こんにちは。
梅雨入りしてスッキリしない空模様でも、ALDENのコードバンシューズを履きたいときがある。
空が曇っていても、靴がピカピカなら気分は良い。
今まで、水を嫌うコードバンに使っていた防水スプレーは「オールデン レザーディフェンダー」です。
しかし、もう一つ気になる防水スプレーがある。
スエード素材であるクロムハーツ×ビルケンシュトックのボストンを買ったときに一緒に購入したコロニルの防水スプレー。
前々からスエードにも使えるのならコードバンでも大丈夫だろう。と思っていたので
今回は思い切ってコロニルをコードバンに振りかけてみた。
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コロニル防水スプレーで雨を恐れない
COLLONIL(コロニル)は1909年に創業したレザーケア用品のトップブランド。
欧州をはじめとして全世界の約110カ国以上で愛用されている。
ドイツで開発と生産が成されるブランドのコンセプトは「皮革に優しい・人体に優しい・環境に優しい」という
ワールドラブの精神のもと化学的に合成したものを極力排した成分構成を基軸として製造さている。
コロニクルは人体や環境を一番に考える愛情があるからこそ、全世界で愛用されるブランドとなったのです。
人体を思う気持ちが環境配慮という点で世界でも評価をうけるのです。
愛は盲目に与えることによって、自らも愛を注がれる。
愛は決して見返りがないものだけど、返報性の原理(法則)の法則がそれを許さない。
愛は与えることのみを考えたものに注がれるものなのです。
最新の科学によって導き出されたナノテクノロジーを活用したナノシリーズ、
また植物性天然成分で作られたオーガニックシリーズといった時代の牽引する開発力とそれを形にする最新技術で
常に業界を牽引しています。
COLLONIL(コロニル)は皮革表面を覆わず、皮革に浸透するタイプのフッ化炭素樹脂配合防水スプレーです。
皮革を完全に覆わないために、革製品の状態を保つために必要な「革の呼吸」を防ぐことがないため
革を傷めずに期待通りの防水効果を与えてくれる。
また、靴を購入した新品の頃に使えば汚れが付きにくくなるため、後の手入れが簡単で楽になる。
コロニル防水スプレーを吹きかける
コロニルの防水スプレーは吹きかける前にホースブラシで埃をキレイに取り除いて下さい。
容器をよく振ったあとは噴射口を水平に保ちつつ、靴から約20cm程度の距離を置いて表面が軽く締めるまでスプレーをして下さい。
スムースレザーの場合は乾いたあとにクロスなどで乾拭きし、起毛のスエードは乾いたあとにブラッシングです。
コードバンの水を弾く
思った以上の雨の量でちょっと心配になりましたが、問題無く水を弾く。
外出といっても建物内にいる時間の方が長かったですが、駅から自宅まで8分くらいあるのでその間が一番濡れました。
パンツの裾の塗れ具合で、どれだけの雨だったか分かると思います。
自宅の玄関前ではかなりびしょ濡れです。
オールデン(コードバン)の水を弾くコロニル
雨が急に強く振り出したので、心の中で「あ~あ」と声を上げてしまいましたが、コロニルのお陰でガッツリ防水してくれました。
かなり水を弾いてくれてます。
雨天時にどうしてもコードバンを履いてお出掛けしたいときにはこのコロニルをお薦めする。
しかし、革に浸透するタイプの防水スプレーなので、いきなり靴全体に使わずに試塗りは必須です。
皮革なら全ての防水に使える
コロニルの防水スプレーはもちろんコードバン以外の革にも使えます。
僕のようにCHROME HEARTSのレザーを愛する方々であればきっと役に立つはず。
僕の場合、いままでCHROME HEARTSのレザー製品には防水なんて使ったことは無かったですが、20年近く使っているレザーアイテムがほとんどなので、防水の処置はやっておくべきかな。と思います。
人間の身体のメンテナンスと同じ考えです。
一度や二度ほど雨に打たれても問題無いCHROME HEARTSのレザーでも、数十年使うとなるとダメージの蓄積が気になるところです。
現に当時は「CHROME HEARTSのレザーは濡れても問題無い」と接客を受けたとはいえ、僕が購入する時点で「数十年」使い込んだ人達っていませんでしたから。
また、現在では素材の質も変わっているでしょうし。
防水のメンテナンスとしてコロニルはCHROME HEARTSとも相性が良いかもしれません。
エイジングにも防水スプレーが必須な理由
自宅に戻ったコードバンは一仕事を終えすっきりとした表情です。
水によるシミの様なものは見受けられませんが油断は禁物。
コードバンが水に弱い理由は以前にお話しました。
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コードバンは濡れても問題無いのか?雨の日に履いたALDEN(オールデン)
オールデンのコードバンシューズで出掛けようと思っていたところ朝からの雨。 昔からコードバンは水に弱いとされている。 果て ...
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以前の記事を呼んでもらっても分かると思うのですが、びしょ濡れになるような大雨でなけれコードバンでも大丈夫でしょう。
僕は何度か雨天時にオールデンを履いていますが、コードバンの光沢も健在です。
それどころか、強さと迫力が備わり風格が出てきたように感じます。
オールデンの様な男の靴は適度なストレスがある環境の方が強くなるのかと錯覚させるほど凄味を増します。
革は人の精神と違ってストレスを与えたら強くなるという代物ではないと思います。
懸念による変化をエイジングという名のもとに進化と呼ぶのは人間のエゴイスト。
意味付けすることによって経年の変化を価値に置き換えているのです。
だとするならば、新品の頃よりケア用品でレザーを守るのが愛情というものではないか。
年齢を重ねるごとに、エイジングに対しての考えも日々進化する。
これもまたエゴ(笑)