By: Okko Pyykkö
「気持ちが大切」
とはよく言いますが、これは本当です。
「気持ち」さえ強ければ体型を変化させることは簡単なんです。
年齢とは無関係な次元にあります。
しっかりとした強い気持ち「意志」を持ってダイエットを完遂した男がいます。
カール・ラガーフェルド。
彼はどのような意志を持ちダイエットに挑んだのか??
どのようなダイエットに取り組んだのか??
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カール・ラガーフェルド
By:Siebbi
1933年9月10日、ドイツのハンブルグに生を受ける。
1982年、低迷の中を彷徨い経営悪化で最悪の状態のシャネルのデザイナーとして契約を結ぶ。
しかし、この契約に関してはカール・ラガーフェルドの取り巻きや多くの友人から反対されていた。
シャネルの仕事に就くことになったカール・ラガーフェルドは83年にオートクチュールを手掛ける。
その後84年にはプレタポルテ(既製服)と取り組み、カールのデザインが高い評価を受ける。
カールの功績によりシャネルは見事な復活を遂げ、現在でもシャネルのデザイナーを務める。
類い稀なるセンスと才能を溢れさせるファッション業界の御仁です。
カールがダイエットを開始したのは2000年。
13カ月で42kgの減量に成功しています。
その当時の年齢が67歳ですから、現在83歳ということは16年間は体型を維持しているのです。
カール・ラガーフェルド ダイエットの目的
そんなカールの目的は一つ。
エディ・スリマンによるディオール オムのスーツを着ること。
ダイエットの開始当初は違ったかも知れませんが、最終的にはそう語っている。
年齢なんて関係ありません。
楽天市場でディオールオムを見てみる
HEDI SLIMANE (エディ・スリマン) のデザインしたDior
出典:www.benjaminkanarekblog.com
エディ・スリマン(Hedi Slimane, 1968年7月5日[1] - )は、フランス出身のファッションデザイナー。
20世紀終盤頃から21世紀初頭にかけてのファッションブランド「イヴ・サン=ローラン」および「ディオール・オム」のクリエイティブディレクターとしての活動が最も広く知られている
「少年性」と「ロック」をテーマにした繊細な作品群は熱狂的なファンを多く持つ。
また、最近では、フォトグラファーとして、雑誌、ビッグメゾンの広告などの仕事もこなしている。
「VOGUE HOMMES JAPAN」創刊号にて、「デヴィッド・ボウイ、ポール・ウェラー、ザ・クラッシュのポール・シムノンからかなり影響を受けた」と語っている。
いずれもイギリスのロック・ミュージシャンである。
また、ザ・リバティーンズのピート・ドハーティに熱狂し、自身が撮影した写真集まで出している。フランス・パリにおいて、チュニジア系の父親とイタリア系の母親との間に生まれた。
1988年 - パリ政治学院を卒業後、エコール・ド・ルーブル(ルーブル美術学校)で美術と歴史を学ぶ。
1990年~1997年 - ジョゼ・レヴィのメゾンやジャン・ジャック・ピカールの元で働く。
1997年 - イヴ・サンローラン・リヴ・ゴーシュ・オムのディレクターに就任。
2000年 - クリスチャン・ディオールに招かれ、ディオール・オムのディレクターに就任。
2007年 - 2007-2008 A/Wコレクションを最後にディオール・オムのクリエイティブ・ディレクターを退任。後任にはスリマンの元アシスタント、クリス・ヴァン・アッシュが就任。
2012年 - 3月7日、イヴ・サンローランのクリエイティブ・ディレクター就任を発表。今回は、メンズ・ウィメンズの全コレクションを統括する。ブランド名を「サン・ローラン・パリ」(サン・ローラン)とし、ネームロゴも一新した。
Wkipedia:エディ・スリマン
HEDI SLIMANE(エディ・スリマン)は1968年、フランスのパリに生まれる。
フランスの名門校グランゼコールを卒業。入学難易度の高さは世界的にも屈指。
スキニーな自分の体に合う服がないからと、16歳で洋服を作り始めたが全ては独学である。
※この辺りはCHROME HEARTSのリチャード・スタークと相通ずるものがある。
97年にピエール・ベルジェはエディ・スリマンをイヴ・サンローランのメンズウェア・ディレクターに抜擢。
しかし、グッチによるイヴ・サンローラン買収劇の中、エディは2000年にメゾンを去ることになる。
2000年、クリスチャン・ディオールに招かれ、ディオール・オムのディレクターに就任。
ここで彼は自身のスタイルを貫く。
十代の頃と同じファッション哲学であり、スキニーでタイトなシルエットのスーツだった。
スキニーシルエットのブラックスーツに細身のブラックタイを締めたスタイルは男性のみならず、女性からも高い支持を受けた。
その後、07年にDiorを去るまで、エディ・スリマンによる『Dior HOMME』のコレクションは社会現象を起こすほどの伝説としてファッション業界に伝わっている。
