一生モノのブーツとして君臨するWESCOの聖地、WESCO JAPANへ行ってきました。
WESCOのブーツが2足あれば一生、靴はいらない。
そう言われるほど、頑丈な作りと耐久性を誇るキングオブブーツ。
既に僕は4足も保有している。
そう、僕にもう靴は必要ない。
僕が求めているものは既にブランドの影なのだ。
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WESCO JAPANとサイクルマン
1918年にジョン・ヘンリー・シューメイカーにより「WESCO」は創立された。
ファミリー経営を主体とし、現在でも少人数でブーツを作り続けている。
2006年(ぐらい?)からサイクルマンが日本の総代理店となる。
このあたりは明確な記憶ではない。
僕もシューレースは海外のWESCOオンラインから購入してたけど、急にできなくなった。
ちなみに、当時の僕はまだPCすら持っていなかったので、僕の友人が代わりにシューレースを10本ほど購入してくれてお金を支払おうとしたけど「安かったからいいよ」と受け取らなかった。
※こんど合った時に聞いておきます。だけどもう忘れたかもしれない。
サイクルマンが日本の総代理店になったときは、ものすごく叩かれた。
WESCOの価格が跳ね上がったからね。
しかし、いまとなってはWHITE'Sのように資本主義の荒波に飲まれなくて良かったんじゃないか?
WESCO JAPANのスタッフは本物です。
WESCO JAPAN STAFF
WESCO JAPANスタッフのKさんは実際にアメリカのWESCO工房で働いていた本物、いや本者です。REALDEAL。
本国アメリカのWESCOには周囲に山があり、樵(きこり)たちはWESCOのブーツを履き、その山で働いている。
仕事を終えた樵たちは、山から下りてきて「ここを直してくれ」とWESCOの工房にブーツを差し出す。
こういう光景が日常にある文化とファッションとして広まった日本ではその様相は違う。
僕は背景を知っている人、経験を積んだ人間とそうでない職人とでは、完成する作品には明らかな違いがあると思うのです。
WESCOJAPANはしっかりと人を育てているんだと思います。
WESCOのカスタムは32億通り
冒頭でも述べましたが、WESCOは現在も変わることなく少人数でのモノ作り続けています。
人では限られるなか、カスタムの種類はなんと32億通り。
無限といっての過言ではありません。
ここではリビルドも可能。
ボロボロに履きこんだブーツでもリビルドをすれば見事に蘇らせるぞ。
靴自体の作りがしっかりしているだけじゃなく、このようなメンテナンスがあるからこそWESCOは一生モノと呼ばれるのでしょう。
WESCO JAPANとCHROME HEARTSのレザーパンツ
WESCO JAPANで撮影したBOSSとCHROME HEARTSのレザーパンツ。
こういう聖地だとアイテムが活き活きする。
WESCOはもともとCHROME HEARTSの代表であるリチャード・スタークが愛用しているだけあって相性も抜群。
CHROME HEARTSのレザーパンツはWESCOのエンジニアブーツであるTHE BOSSに合わせて作られたと言っても過言ではないでしょう。
だかこそ、CHROME HEARTSはWESCOとのコラボを積極的にやっているのだと思います。
現にCHROME HEARTSとコラボしたWESCO THE BOSSも存在します。
WESCO JAPANとCHROME HEARTSのバッグ
そして、WESCO JAPANで撮ったCHROMEさんの鞄です。
CHROME HEARTSの店内で見るCHROME HEARTSも最高に恰好良い。
場所に負けてない。
ブランドの歴史は違えど、互いに高められる存在に出会った感じです。
CHROME HEARTSはアイテムのポテンシャルを引き出すのが本当にうまい。
これはリチャード・スタークの才能でもあると思います。
タフガイに好まれそうなアイテム群をセレブリティなものに生まれ変わらせたのですから。
まとめ
現在ではクロムハーツのシルバーパーツもWESCOJAPANの工場にあるとスタッフに聞きました。
二つのブランドが寄り添うことで、今後の面白い展開もあるのかも知れない。
WESCOJAPANのようなショップをみると、革モノを使い込みたくなる欲求に駆られます。