GARETH PUGH(ガレス ピュー)
ガレス・ピューは、1981年、イギリス・サンダーランドの生まれ。
サンダーランド市立大学を経てセントラル・セント・マーチンズ・カレッジに入学、2003年に同大学を卒業。
風船を使ってモデルの手足や関節を強調した卒業制作が、編集者の目に留まり、ファッション雑誌に掲載される。
卒業後はリック オウエンスでアシスタントを経験。
2004年、ファッション雑誌が主催する展示会にステラ・マッカートニー、D&Gらとともに作品が展示され、注目を集める。
2005年には、HSBCの広告にドレスが使用されて話題に。
2006年秋冬のロンドンファッションウィークに正式に招待される。
このコレクションでは、クラッシックディテールを取り入れた大胆なデザインで大きな話題となった。
彼のデザインは、アレキサンダー・マックイーン、ジョン・ガリアーノ、ヴィヴィアン・ウエストウッドなどが過去に発表してきた「パフォーマンスアートとしてのファッション」の流れの中に位置づけられることが多いが、実際にはより自伝的要素が強いとも言われる。
実験的なフォルム、極端に膨らんだボリューム、奇抜な素材など、どれも通常では考えられないデザインが特徴。
リックオウエンスでのアシスタントを経験していることから、その辺りからクロムハーツの繋がりがあったのかもしれない。
GARETH PUGH(ガレス ピュー)とCHROME HEARTS
ガレス ピューには、「売ることを考えていない」と言う指摘もある一方で、
アメリカのヴォーグ編集長、アナウィンターも「ガレスピューが天才であることは否定できない」と言うほどで、多くのファッション業界関係者が、その才能を認めている。
ヴィヴィアン・ウエストウッド、ジョン ガリアーノ、アレキサンダー・マックイーン、などと並べられ、彼らが過去に表現してきたパフォーマンスアートとしてのファッションの最新版と表現されている。
このような状況で、ガレスピューは自身のことを「僕の服は“生産途中の未完成品”。ひとつのスタイルに留まるにはまだ若すぎると思うから、常に異なるスタイルに挑戦している」
とAFP通信のインタビューでコメントしている。引用元:ファッションプレス
未完成な状態だからこそ、洋服という枠に捕らわれずに、ラディカルな提案をすることでどんどん自分の器を広げていく。
こういうのって真似したくても出来ない。
特に日本人の場合はその文化から異端を嫌がります。
養老孟司先生が指摘するように日本人は仲間外れの文化がある。
学校教育から“ワザと”そのようにしているのです。
学校というのは、使いやすい人間を製造するための場所なのです。
傑物は潰される国家です。
なぜなら枠組みに捕らわれない傑物は国を動かしかねない。
動かされては困る利権を守りたい権力者が傑物を恐れるのです。
ガバナンスしやすい様にこの国の学校教育は出来上がっている・・・。
そういう意味では枠組みを超えて尖ったデザインを身に纏い、自分が出来ないことを叶えているのかもしれません。
僕たち日本人がクロムハーツに物凄く惹かれる理由がそんな国是に噛みつきたい人々に好かれているのかも。
GARETH PUGH(ガレスピュー)とCHROME HEARTS(クロムハーツ)は僕たちの心のうちを表現している。
このガンスリンガーの連なりはコンバースのスニーカーでも見られました。
一見するところ座敷の席では面倒そうなガンスリンガーですが、安心してく下さい。
バックにはジッパーが付いている。
これなら楽に脱ぎ履きが出来る。
以外と痒いところに手が届ている感じのクロムハーツです。
また、強気でラディカルに攻めているのはデザインだけじゃない。
価格のそれは譲らない。
ユーズドでもその価値を保っている。
覚悟があるのなら一生モノとして足元を飾ってくれます。
これ一つあればクロムハーツのコーディネートが成り立ってしまうアイテムです。