こんにちは。
寒さが一段と増しこれからが冬本番。
アウター無しでは外出が困難なほど寒いです。
写真はクロムハーツダウンジャケットを羽織る金子賢さんです。
金子さんが羽織っているのはナイロン素材の様ですが、個人的には羊革がおススメです。
冬にダウンジャケットを羽織っている人は多いです。
しかし、ダウンの性質を活かしきれていないかも知れません。
みさなんはダウンジャケットを正しく羽織っていますか??
それを知るにはダウンジャケットに使われている素材「ダウン」についても知る必要があるので、1つずつ読み解いていきましょう。
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ダウンとは
寒さを凌ぐダウンジャケットの詰め物として使われているダウンとは水鳥の羽のことです。
水鳥の羽といっても「翼」のように羽(はね)にあたる部分ではなく、胸の辺りにある柔らかな芯のない羽のことで、一羽の鳥からでも少ししか取れません。
それ故に本物のダウンを使ったアウターは必然的に高額になるのです。
ダウンの種類
ダウンにも大まかにわけて二つに分類できます。
グース(GOOSE)とダック(DUCK)です。
グースは日本語でガチョウのこと、ダックはアヒルです。
この名前を聞いて「おっ」と思った人はファッションに興味がある人ですね。
グースで防寒ウエアといえば、カナダグースですよね。
CANADA GOOSE
カナダグース(カナダグース)は1957年に寒さ極まるカナダのトロントで創業されたダウンのブランド。
日本ではモンクレールが流行の過渡期を迎えたころに流行りだしたと思います。
モンクレールほど爆発的に人気にはなりませんでしたが、防寒性とファッション性を兼ね揃えたカナダグースの人気は衰えません。
ダウンジャケットの流行
ダウンジャケットがブレイクしたのはモンクレールの人気に火が着いたからではありません。
モンクレールに火が着く前に火種を起こした人物がいるのです。
2001年1月からフジテレビで放映されたドラマ「HERO」で主人公の久利生公平を演じたあの人です。
そうキムタク(木村拓哉)。
ドラマの中では久利生公平は外出時に常に羽織っていたのがダウンジャケット。
エイプのジャケットをさり気なく着こなした木村さんに憧れて街中には久利生公平が溢れていました。
当時ショップスタッフをしていた知人も「エイプモドキ」のダウンジャケットが良く売れたという話を聞きました。
「エイプモドキ」に使われていたのはダウンではないと思いますが、本物のエイプもモンクレールもカナダグースも本物のダウンを使用し僕たちの身体を暖めてくれます。
ダウンジャケットを暖かく羽織る方法
ダウンジャケットはその特性を活かせば暖かく羽織ることが出来るのです。
では、ここで問題です。
ダウンジャケットを羽織るときに、中に着る洋服はどのようなものがいいでしょうか。
以下の中から選んでください。考える時間3秒
- T-shirt一枚。
- ニットセーター
- ヒートテックにニットセーター
正解は1番。T-shirtです。
「ダウンがなぜ暖かいのか?」というと、体温がダウンに伝わり空気の層を作り逃がしません。
なので、セーターなどの分厚い洋服を選んでしまうと体温がダウンに伝わらずにいつまでも暖かくならないのです。
体温がダウンに伝わり易い状態を作れば、それだけ暖かい空気の層が常にある状態になる。
T-shirtに限らず薄手の洋服のうえにダウンジャケットを羽織るのが正解です。
これは羽毛布団にも言えることです。
羽毛(ダウン)布団の場合
お布団は掛布団(羽毛)の下に毛布を敷く人が多いですよね。
僕もこのようにして寝ていました。
しかし・・・
これは間違いです。
羽毛布団の上に毛布を掛けるのです。
これが正解。
そうすることで、体温が羽毛布団に伝わり易くなります。
体温が羽毛布団に伝わり暖かな空気の層ができる。
これで真冬でも暖かく眠ることが出来るのです。
ダウンジャケットも同じです。
羽毛は冬におすすめ。
ダウンジャケットまとめ
たまにダウンジャケットの中は半袖T-shirt1枚なんて人がいますが、分かってやっているのだと思います。
高級なダウンだからそれが出来るんじゃなくて、本物のダウンとその特性を知っているからそういう着方をするのです。
ダウンジャケットに半袖T-shirtを合わせている人はきっと知的な効率主義の方でしょう。
ダウンジャケットを脱いだら寒いじゃん。
という意見もありましたが、ダウンジャケットを脱ぐということは、その場所が暖かいからです。
なので、T-shirt1枚でも問題無い。