こんにちは。
久しぶりに物欲に負けたsanasukeです。
いろいろなブランドとコラボを成しているクロムハーツですが、その中でもクロムハーツにとって特別な存在と言えるのが・・・COMME des GARCONS
クロムハーツファンの間なら、このコラボには特別な意味を見つけることができるでしょう。
CHROME HEARTS(クロムハーツ)とCOMME des GARCONS(コムデギャルソン)
二つのブランドのコラボレーションは今に始まったわけじゃない。
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CHROME HEARTSとCOMME des GARCONS
CHROME HEARTSとCOMME des GARCONSの付き合いは業務提携をしていたユナイテッドアローズより長い。
付き合い云々という話よりも、日本にクロムハーツを上陸させたのはCOMME des GARCONSの川久保玲氏です。
視野の広い慧眼を持つ川久保玲氏がクロムハーツを見逃すはずがありません。
世界各国から川久保氏のアンテナに引っかかったアイテムを集めたギャルソンの青山店。
その中の一つにクロムハーツがあった。
クロムハーツの世界観
上質なレザーを用い、美しいシルバーで装飾されたライダースジャケットがセンセーショナルを巻き起こす。
あなたがクロムハーツのウエアを初めてみたときの衝撃を覚えていますか?
ワイルドなレザーウエアに漂う品格は矛盾を共存させる大人のブランドの証。
当時としてはまだクロムハーツのオンリーショップが無かったのに、それぞれが世界観を共有できた。
ここにクロムハーツの強さがある。
CHROME des GARCONS
コムデギャルソンの川久保玲氏によって日本に紹介されたリチャード・スタークは当時の状況をこう語っています。
興奮したね。うれしかったよ。最高だった。
あれは確か‘91年のことだったと思うが、俺はパリでショウにも出演したんだ。
(註:コムデギャルソンオムプリュス‘91春夏コレクション。
このショウはエスニックをテーマに掲げ、吉田カバンの吉田克幸氏、ハリウッドランチマーケットのゲン垂水氏も出演した)。
だから、彼らへの感謝の意味を込めて、彼らのシャツのボタンを外してそこにクロムハーツのボタンを付けたんだ。
それから、タグのCOMME des GARCONSの文字をCHROME des GARCONSって書き換えてやったんだよ
CHROME HEARTS(クロムハーツ)Richard Stark(リチャード・スターク)インタビュー vo2
ギャルソンの川久保玲に認められたのはリチャードとしても非常に嬉しく誇らしかったのでしょう。
ギャルソンシャツのボタンをシルバーにしタグを「CHROME des GARCONS」に変えたのはリチャードの喜びと
COMME des GARCONSに対する敬意の表現だったのでしょう。
クロムハーツとコムデギャルソンは深い部分でつながっている。
クロムハーツとギャルソンのコラボアイテムは軽い企画モノというビジネス視点ではないファッションの物語がある。
だからこそ、僕は欲しかった。
ずっと欲しいと思っていたのがこのTシャツ。
すぐに完売した
ギャルソンシャツとのコラボTシャツです。
僕が現物を見たのはCHROME HEARST OSAKA(以下COS)でレディースものを一点。
メンズは即完売だったようです。
転売とクロムハーツ
余談ではありますが、クロムハーツの限定アイテムというのは人気があります。
コラボをするブランドによっては定価以上の価値が付く。
需要と供給の
バランスを崩すことでこのような現象が起こる。
崩すこと・・書いているのは僕はこういうのは企業が得てしてやっているものだと思っているからです。
要するに完売するであろう数にしておく。
売れ残る心配もないし、うまくいけばブランド価値も上がる。
「人気がある」ように思わせるのは需要と供給のバランスを崩し完売状態を作るのが手っ取り早い。
経済の世界を見
てもこれはわかりますよね。
株でも自社株買いをして株を消却すれば株の価値が上がる。
それと一緒で市場に出回っている数が少ない方が価値はあがる。
ブランドがこれをやるには「知名度がある」というのが大前提ではありますけど。
ブランドと付加価値
ブランドにとって付加価値は大切です。
買ったあと
に価値が上がるの顧客にとっては嬉しいものです。
