CHROME HEARTSの世界観を考察する

2025年10月8日

ストリートからCHROME HEARTSを知った僕にとってRichard Starkの世界観が形となった空間「CHROME HEARTS ONLY SHOP」は魂を揺さぶる衝撃でした。

天井に施されたクロスのレリーフ、エボニーやマホガニーを用いて美しい流線形に彫刻された什器の数々。
そこに展示されたジュエリーやウエアに圧倒されたのを覚えています。

それは一つのアート空間。

商品は単なる「モノ」ではなく「アートの一部」を構成しているのです。

アイテムを購入することで、私たちはCHROME HEARTSの空間を共有し、Richard Starkの世界観を手元に感じることができる。
まさに、CHROME HEARTSというブランドの魅力はショップそのものに息づき、世界を包み込んでいる。

CHROME HEARTSの各アイテムが高額である理由も、そこにあります。
本物が宿るのは、物質ではなく空気そのものだから。

初めて足を踏み入れた時の緊張と興奮は、今ではもう味わうことはできません。
それは「最初の一回目」にしか訪れない、唯一無二の体験だからです。

あの興奮は今も僕の中で生き続けています。
そして、その記憶があるからこそ、いまでもCHROME HEARTSのアイテムに愛情を注ぎ続けているのです。

さなすけ

家族、オカメインコ（天国へ逝く）肉厚レザーのクロムハーツを愛し、筋トレを嗜む。嫌いな言葉「実質0円」「知らんけど」

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