こんにちは。
細胞を活性化させることしか考えていないsanasukeです。
筋トレの方法は過去のいろいろと紹介してきましたが、筋肉の使い方によって同じ負荷でも筋肉へ与えるダメージが変わる。
筋肉を伸ばすとき伸張性収縮(エキセントリック)に秘密が隠されているので焦らしながら書いてみたい。
筋肉に掛かる負荷のお話。
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筋トレの基本原理
身体を鍛えるためにトレーニングをするのであれば、筋肉に負荷を与える必要があるということ。
しかし、いつも同じ刺激(負荷)じゃトレーニングの効果が薄れていくので強度を強くしていく必要がある。
それをオーバーロードの法則といいます。
僕たちは常に「強い刺激」を求めている。
筋肉の負荷の掛け方
僕たちは筋肉を鍛えるために強い負荷を掛けダンベルを持ちます。
強い負荷を感じた筋肉は脳に信号を送ると同時に、サイズの大きい筋肉である速筋を導入します。
この「速筋を使う」ことがとても大切で、速筋を使うことにより筋肉は大きく成長するのです。
筋肉は徐々にその負荷に慣れていき更に大きな負荷を欲するようになる。
こういう事をするのって人間だけなんでしょうね。
仮にライオンがトレーニングしたらどうなるんでしょうか。
あいつら俺が近寄っても逃げられることが分かってるからギリギリまで草喰ってやがる。
少しは鍛えてみたら?
自分のウイークポイントが分かっているのなら、それを補うためにトレーニングは必須よ。
あっバーベル持てない・・・。
・・・
弱点をなくすために鍛えるという発想はライオンにはない。
苦しい思いをして弱点を克服するのは人間に与えられた能力と思っていいだろう。
こんなに素晴らしい能力を持っているのに、会社終わったら食べて寝るだけだったり、休みの日は寝て過ごす。
なんてことが、どれほど勿体ないか分かるでしょう。
ライオンは筋トレしないってイチロー選手が言ってましたけど、ライオンは既に肉体的に鍛えられる環境「野生」い生きる。
ここでは命を守ることが先決。
というわけで人間なら筋トレしようぜ。
閑話休題。
エキセントリック収縮は2倍の負荷
筋肉の収縮を理解するためには、筋肉全体とその筋肉全体を構成する1本の筋繊維について考える必要があります。
筋肉全体を構成する筋繊維が100本とします。(あくまで例です。)
筋トレのアームカールをするとき、筋肉は100本の筋繊維を導入してダンベルを上げます。
うう重い・・。
次にアームカールを下ろす作業ですが、ここでは導入する筋繊維の本数を減らすのです。
持ちあげるときには100本使っていた筋繊維を下ろすとき(エキセントリック収縮)の際には50本しか導入しません。
筋繊維の導入を減らすことによりブレーキを掛けながらダンベルを下ろす。
導入する筋繊維が減るということは、下すときには筋繊維1本あたりの負荷が高くなるということです。
10人で大きな机を運んでいたとき、5人が抜けたら一人に掛かる重さが増えるのと理屈は一緒です。
100本の筋繊維で持ちあげていたものを50本にするのですから、1本の筋繊維に掛かる負荷は2倍になります。
筋肉痛がエキセントリック収縮の際に引き起こされる理由も、筋繊維の負荷が大きいからだと考えられます。
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これを利用して筋肉をより強くしていくのです。
まとめ エキセントリック収縮を上手く使う
バーベルアームカール・ダンベルアームカールでもエキセントリックを意識してゆっくりと下ろします。
これであなたも剛腕に近付ける。きっと。
筋繊維の負荷も増えるので効果的なトレーニングと言えるでしょう。