sanasuke作「ちきりんさん」
ちきりんさんのエントリー「次回の目標は「はい」を減らすこと!」を読みました。
ちきりんのブログは本当に面白いし、歯切れもいい。
で、そういう切り口にラジオ番組のプロデューサーが食いついたのかどうなのか分かりませんけど、東京FMのラジオ番組でコメンテーターをやっているそうです。
反省するちきりんさん
ちきりんさん、どうやら思ったとおりに行かなかったようで、反省しています。
以下がちきりんさんの反省。
・「はい」「はい」言い過ぎ。なにこれ・・・
・相づち打ったことないのか、あたし。
・語尾が「発言」っぽいんだよね。コメントしてる感じじゃなくて。「○○でーす。○○と思いまーす。終わり」みたいな
・ちょっと早口? (電話インタビューの時の)
・「なるほど」ばっかり。相づち系の語彙が少なすぎです。
・質問が途切れがち(独立しすぎ)じゃない? 相手の発言にたいして、更に聴くっていう感じになってない。(後半はちょっとそういうの出てきた タブレットの話のあたり)
・うーんみたいな、ぼんやりした声、変です。相づちになってません。
・笑うのとかはいいかも。
・すごいぼーっとした人みたいに見える(聞こえる)よね。まあ、それはいいのかな。そのほうが?
・後半のゲストとの会話のところは、自然な感じでいい感じ。
・相変わらず「はい」多い。ひどいなー
・「うん」ってどーなの?
・「はい」と「なるほど」しか言えない私です。
・あと「うーん」も変。
・「はい」って何回言ってるんだろ。40回くらい? 60回くらいかな。
・多すぎ!!! 静かに聞け! (あたし)
・低い声なのに、時々キンキンするよね。これはやめたい。
・でも最後のほうが最初のほうよりいい感じ。
ちきりんさんが自分に向けた反省です。
わかる。非常にわかります。
頭では分かっていても動きの流れの中でソレを行うのは難しい。
少し気持ちの分かるsanasuke
なぜ、そんなちきりんさんの気持ちが分かるのかというと、僕の会社では毎日朝礼があってそのときにスピーチがあります。
1分間程度なので「簡単に喋れるわ」と思っていたのですけど、実際にやってみると「話そうとしている事」の半分も言えないです。
バイトや部下に向かって注意事項を話すのとは訳が違います。
年上の人や上司、先輩、後輩、部下と様々な人がいる前でスピーチすると色々なことが頭を巡り簡単に話を済ませてしまう。
もっと自分では深いことを考えて発言しようとしているんだけど、口に出すと軽くなったりする(笑)
僕自身のキャラの問題なのか、何なのかはわかりませんが不思議です。
動画の撮影は難しい
僕もユーチューバーとしてデビューしようと思い立ち、動画を作りました。
自分が所有しているアイテムのエイジングを見てもらいたくて撮影してみたんですけど・・・これが難しかった(笑)
子供たちが騒ぐので撮影は夜中。
動画の前に原稿を作ったけど覚えるのに時間が掛かるし何度も良い間違いをするし・・
そんな僕の動画です。
これでも、何度か取り直しているのです(笑)
流動的な中での文章力 知的反射神経
ブログって書きながら考え、それを調べたり言い方を変えたり文章を作っていくことができますが「話す」のには反射神経が必要です。
知的反射神経。
お笑い芸人の方ってこれが凄い。
政治家のディベートとはまた違う。
人を笑わせながら話したり、反射的に物事に返答したり、ブログでの言説は多様性があり独特な切り口ができても、流れる動きの中では「思ってること」と「話すこと」が同一線上に乗ってこないんです。
向き不向きを考える
ここで考えるのが為末さんの本にも書かれていた事を考える。
諦める力。
動画を撮ってみたわかった難しさは勉強になったし改善点も見えてきた。
何より楽しいです。出来上がった動画を見ると照れもありますが何より楽しい。
本人が「楽しい」と思えることが一番重要です。
僕は仕事の関係上、プロのテレビマンに知り合いがいる(笑)
プロに撮ってもらい、構成してもらった動画は「どう違うのか?」という検証もやってはみたい。
なのでちきりんさん同様に失敗しながら動画は続けていきます。
本物のラジオと自作youtubeとではスケールが違いますけどね。
次は保存期間が切れる前にに、ちきりんさんのラジオを聞いてみたい。