緊張感のある無敗対決ですので、眠気も吹っ飛ぶでしょう。

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不安要素はWBSSの主催者という大人の事情

さて、試合に向けて盛り上がってきたのは確かですが、リング誌によると、大会の株主同士が出資比率を巡り、対立を深めた結果、打ち切りの危機に直面しているという。

大きな大会とは言っても、そこはビジネス。

お金が動かなければ、何も動かない。

かつて、大晦日を盛り上げ、MMAの面白さを日本中に広めたPRIDE(プライド)も資金繰りに困り消滅した。

現にWBSSに参加した選手にファイトマネーが支払われていないという話も聞きます。

日本が世界に誇るスーパーチャンプの井上尚弥選手も出場しているんだから、この辺はちゃんとやってよね。って感じ。

まとめ

消滅危機か?とまで言われていたWBSSですが、無事に開催されて何よりです。

ボクシングファンとしては、日本が誇れる世界チャンピオンの井上尚弥選手が出場している世界の舞台です。

なんとしてでも開催し、井上選手の実力を全世界に知らしめたいですからね。

そして、このトロフィーを持って階級を上げる。

井上選手の活躍が今後も楽しみです。

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さなすけ

会社経営、個人事業主。 妻と子とサスケ(オカメインコ)とクロムハーツを愛し、筋トレに目覚めたブロガーです。

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