自分に先見の明があったと思えるし満足感にもなりますから。
また供給量が少ないことは他人と被ることがないという点でも嬉しい。
他の人が持
っていないものを持っている。
ブランドにとってこの価値観て大切な気がします。
付加価値と転売
CHROME HEARST x COMME des GARCONSとのコラボシャツのようなアイテムは負荷価値が付く。
定価で買っても高く売ることが出来るんです。
しかも倍以上の価格。
先日、発売されたOFFホワイトとのコラボも既にプレミア価格です。
ガンズとのコラボTシャツはヤフオクで20万円近い価格で取引されました。
このようにクロムハーツのコラボティーシャツは価値が上がりやすい傾向にある。
定価で買って利益が生まれるのならば「お金」が目的の人が集るのです。
これは必然。
「クロムハーツのデザインが好き!」という身に着けることを前提とした顧客ではなくそれを転売して
儲けようとする「お金が好き」な人たちにアイテムを奪われるのです。
仲良くしてたCOSのスタッフによると「仕事の無い人たち」に小遣いを渡し店舗に並ばせて購入するみたいです。
「おまえ着るわけないやん」っていう見るからにファッションに興味のないオジサン&爺ちゃんたちが数人で買っていくとの事でした。
転売をさせたくないのであれば、買わなければいいんですけど「お金の価値」も人それぞれ。
2万円のTシャツでも「4万ぐらいなら買うよ」という人も大勢いるのです。
クロムハーツとギャルソンのような単独でも人気があるメゾンならば仕方がありまん。
現に僕も買ってるし(笑)
CHROME HEARTSとCOMME des GARCONSのTシャツ
流れに流れて僕のもとに辿り着いたコラボTシャツ。
保存用として購入したのか、転売目的なのかは不明ですけど新品のタグ付きです。
常態は良好。
購入したのは楽天のRINKANさんです。
RINKANさんは楽天市場内でもクロムハーツを多数扱っていますが状態が非常に良い。
以前、トレーニングウエア用にクロムハーツのロンティーを買ったんですけどその時も状態が良かった。
さて、このT-shirt僕は4万円で買いました。
高いですか??
高いですよね。
ユーズドのTシャツに42538円だなんて。
僕はクロムハーツの価格には、クロムハーツショップで受けるサービスの価格も含まれているとツイッターで呟いてました。
クロムハーツショップを見ると、あの場所で買うという行為もパッケージとして価格に盛り込まれている。つまり、クロムハーツショップでのサービス料が高額なんです。だから、いくらクロムハーツとは言え、ユーズドのTシャツに数万円も出せない。 pic.twitter.com/qGYFxDpkz2
— sanasuke (@sanasuke) 2017年4月6日
本当にそう思いますよ。
しかし、物欲を抑えられなかった。
商品力と先に述べてギャルソンとクロムハーツのストーリーにやられた。
物語こそがブランドだし、まだ純潔だったクロムハーツと関わったギャルソンとのコラボ。
ブランドってタグなんだな。って改めて思います。
そこに価値を見いだせる人しか価値がない。
でも、その価値を感じられる人が一人以上いればそれは取引されるのです。
全国に展開できるネットショッピングの強さとも言えますよね。
CHROME HEARTSとCOMME des GARCONSのTシャツのデザイン
デザインが何よりも僕が好きな感じ。
ギャルソンのロゴを覆うようにあるのはクロムハーツのスクロールラベルがランダムに並んでいます。
さて、ユーズドを購入した際に気を付けたいのは「本物・偽物」という点でしょう。
僕はコラボTシャツって実はこの一点のみなんです。
付加価値にあまり興味を持てる方じゃなかったので今まではほぼ無視してたんですよ。
なので、タグにしても比べるものがない。
そこで、ここに掲載してみなさんに見極めてもらおうと思います。
まとめ
このTシャツはデザインが凄く気に入って、当時はネットでコラボを知ったその足でクロムハーツへ買いに行ったのですが間に合わず・・・。
いつかは絶対に欲しいと思いながら数年。
やっと手に入れることが出来ました。
嬉しいです。
いつまでも欲しいものを手に入れて素直に喜べる人でありたい。
おもちゃを買ってもらって喜んでいた若き日のあの頃をいつまでも心の中にもっておきたい。
少年の様に。
COMME des GARCONS