こんにちは。
仕事で各省庁のデータや法律系の文章を読むことが増えたのですけど、共通して思う事がある。
とても・・
非常に・・
最高レベルで・・・
読みにくい。
基本的に頭が良い?とされる人たちが考えた文章ですが、数行読むだけで肩が凝るし疲れる。
なぜあんな読みにくい書き方をしているのでしょうか。
それにはしっかりとした理由があったのです。
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公文書が読みにくい理由
法律系の文章が読みにくい理由は、ワザと読みにくくしているのです。
ブロガーが書くような読みやすい文章で書いてしまうと、いろいとな人に知識が広がってしまうから。
それがまずいのです。
一部の人だけが共有したい文章が読書が嫌いな人たちにも読まれては困るのですよ。
だから、ワザと難しい言葉や書き方をして考えなければ理解できないような文章を書き篩(フィルター)に掛けているのです。
そう、差別化です。
日本人の識字率との関係
昔は字が読めない人も多かったですが、一般的な教育が成される様になり日本の識字率は非常に高くなりました。
小学校、中学校の義務教育を受けているの子供はほぼ100%なのです。
でも、これは当たり前じゃないのです。
2017年の調べでは、15歳以上の読み書きできない人は約7億5千万人もいるのです。
字が読めないことはデメリットでしありません。
危険が認識できない
私たちが身の回りの危険を認識するために文字などによる情報が大きいとされています。文字が読めれば警告など予め危険を知り、避けることが可能だからです。
裏を返せば、文字が読めなければ危険であることがわからず、命を危険にさらしてしまう可能性が上がるのです。例えば薬品の取り扱いや摂取については一歩間違えれば命に関わることもありますが、文字が読めないことで誤った飲み方をしてしまい命を落とすこともありえるのです。
あるいは紛争が起こるアフリカでは地雷原が残る場所もあります。警告の看板などが置かれている場所もありますが、それすら理解できず足を踏み入れ地雷の脅威に晒されることも少なくないのです。
計算ができない
計算ができないということは少なくとも2つの不利益を被ります。
1つは就職をする上で計算ができないことが不利に働くことがあるということです。仕事に必要な技術の習得や情報の取得に計算が欠かせないことがあります。もう1つは計算できないことにより、騙されてしまう可能性があることです。計算できないということは数字などをいじっても気づかれず騙されやすいということにもなりかねません。
そのため物を高く売られる、賃金を安くされるなど悪質な詐欺行為にあっても気づけないことが多いのです。仕事を選ぶことができない
必要な知識や技術を持てないどころか、識字さえままならないことで仕事に必要な能力を身につけることができず、仕事を選ぶことができない状況に陥ることも多々あります。
これにより収入が安定した仕事を希望しても就職できず、子どもたちの世代まで貧困が続いてしまうという負のスパイラルに陥ることも少なくありません。
社会から取り残される
字の読み書きができず、情報や知識を得られないと言うことから社会に取り残されることも少なくありません。
例えば必要な資料が読めない、選挙に投票にいけない、自分の意見を相手に伝えられないといった問題が起こりえるのです。こうなると公共サービスを受けることもままならなくなってしまい孤立する可能性もあります。
「文字が読めない」ということは、知識への道が経たれたも同然です。
学校へ行くのがイヤ、勉強がイヤ、というのは上述したデメリットを一つずつ自分で受け入れているのと同じです。
資本主義という競争社会に生まれた私たちは誰かと競わなくちゃいけない。
何かの能力を活かし、人よりも秀でなければならない。
勉強をせずに「いまの自由」をただの暇つぶし、時間つぶしに使っていると最終的に仕事を選べなくなり社会から孤立していくのです。
・・・・
これってどういう事か分かりますか?
社会で「仕事を選ぶことができない」人間に需要があるということです。
ワザと文章を読ませない理由
過去な環境下で仕事をやらなきゃいけない立場の人間が必要ってことなのです。
「労働基準法」などの文章を理解できない人を「雇いたい人」がいるのです。
ワケの分からない契約をさせられて、馬車馬の如く働かされる。
格差を生むための仕掛けが世の中には張り巡らされている。
勉強の時間を奪い、バカを増やせば頭の良い人間と差が付くのは当然なのです。
スマホゲームで時間を奪う
電車に乗っているとスマートフォンでゲームをやっている人が多い。
頭を使うようなゲームなら別に良いんですけど、テトリスの様なパズルゲーム。
本当の単純作業。
ツムツムなんて人形を揃えて点数を稼いで・・
その先にあるものって何ですか?
時間を有効活用できない人が多い
通勤時間があるのならば、スマホアプリで英単語でも覚えられるでしょう。
Kindleを使えば隙間時間に本も読める。
僕が知り合った格闘家で五ヵ国を話せた通訳の友達がいたのですが、彼は時間を見つけては単語を覚えていました。
広告の裏紙を切ってメモ帳にし、ひたすら単語を書いていました。
僕と知り合ったときは丁度スペイン語を覚えている最中で、休憩中に時間があるとひたすら単語を書いていたのです。
みなさん、ゲームに時間を奪われちゃダメです。
通勤時間こそ勉強に費やせるのです。
ゲームをやるなら本を読め
ゲームをやる時間があるのなら、知識を身につけましょう。
何をするにでも時間は必要です。
そして、時間は作るものです。
せっかく出来た時間をゲームに使っていては勿体ない。
いま僕が読んでいるのはこれ。
まとめ
この記事を書く切っ掛けとなったのが、今年入社した中途採用の新入社員。
某有名大学 法務の博士号を取得している彼が僕の仕事を手伝ってくれるのですが、
契約書や公文書の、読みたくなくなるような文章を僕に分かりやすく説明してくれるのです。
そこで「なんで法律の文章」ってこんなに読みにくいの?
と聞いたところこのような答えが返ってきたというワケ。
さぁ僕はゼルダの伝説をやる!
ゼルダはゲームじゃない!
冒険なんだ!以上。