CHROME HEARTS FASHION

関西のUNITED ARROWSからCHROME HEARTSが消えた日

ユナイテッドアローズのHPを見ていたら、関西のユナイテッドアローズ各店からCHROME HEARTSが消えていることに気がついた。

2024年の12月末に向けて動いていることを実感している。

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ユナイテッドアローズで取り扱うCHROME HEARTS

以下がユナイテッドアローズでクロムハーツを取り扱っている各店舗です。

※ユナイテッドアローズはCHROME HEARTSの正規代理店です。

関東

・丸の内店
・六本木ヒルズ店
・新宿店
・池袋店
・二子玉川店
・立川店
・大宮店
・柏店
・横浜店
・ディストリクト

北海道・東北

・札幌店
・仙台店

北陸・東海

・新潟店

中国・四国・九州

・広島店
・福岡店
・熊本店

関西圏のユナイテッドアローズでは、既にCHROME HEARTSは撤退している。

おお寂しいぜ。

関西のCHROME HEARTS

関西には「SHINSAIBASHI(心斎橋)」「UMEDA(梅田)」「KOBE(神戸)」にCHROME HEARTSのオンリーショップがあります。

それ以外ではもうCHROME HEARTSの世界観を味わうことが出来ないのは残念ですね。

僕はアローズの一角にディスプレイされているCHROME HEARTSを見るのも好きだったのですが。

徐々に「セレクトとして」のCHROME HEARTSが見られないのも残念です。

ユナイテッドアローズからCHROME HEARTSは撤退する

以前にも記事にしましたが、ユナイテッドアローズはCHROME HEARTSとの契約満了を機に、事業の譲渡が始まっています。

ユナイテッドアローズがクロムハーツ事業を譲渡。事実上のリレーションシップ解消

そこに何が生じたのかは僕の知る由もない。 ユナイテッドアローズがクロムハーツ事業を完全譲渡する。 譲渡先はもちろん我等が ...

2024年12月末日に完了予定。

僕的には、アローズが撤退することで昔のCHROME HEARTSが戻ってくると思っていましたが甘かった。

CHROME HEARTSがクロスパッチ、セメタリーパッチの価値に気が付いてしまった。

それは良いとして、関西のユナイテッドアローズからCHROME HEARTSが無くなったのは寂しいです。

CHROME HEARTSを広めたユナイテッドアローズ

日本国内でCHROME HEARTSのブランド価値を高めることができたのは間違いなくユナイテッドアローズの力が大きかったです。

当時のスタッフの対応はSNSがある現代では大炎上間違いなしのツンツン対応でしたが、それもCHROME HEARTSに対しての高いプライドがあったからだと思います。

「お前らCHROME HEARTSの事分かってるの?」

マウントを取りに来る姿勢は現代では許されない接客だろうと思いますが、学ぶべきことも多かったです。

CHROME HEARTSをただのストリートブランドで終わらせないブランディングは見事だと感じます。

ユナイテッドアローズ株主優待券

譲渡が完了すればユナイテッドアローズの株主優待券は使えなくなる可能性が高いです。

使えなくなる前・・「今のうち」にガッツリ買い込んでおく方がいいかも知れませんね。

50万円以下で15%の割引は大きいです。

とはいえ、優待券を使ったあとで消費税を10%乗せられると、お得感が消えます。

本当に消費税というのは曲者で、日本の消費税は他国に比べて重税です。

よくマスコミュニケーションから垂れ流される情報では「日本の消費税は他国に比べて低い」というようなことを言いますが、

日本はそんな他国以上に物価が高いです。

なのに、賃金の水準は上がらずに、食品は値上がりしまくり(量が減っている)。

物価が高いとそれだけ、消費税への負担が家計を直撃するのです。

閑話休題。

というわけで、株主優待券が使える間に欲しいものを買うのがベスト。

UNITED ARROWSとCHROME HEARTSの思い出

僕はストリート雑誌からクロムハーツの存在を知り、関西のユナイテッドアローズで本物の「CHROME HEARTS」に触れました。

場所はアメリカ村「BIG STEP」にあったユナイテッドアローズ心斎橋店です。

当時はまだCHROME HEARTSの取り扱いは非常に少なく、店舗の一角にレザージャケットやベスト、レザーパンツにアクセサリーを数点ディスプレイされている程度でした。

