念願のブーツを購入してから早二年。
ガシガシ履きまくっているクロムハーツのWESCOカスタムブーツ THE BOSS。
控えめに輝くガンスリンガーとスクロールラベルがボトムを引き立たせる。
そんなクロムハーツのブーツはエイジングも素晴らしい。
スポンサーリンク
WESCO THE BOSSのデザイン
汎用性が高いシンプルなデザインも好みの理由。
11インチハイトはブーツインをすることはなく、顔を出すのは短靴と同じ部分。
ただ、鈍く光るガンスリンガーのバックルとヒールに施されたスクロールラベル、それに脚を組んだときに見える肉厚の革が
普通の革靴ではない片鱗を見せつける。
履きこなす意志力
このブーツはただのブーツではないということは先述した。
履く者を選ぶ。
試されるのだ。
WESCO THE BOSSのレザーは硬い。
バイクに乗る者の足を守るため、BOSSは強靭に作られた。
そのため人間ごときの皮は革にはかなわない。
初代、WESCO THE BOSSでは楽勝だった。
だから同じBOSSなんだから楽勝だろうと高を括っていた。
しかし、予想は外れ私の脛の皮は破れて、勝負にも敗れた。
痛い。
履くたびに傷口がまた開く。
意思の力が弱い人は履き続けることは困難でしょう。
頼もしいブーツ
分厚く硬い革との戦いを強いられるけど、殴り合ったあとは親友になる戦友のように、いつも傍に置いておきたくなるブーツです。
この記事を書いている今も履いているし、週に4日以上履くこともある。
最近ではオン・オフ関係なくクロムハーツのブーツを履いて出かけている。
クロムハーツの重さが足下にあるだけで気持ちが落ち着くし背筋が伸びる。
摩耗するヒール
お気に入りのブーツは使用頻度が高い。
その為、ヒールの摩耗が激しい。
写真を見てもらえればわかると思いますが、かなり擦り減っています。
僕は踵(かかと)を擦って歩くタイプではないですけど、ここまで擦り減っています。
ヒールの交換時期
まだヒールのレザー部分にまでは到達していませんが時間の問題でしょう。
しかし、よく見てください。
クロムハーツのブーツの場合はレザーに到達すると同時にシルバーのスクロールラベルにも当たってしまう。
そう思いながらスクロールラベルを触ると・・グラグラ揺れる。
スクロールラベルがグラグラ動くではないか。
乳歯から永久歯に生え変わる直前の子供の歯のようにグラグラ揺れている。
熱を帯びたアスファルトが揺れ動くようにゆらゆら揺れている。
そろそろ修理をしたほうがいいかも知れない。
日本の正規店で購入したクロムハーツのブーツはオールソール交換は5000円、ヒール交換は無料。だったよね。
交換無料があったので、ガシガシと履きまくっていた。
完全に取れるまで履いてやろうか・・・。
シルバーパーツが取れたらどうなるのか
そういえば、いまってシルバーパーツを無くしたらどうなるんでしょうか?
昔は新しいパーツに無料で交換されていました。
シャーリングフィードのボタン、1ZIPウォレットのボタン。
取れたシルバーパーツをクロムハーツ側に渡しているけど、そのパーツは僕に返却され新しいパーツで修理してくれていた。
現状はどうなのかは不明。
まとめ
クロムハーツの魅力って、やはり使い込ん姿が格好良いという事だと思うんですよ。
僕はどちらかというと古着をあまり好まないタイプだったんです。
使い込まれた革モノを見てもなんとも思わなかった。
高校生の頃、友人が履きこんでいたレッドウイングのエンジニアブーツをみても
普通にスルーして目に留まることもなかった。
そんな僕が使い込んだモノを初めて恰好良いと心から思えたのがクロムハーツでした。
高額な理由もそこにあって、とにかく「ながく使える」んです。
生涯、7200円のズボンを100本買うのであれば720,000円のレザーパンツ1本の方が良いと本気で思わせたビジュアルでした。
使いこめばその領域に近づけるということが最大の魅力なのです。