
2001年4月1日に、僕がCHROME HEARTS OSAKA SHINSAIBASHIで手に入れた「SHEARING FEED」は、単なるバッグ以上の存在になった。
日常の風景も、旅先での時間も、いつも肩にぶら下がっていた相棒です。
気が付けば20年以上の時間を一緒に過ごしてきた。
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エイジングを重ねるCHROME HEARTSのバッグ
長く使えば当然として帰結として、避けられない“劣化”がある。
ある日、鞄の側面が裂けたとき、胸の奥がスッと冷えた。「ついに来てしまったか」と思った。
修理に出すか、このまま保管してしまうか。
迷った末に僕はもう一度、こいつと歩きたくてリペアを依頼した。
そして幾度となく修理に出してはSHEARING FEEDは復活をしていた。
しかし、今回は酷いダメージを負ってしまった。
レザー自体の劣化から小さい破れが徐々に広がってしまったのだ。
ダメージを負うCHROME HEARTSのバッグ

経年が進むに連れ、その破れは広がった。
バッグの底面が破れたとき、僕は大きな決意と共にバッグのリペアを依頼した。

なぜ決意が必要なのか。。。それはCHROME HEARTSのリペアが有料になってしまったからだ。
昔は無料だった修理が有料になった問題については以下の記事を参照してください。
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CHROME HEARTS訴訟「修理は一生無料」問題
こんにちは。 CHROME HEARTS(クロムハーツ)というブランドは高額だけど、その修理に関しては一生無料と言い放っ ...
CHROME HEARTSのレザーバッグは僕の想像以上に迫力を増してリペアから帰ってきた。

革の補修、ステッチの再構築。
職人が丁寧に手を施し、以前の状態よりも血の通ったバッグへと生まれ変わった。
■修理前の動画はこちら
修理を終えた今の姿をYouTubeにもアップしています。
■修理後の動画がこちら
バッグは人が使うツールであることは理解しています。
しかし、ツールとして扱うのではなく、愛着を持ち育てることで「時間の器」に進化する。
今日から、この相棒と新しい日々を重ねていく。
そう思うと、少し誇らしい気持ちになる。
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