毎日うだるような暑さが続いていますね。
そんな季節になると、つい手が伸びるのが「ビルケンシュトック」。
そして、僕が夏になると必ず履くのが、あのCHROME HEARTSのカスタム・ビルケン。
数年前、ふらっと立ち寄った心斎橋のCHROME HEARTS OSAKAで、暑さで判断力が鈍っていたのか……気づいたら19万円のサンダルを手にしていました。
ベースは定番のビルケンシュトック「アリゾナ」。そこにクロムハーツがカスタムを加え、バックル部分をガンスリンガーのスターリングシルバーに交換した逸品です。
ビルケンシュトックの歴史
ビルケンシュトック(Birkenstock)は、ドイツで1774年に創業された世界最古級のフットウェアブランド。
「アリゾナ」「ボストン」などのモデル名は、地名に由来しており、どれも一度は耳にしたことのある定番アイテムです。
その中でもアリゾナは2本ストラップのサンダル型で、シンプルな見た目と快適な履き心地から世界中にファンが多いモデル。
フットベッドのメンテナンスは重要
ビルケンシュトックの特徴といえば、なんといってもコルク製のフットベッド。
これが足裏にフィットし、履き込むほどに“自分専用”の履き心地に育っていくのですが……。
定期的なメンテナンスを怠ると、コルクが乾燥してひび割れ、最悪の場合は全交換が必要になることも。
私はこちらを愛用しております。
刷毛が付いているのでコルクにも塗りやすいです。
不要な箇所にコンシーラーが付かないようにマスキングテープを貼っています。
僕自身、過去にそれを経験しており、その詳細は以下の記事でも紹介しています。
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ビルケンシュトックのコルクを修理!スペシャリティストアでオールソール交換
コルクがボロボロになったビルケンシュトックのサンダルたち。 修理に出して約一ヶ月。 美しく仕上がってきました。 BIRK ...
24時間ほど経過すればこのようにコーティングされています。
ボロボロになる前に定期的にメンテナンスすることが重要です。
クロムハーツのビルケンは別物
CHROME HEARTSカスタムのビルケンシュトックは、通常のモデルとは一線を画します。
アウトソールはビブラム製のハード仕様で、路面にしっかりとグリップ。
重量はあるものの、履き心地は抜群で、街履きにも適したラグジュアリー仕様です。
使用前にはシルバーパーツのケアを
シルバーアクセサリーと同様に、CHROME HEARTSのサンダルに使われているシルバーバックルも、時間の経過と共に硫化(黒ずみ)します。
僕は毎年履く前に、シルバーポリッシュで磨いてから使用するようにしています。
こうすることで、クロムハーツらしい美しい輝きが保てます。
まとめ
夏の足元に、ラグジュアリーな“抜け感”をプラスしてくれるCHROME HEARTSのビルケンシュトック。
高額な買い物ではありますが、メンテナンスすれば長く愛用できます。
ビルケンの快適さとクロムハーツの存在感──その両方を味わえる一足、夏の主役です。