血を流す怪我は久しぶりです。
過去に切り傷で怪我をしたのは、ボクシングの試合で、対戦相手からのバッティングで僕の目の横を大幅にカット。
それを見ていた後輩は「うわぁ~sanasukeさん、北高の前川新吾みたいになって更に厳つくなる」
と思ったほど深い傷でしたが、今では傷痕も分からないほど快復している。
さて、先日の筋トレで負った傷はですが、左手薬指は直ぐに血も止まった。
しかし、右手中指方は思いのほか深く、止血まで時間が掛かった。
そこで使ったのがキズパワーパッドです。
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傷パワーパッドの湿潤療法
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もう10年以上前に「傷はぜったい消毒するな 生態系としての皮膚の科学(光文社新書)」を読み、感動した記憶がある。
当時はまだ傷パワーパッドなんて販売されていなかったけど、いまでは主流になってしまったのだから凄い。
ちょうどこの本を読んだ頃、自転車で転倒し肘をエグイくらい擦り剝いてしまった、
皮膚が分厚くベロっと剥がれた状態です。
そのときに僕は「湿潤療法!」って思いましたけど、医師は思いっきり消毒していました。
当時、労災で毎日病院に通いましたが、毎日毎日消毒液をピタピタ塗りまくりです。
医師に「先生、いまは傷には湿潤療法がいいんですよ!」なんて言えないじゃないですか。
まだ湿潤療法をしている病院が少なかったのです。
その所為かどうかは分かりませんが、いまでも傷はあります。
今回の指の傷は湿潤療法でどうなるかを見てみました。
傷口は水道水で洗う
日本の水道水には塩素入っていて、その濃度も濃い。
米軍が日本の水を飲むのは自殺するのと同じだと。
私がこの問題に初めて直面したのは、一九九〇年、上信越、つまり裏関東を担当する第十二師団の訓練班長をしている時に、師団として初めて日米共同実動訓練を行うことになり、米軍側の担当者と宿営地のインフラに関して調整していた時だった。水に関しては水道水をそのまま使うように話すと、「日本の水はポイズン(毒)が入っているからそのままでは使えない」という。私は思わず耳を疑った。そして「それは何のことだ?」と尋ねると、米軍担当者は「日本の水道水には塩素が入っているので、そのままでは使えない」と明確に答えた。<結局、浄水装置を使って塩素を取り除くことで合意したが、この時を境に、私は日本の水道水について考えざるを得なくなった。
なので塩素濃度の濃い、日本の水道水で傷口を洗。
そして十分に傷口から血を出すことで体内にバイキンを入れないようにするのだ。
血を十分に流したあとに傷パワーパッドを貼る。
傷パワーパッド(湿潤療法)をしながらの生活
まだ血が出ている感じでした。
しかしキズパワーパッドを貼ると、ジンジンと疼いていた傷の痛みが引いたのです。
痛みが引くと動きたくなる。
ということで、筋トレしました。
軽く懸垂(チンニング)をやったのですが、暫くする指がジンジンと痛みだしてきた・・・。
痛みが消えても、翌日に運動をすれば傷口が開くのは当然です。
しかしですね、プロスポーツの選手はこの程度のケガだったら練習するんですよ。
関節を痛めたときは休んだ方がいいです。
長引いたら余計に練習ができませんからね。
ただ、切り傷は運動しても問題ないはずです。
いままでそうしてきましたから。
はい、再出血。
指を負傷してから24時間経過したので、もう出血はしないと思ったのに。
これが本当の出血大サービス。
それでも、毎日運動は欠かしませんでした。
1枚じゃ足りないキズパワーパッド
最長で5日間程度は使えるみたいですが、指先は良く使うし、まして筋トレしてたらキズパワーパッドは浮いてきます。
淵の方から上に剥がれていく感じで、そうなるとムシリたくなるので取ってしまうです(汗)
これは今週の月曜日に貼り替えた後のキズパワーパッドです。
さすがに一週間も経てば血は止まります。
終末のランニング
いやーっと、相変わらずクソ暑い週末のランニングでした。
キズパワーパッドは指さえ使わなければ、猛暑のランニング後でも指をガードしてくれます。
そして、煎餅を食べる。
そして、9月7日現在の傷
いまキズパワーパッドを外しました。
もう押さえても痛くありませんし、パソコンのキーボードも問題なく打てますので、いまブログを更新したというワケ。
先週の月曜日にケガをしてから10日目です。
もう何も貼らずにこのまま過ごします。
みなさんも筋トレマシーンの整備は忘れちゃだめよ。