「考察」シリーズ ALDEN(オールデン)2210です。
写真は購入から2年が経過した2210 Uチップです。
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ALDENは1884年、マサチューセッツ州のミドルボロウにCHARLES H.ALDEN氏によって設立され現在靴メーカーとして、4代にわたる歴史を持つ会社です。
並外れて上質な素材が使用された紳士用トラディショナルシューズの製造に加えハンディキャッパーの足にでも適宜にフィットし均整回復を可能にする整形法のデザインの分野を開拓します。
ALDEN社はこの高度な専門分野の先駆者として知られています。
そんな歴史をもつオールデン。
私の第一号オールデンは新婚旅行の地、ハワイで手に入れました。
新婚旅行、しかも初の海外ということでテンション上がりまくりでハワイに到着し
ホテルにチェックインした後、真っ先に向かったのが「Leather Soul Hawaii」。
革靴を買いにいくのに裸足にサンダルで現れ
店内を物色していた私に靴下を貸してくれた
スタッフの優しい対応は昨日のことのように覚えています。
そこで手にしたのがこの2210。
オールデンを購入するにあたり決定事項が以下の二つ。
・「カラーはダークバーガンディ」
・「レザーはコードヴァン」
以上は確定事項として持ちながら、あとはフィッティングと履いた感じで決めました。
オールデンのサイズとラスト(木型)
ラスト(木型)はABERDEEN LAST(アバディーン・ラスト) を使用したサイズ「8」のD。
足がスッポリとはまる感覚が心地よかった。
オールデンはラストによってサイズが異なるため、同じサイズを購入しても足に痛みを伴う場合があります。
この辺りは個人輸入や通販でお求めの際には気をつけたいところです。
ちなみに、オールデンの木型で有名なモディファイドラストはハンディキャッパー用のラストを健常者用にモディファイ(修正・改良)したことからそう呼ばれるようになりました。
ALDEN(オールデン)2210の履き心地
ハワイでの購入後、2210を履いたのは日本に帰ってきたからでした。
正直いって履き始めは小指の辺りが多少痛かったかな。
革も硬い感じがしました。
けど、数ヶ月後には見事なくらい足にフィットしていた。
いつからか足の痛みを感じることを忘れ知らないうちに馴染んでいたという感じ。
さすがオールデン。
オールデンを鏡面磨き
オールデンの魅力とも言うべきコードバンのレザー。
コードバンは磨き方によって、素晴らしい光を放ちます。
手練の方になると革の表面がまるで鏡のように
光を反射させることが可能なのです。
そんな技を身に着けるには回数を重ねて習得していくしかないでしょう。
靴磨きにも合理化はできないと思っております。
頻繁にお手入れをして磨いてやればオールデンはあなたの期待にこたえ、見事な光沢を見せてくれます。
コードヴァンの魅力に一層引き込まれれることでしょう。
ちなみに私は鏡面磨き練習中です(^。^;)
オールデンは一生モノ!?
革のスニーカーといっても過言ではない履き心地とコードヴァンの深みのある艶。
「経年変化を楽しめる」というのは一生モノのアイテムに共通しているファクターです。
オールデンは一生モノと呼ぶに相応しい靴なのです。
大切に使い込みその革の質感をこのブログで伝えていきたい思います。
一生モノを語れるのは10年後の記事だと思います。