尼崎市が100周年を記念して行われた「あまがすきハーフマラソン」に参加をしてきました。
申し込みをしたのが去年の11月ぐらいからでしたので、もう9か月ほどトレーニングをしてきたことになります。
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ハーフマラソンを意識しなかったら、普段のランニングで21kmなんて長距離を走りませんでしたから、自分の限界に挑戦するという意味で
このようなイベントは大切だと思います。
そんな初めてのマラソン大会で学んだことを今後の練習や大会への挑戦のために記録したいと思います。
初めてのマラソンで気を付けること
自己評価を低く設定しない
申し込む際に気を付けたいのが自己評価です。
マラソンに申し込むには予想の自己タイムを記入します。
それに応じて、スタート地点が決まります。
初めてのハーフマラソンということで、妻は2時間40分と申告。
僕は練習で2時間を切っていたのですが、妻と一緒に走るということで同じタイムを書きましたが、これが一つ目の失敗。
スタートが遅くなる
2時間40分ということはこの時点でスタート地点からかなり後ろの方になる。
妻のゼッケンを見てもらえれば分かりますが「の」です。
僕は「は」です。
あいうえお順です。
かきくけこ
さしすせそ
たちつてと
なにぬね「の」←ココ!
「は」←ココ!ひふへほ
これだけでロスタイムです。
スタート地点から、かなり後方になります。
早くても前へ進めない
スタートを切ったとしても早く走れません。
僕たちの周囲にいるのは「2時間40分」のランナーです。
走り始めてから驚くほど遅いペースになります。
歩いて進んでいるペースです。
これが少しの間続いてきます。
「抜いていけばいいじゃん」て思うでしょう。
しかし、コースの道幅は非常に狭いです。
一人の人を抜いてもまたその前に人がいるという状態。
僕と妻はその点すばしっこいので、ひょいひょい遅いランナーの隙間を塗って前へ行きましたが、途中であきらめました。
なかなか前へ進むことができません。
中盤までジグザグ走行しまくりです。
無駄な距離走ってます。
篩(ふるい)にかけられる10㎞地点
差が出てきたのは10kmを過ぎた地点です。
2時間40分代で走るランナーたちは続々と後退していきます。
その証拠に僕たち二人はほとんど抜かれていません。
たまーに、抜かれた後に急にスピードを上げて抜き返してくる人もいましたが、マラソンには瞬間的なスピードは役に立ちません。
いかにピッチを上げるか。です。
リズムが非常に重要になりますので、そういう人たちって直ぐに抜き返せます。
僕たちがゴールしたときには「な行」「は行」のランナーはいませんでした。
最後はペースを上げてゴール。
走り始めは歯痒い感じでしたが、後半は気持ちよく快適に走れました。
ラストのダッシュでの追い込みは疲れた。
で、僕と妻のタイム。(手を繋いでゴールしたので同じタイムです。)
ハーフマラソン
2時間13分19秒(ネットタイム:2時間09分30秒)
※ネットタイムとは:スタートライン通過からフィニッシュライン通過までに要したタイムのこと。(ランネットより)
僕・男子ハーフマラソン 1808位/4138人中
妻・女子ハーフマラソン 287位/1124人中
走ってて思ったのは、妻は最後に僕と同じペースで走ってて、ペース上げようと言った僕の横に並んで走れてたのでしっかり走ることが出来れば二時間を切れます。
娘とのファミリーマラソン 2km
本当に疲れたのはここからです(笑)
娘が元気なんです。めちゃくちゃ元気なんです。
ファミリーマラソンスタートと同時ダッシュするんです。
ぼくからしたら「え~っ」って感じです。
練習の時って僕の後ろを「はぁはぁ」と息をしながら着いてきたのに昨日はいきなりダッシュです。
わらっちゃいます。
僕は爪先から腸腰筋にかけてがずっと痛いんですよ。
それなのに、いきなりダッシュされちゃ追いつけません。
負けず嫌いなんでしょうね。
どんどん年上の小学生を追い抜かしていきます。
横っ腹が痛くなったみたいで抑えてましたが、僕が発破を掛けると歯を食いしばって走っていました。
僕も娘に負けないようにダッシュしようと思いましたが、ハーフでの足の痛みから身体が動かず・・
最後はムスメにダッシュ負けちゃいました(笑)
ファミリーマラソン2㎞
娘(7歳) :12分31秒 2km小学生以下
57位/286人中
僕(41歳):12分37秒 2km一般男子
65位/356人中
娘の方が順位も上だし(笑)
たぶん、僕が完全な状態で走ってたらムスメはもっと早かったと思います。
ゴメンよムスメ。
ああ可愛い。
上の写真では元気そうですが、僕ヘロヘロですからね。
暑さの中でのマラソン、倒れた人が多かった原因
大会当日、朝は寒かったんですけど、日が射してくると急に暑くなった。
走っている最中も日の光で頭が暑くなってました。
他のランナーは倒れている人も多数いて、救急車も数台見かけました。
トイレの数が少ない会場
僕はこの倒れたランナーが多かった原因の一つにトイレがあると思います。
今回のレース会場のトイレの場所は二つ。
女性トイレっていつも混んでいるイメージですけど、この日は男性トイレも異様なまでの混雑ぶり。
行列ですよ。
その所為かスタート時刻は10分程、遅れました。
当初はトイレにも案内スタッフが居ました。
「小はすぐ出来ますよ~」って声を掛けてた整備してたんですけど、人数不足からか誰も居なくなるし。
男性トイレ(小)で30分並ぶのって異常じゃないですか。
一緒に並んでいた他のマラソン経験ランナーも「トイレが少ないなぁ。普通はもっと仮設トイレがあるはずなんだけどなぁ」と洩らしてました。トイレだけに。
僕も別のトイレを探しましたけど、そっちも行列。
お年寄りのランナーは外で用を足してました。
これは仕方ないです。
だってトイレが無いんだもん。
結局、二回目のトイレに行った後から僕も妻も水分を取らずに我慢。
そのままレースになったのです。
また行きたくなったらレースのスタート時間に間に合いません。
レース前の水分補給が出来なかったことが原因で、倒れたランナーが多かったと推測します。
携帯用のトイレがあってもいいんじゃないかと思いました。
帰宅中に頭痛
給水所も多数ありましたが、人が多すぎて水が間に合わないんです。
しかも皆が取りに行くとペースが落ちる。
それもあり、僕たちは給水をせずに走りきりました。
しかし、悲劇はここから(笑)
脱水によると思われる軽い頭痛が帰宅中に起こりました。
頭痛は治まらずそのままシャトルバス乗り場へ向かいました。
そりゃトイレで並ぶぐらいですから、シャトルバス乗り場なんて目が眩むような長蛇の列。
先の方は蜃気楼が浮かんでいました。
ここでも救急車が2台ほど行き来してました。
レース前に水分を取れなかったことと、レース中にも思ったように水分補給できなかったことで僕たち二人は軽い脱水症状に掛かったのだと思われます。
現場からは以上です。
まとめ
いろいろな書きましたが、最終的には自信が持てたので良かったと思います。
これを機にもっと長距離ランへ挑戦して行ける自信にも繋がりました。
来年の大阪マラソンには出場しようかな。なんて思っています(笑)
仕事とかの関係もあるのでどうなるかは不明ですが。
取りあえず週末のランニングを12~3kmに戻し、筋トレの方に重点を置きます。
明日から炭水化物を減らしてダイエットします。
もう風邪ひいても良い。