シルバーアクセサリーが大ブームとなったときには、小さな売り場に若者が群がっていました。

UNITED ARROWSで購入したCHROME HEARTSのレザーパンツ

僕はシルバーアクセサリーじゃなくレザーパンツが欲しかった。

しかし、僕が欲しいサイズはすぐに売り切れるため店頭で見ることが出来ない。

そこで、毎週80万円ほどをもってユナイテッドアローズ通いまくり、漸くココでレザーパンツを手に入れました。

狭い試着室でレザーパンツと格闘し、フロントボタンが閉まらずにボタンを一つだけ留めて裾の長さを調整した。

裾を調整したレザーパンツを取りに行った際は、K師匠から裾の長さチェックがあるからと日時を指定され椅子の上に座りチェック。

そうこうするうちにシルバーアクセサリーブームも去り、CHROME HEARTSの売り場面積が急拡大した。

CHROME HEARTS OSAKAのオープン

そして、CHROME HEARTS OSAKA(心斎橋)がオープンしました。

CHROME HEARTS OSAKAでは冷静でいられない

「クロムハーツのオンリーショップが大阪にもできる。」 当時のユナイテッドアローズ心斎橋店のクロムハーツ担当スタッフから聞 ...

ストリート発信のCHROME HEARTSが放つ本物の空気(オーラ)に圧倒された記憶が鮮明に甦ります。

ただ、僕的にはユナイテッドアローズでのディスプレイも好きでした。

他の洋服と混ざるように存在する中でライティングを浴びて輝くシルバーやレザーの光沢が魅力的でした。

ユナイテッドアローズで取り扱ってい他のブランドとは異なる空気がそこにありました。

ユナイテッドアローズのスタッフたちも「強いプライド」を持っていて「ストリートマガジン」掲載されるCHROME HEARTSを快く思っていませんでした。

特に「元クロムハーツのスタッフ」「元クロムハーツのデザイナー」たちが語るCHROME HEARTSについては、「本家のCHROME HEARTS」もクソッたれと罵っていたほどです。

そういった自信が僕たちの心を強く引き付けたのだと思います。

ストリート発信のCHROME HEARTSがラグジュアリーブランドとして「ブランドの再構築」を行ったのがユナイテッドアローズです。

CHROME HEARTSと日本国内パイプラインを一つに絞り、他のセレクトショップを撤退させなければ、CHROME HEARTSを確立したブランドに育てられなかったでしょう。

一生無料のCHROME HEARTSと令和納豆

顧客数が増えることにより修理に関して契約が変更されました。

いままで「一生無料」で受けていたレザー製品の修理を有料にしたのです。

顧客には一切のアナウンスがされませんでした。

「修理は一生無料」の問題については、下記により詳しく書いていますのでご覧ください。

CHROME HEARTS訴訟「修理は一生無料」問題

こんにちは。 CHROME HEARTS(クロムハーツ)というブランドは高額だけど、その修理に関しては一生無料と言い放っ ...

それにより顧客も痛みを伴いましたが、そこは強気なCHROME HEARTSです。

現場スタッフの対応でやり過ごしました。

こういった足下を固める整備をユナイテッドアローズがしっかりとやっていたんだろうと思います。

変化するCHROME HEARTS

今後はどうなるかは分かりませんが、そもそもCHROME HEARTS各店のスタッフはアローズのスタッフなんだしどうなるんでしょうね。

セレクトショップの雄としてCHROME HEARTSだけは扱って欲しいとは思いますが、

そんなアローズも現在ではセレクトショップというより自社ブランドが多数を占めます。

時代です。

時代の中で生き残っていくには変化しかない。

CHROME HEARTSもまた渦中の存在ということです。

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さなすけ

会社経営、個人事業主。 妻と子とサスケ(オカメインコ)とクロムハーツを愛し、筋トレに目覚めたブロガーです。

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