こんにちは。
会社員ブロガーのsanasukeです。
サラリーマンは毎年定例の健康診断があります。
先日、健診の結果が返ってきたのですが、なんと再検査となってしまいました。
腎機能の状態を示すクレアチニンが基準値を超えていたのです。
では、僕の検査結果を見てみましょう。
スポンサーリンク
健康診断 クレアチニン値
僕の診断結果です。
尿蛋白 | 陰性 |
尿血栓 | 陰性 |
クレアチニン | 1.08 |
尿蛋白と尿血栓は問題ないのですが、クレアチニンが基準値を超えています。
赤字で書かれると焦ります。
クレアチニンの値は主に腎臓の機能を示す数値です。
では、クレアチニンとはどういった物質なのでしょうか。
クレアチニンってなに?
クレアチニンはクレアチンリン酸が代謝した産物なんです。
クレアチンリン酸は筋肉を動かすエネルギーの根源であるATPを再合成する物質の一つです。
クレアチンリン酸については「クレアチン」の記事で詳しく書いていますのでそちらを参照してくださいね。
-
クレアチンで筋トレの効果を上げる
【LINK 楽天】DNS クレアチン 300g 【LINK amazon】DNS クレアチン 300g 筋トレをしていく ...
筋肉を動かすことによってクレチンリン酸が使われクレアチニンが発生すると思って下さい。
ポイント
筋肉を動かす=老廃物のクレアチニンが発生
クレアチニンと腎臓の関係
筋肉を使ったことで発生したクレアチニンは老廃物として血液中に存在しています。
血中のクレアチニンは腎臓でろ過されて尿と一緒に体外に排出されます。
ですので、普段の私たちの血液中にはクレアチニンはほとんど存在しません。
ところが、血液をろ過する腎臓の機能が低下していると、体外に排出されるはずのクレアチニンが血液中に残ってしまいます。
それが健康診断で計測するクレアチニンです。
以下は人間ドックでの基準値です。
基準範囲 | 要注意 | 異常 | |
男性 | 1.00㎎/dL以下 | 1.01-1.29㎎/dL | 1.30㎎/dL以上 |
女性 | 0.70㎎/dL以下 | 0.71-0.99㎎/dL | 1.00㎎/dL以上 |
僕が検査した病院では0.61~1.04㎎/dLが基準範囲です。
病院によっては多少の誤差があるようです。
2014年から基準値が下がっています。
基準値が下がったということは、健診で再検査が出る可能性が高くなる。
いままで大丈夫だった人も軒並み再検査じゃないでしょうか。
ちなみに昔はのクレアチニン基準値は1.1㎎/dL以下が基準値でしたので僕の1.08㎎/dLは問題無しだったはずです。
クレアチニンと筋肉
僕は健診を受けるまえに、ほかの病院でも血液検査をしていました。
そのときの検査では腎機能に異常は見られませんでした。
検査項目 | 検査結果 | 基準値 |
尿素窒素 | 15.1 | 8.0~22.0 |
尿酸 | 5.4 | 7.0以下 |
ナトリウム | 141 | 135~148 |
カリウム | 4.0 | 3.3~5.0 |
クロール | 105 | 96~110 |
カルシウム | 9.5 | 8.6~10.2 |
通院中ということもあったので今回の健診結果を持ち担当してもらっている医師に診てもらいました。
筋肉って破壊と再生で強くなっていくんですよ。
クレアチニンは筋肉が破壊されたときに出る物質なので健診前に筋トレをするとあがるよ。
数値は??
上の検査結果から自分でも分かっていたのですが、やはり医師からの直接聞いた言葉って心に響きますね。
言葉に力がある。
やはりエビデンスの力は大きい。
健康診断は身体のサインを見逃さない
身体のサインというのは小さな数値のズレから現れます。
僕も今回の健康診断をきっかけに水分の摂取や珈琲の飲み過ぎなどに気を遣うようになりました。
僕の様にサラリーマンなら定期的な健康診断があるからいいですけど、専業主婦の方やアルバイトで身体を酷使している人はぜひ健診を受けて欲しいと思います。
だけど、主婦やフリーターの皆さんって結構時間に追われて健診に行けない人も多い。
家系を支える為にアルバイトやパートを頑張っている方も同じです。
現在の数値を知るということは、これから先に罹る可能性のある病気が分かるのです。
それを予防するために健康診断は役に立つ。
クレアチニンの筋肉の関係 まとめ
筋トレを本格的にやっていくと見えないところで身体の変化が起こる。
僕の場合は問題がありませんでしたが、クレアチニン値が基準値を超えたということは事実として受け止めます。
塩分を控えたり、タンパク質の取り過ぎには十分に注意するように心がけます。
見掛けは筋肉モリモリでも不健康なら意味がない。
ダイエットをするだけではなく、一番の目的は健康です。
その為にも普段の食事から意識をすることが大切です。
塩分の取り過ぎには普段から心掛けているので、さらに徹底していこうと思いました。
来年の検査には二日前から筋トレをやめて、健診直前には食事をしない(笑)