僕は思う。
「できる人」とは「やる人」であり、やる方法を考える人である。
やり方を探す人は一流にはなれない。
やる人だ。
ちょっと脱線したので話をカール・ラガーフェルドのダイエットに戻す。
カール・ラガーフェルドのダイエット方法
2000年の秋からダイエットをスタートし、13カ月で42kgの減量に成功したのは冒頭で述べた。
医師ジャン‐クロード・ウドレーの理論によるダイエットです。
といってもカールは運動が大嫌い。
以下のような発言もしています。
運動ばかりしている人は洗脳されてる。
退屈でたまらない。
食べ過ぎるから運動してるんだ。
私はそもそもあまりたくさん食べないから、落とすものもないんだよね。
僕が推奨する「筋トレ」なんて以ての外でしょう。
ということは、食事の調節で痩せたということになります。
摂取カロリーと消費カロリーのバランスですね。
そう、カロリー収支です。
13か月という長い期間だと身体の負担も軽減されるでしょう。
チートデイを入れながら長期間のダイエットは自分の身になります。
カールは「温野菜」や「プロテイン」と「ダイエットコーク」で痩せたと言っているようですけど、プロのコックが付いているので栄養バランスは問題ない。
プロテイン=タンパク質です。
タンパク質は身体を作る必須の栄養素です。
コレを抜いてダイエットは考えられません。
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プロテインを飲むと筋肉つくの?←つきません。寧ろダイエットに向いている。プロテインに関する誤解を解く。
By: Adam Pieniazek ボディービルダーたちが愛用しているであろうプロテイン。 飲むとボクもワタシもムッキ ...
この話から察するに、ここで用いられたのも【RIZAP】などで実践されている「糖質制限ダイエット」というのは想像に難しくない。
ただ、素人は糖質(炭水化物)だけを抜いてしまいがちになるけど、それはダメ。
ダイエットというのは全ての人によって違うプログラムになるものなんです。
その上でカロリー収支や栄養バランス、それに筋肉を鍛えたボディバランスを組み合わせて美しく身体を作れるのがプロのトレーナーの仕事。
短期間で結果を出すのは簡単じゃないんです。
ライザップでもカール・ラガーフェルドのような御仁がきたら絶対に無茶な筋トレはさせませんよ。
嘘と思うなら無料相談であなたの悩みをぶっちゃけてみたらいい。
プロの話を聞けば、いかに自分が無知だったことがわかると思います。
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ダイエットは失って勝てるゲーム。
人間って溜めたくないものは溜まって、貯めたいものは貯まらない。
なんとも不思議な狭間でいきています。
ということは、貯めたいモノと溜めたくないモノの扱いを逆にすれば貯まるということ。
【KARL LAGERFELD】ダイエットは、失った(ルーズ)方が勝ちとなる、 世界の中でただひとつのゲームだ
普遍の中で生きる
【LINK】クロムハーツ・マガジン (Vol,6) (ワールド・ムック 559)
スリマンの細身スーツに普遍を感じたのかは定かではありませんが、CHROME HEARTSのジュエリーを愛するカールの思考からすれば、ファッションというよりもアートとしての身に着けているように思う。
現に、彼は細身のスーツにCHROME HEARTSのジュエリーというのが現在の基本スタイルになっている。
世の中で一番美しいラインは女性のウエストだというように、人の身体には芸術が具わっているのです。
ギリシャ彫刻にみるアートは「人の美しさ」という指標がある。
体型のライン上にこそ芸術が存在する。
それは哲学と共存し思想を生み人間を作る。
「本気」ならば誰にでも「なりたい体系になれる」
強い目的があるのなら。
ただ、ここでもう一つ注意してもらいたいのが、ダイエットは方法であって目的じゃないということです。
最終的に「理想の体型」を維持しなければいけない。
体型を維持する方法がダイエットといえるでしょう。
カール・ラガーフェルドのような強い目的、それに向かう意思を持つことが大切なんじゃないでしょうか。
モチベーションを保つ方法
ダイエットのモチベーションは中々一人では保てない。
あなたと同じ「目的」と「知識」を持ったプロに任せてみてはどうでしょうか。
男性のトレーナーが苦手!という人も安心してください。
女性のトレーナーしかいないパーソナルジムもあるのです。
一緒に目的の身体まで絞りましょう。
まとめ
ダイエットの根本にあるものは全てに共通する「気持ち」となった。
偉業を成し遂げる人とて「やるか」「やらないか」の選択から始まる。
長い人生を考えた場合、やらないで後悔するよりもやって後悔した方がいいし、やったことが事後的に失敗という形を成して残るから経験としていきる。
だけど「やらない」場合の後悔は机上の空論でしかない。
やろう。いますぐやろう。