CHROME HEARTS

【クロムハーツ】色落ちを楽しめるインディゴブルージーンズ デニムのエイジング

クロムハーツ ブルージーンズ

こんにちは。

10年前に購入したクロムハーツのブルージーンズです。

何度もこのブログに書いている通り、フレアニーが施された最後のモデルにして最終入荷した1本です。

【フレアニーが廃止】クロムハーツのブルージーンズがモデルチェンジ

クロムハーツ大阪でお買い物です。 ついに買ってしまった。 CHROME HEARTS(クロムハーツ)5POCKET BL ...

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当時はまめにクロムハーツ大阪に足を運んでいたので出会えたアイテムです。

たまたま残っていた最後のサイズを試着したらぴったり。

WESCO BOSSに合わせれば裾を切る必要もないサイズ感でしたので、これは買うしかありません。

あれから約10年が経とうとしています。

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10年くらい穿いたクロムハーツのブルージーンズ

クロムハーツ ブルージーンズ

約10年モノのブルージーンズ。

休日のボトムはクロムハーツのファティーグもあるし、冬はレザーパンツがほとんどなので、あまり穿く機会がないパンツです。

あまり穿いていないとはいえ、10年使っているので、それなりに色落ちはしています。

ジーンズはなぜブルーなのか

クロムハーツ ブルージーンズのバック

ジーンズがブルーなのは藍(あい)というタデ科の染料を使い染めているからです。

藍染め(あいぞめ)という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

ジーンズを作ったのは皆さんご存知のリーヴァイストラウス氏です。

現在のリーバイスを作ったひとですね。

ジーンズは作業着

鉱山労働者の石造

歴史を遡り1800年の中期、生地(きじ)で商売をしていたリーヴァイス氏は、金を採掘する鉱山労働者に向け作業着を作りました。

これがリーバイスの始まりなんです。

そこで使用した布は帆布(はんぷ)です。

帆布はキャンバス(canvas)のことです。

字を見ればわかりますが、船などを動かす「帆=マスト」などに用いられていた丈夫な生地です。

鉱山で働く人たちの作業着には耐久力が必要とされていたのです。

僕たちの身近で帆布(はんぷ)が使用されているものといえば、跳び箱もそうです。

跳び箱のてっぺんにある白い部分は帆布、また体操のときに使ったマットなんかも帆布(はんぷ)のものがあります。

そしてもっと身近でいえばコンバースの靴も帆布です。

靴に使うんだからどれだけ丈夫な生地なのかご理解頂けたでしょう。

キャンバス生地を用いたストラウス氏

頑丈なキャンバス生地は労働者が纏う作業着として最適と考えました。

ここから一気に加速します。

もっと丈夫にしたいからという理由でリベットで補強する。

そして、鉱山の作業員たちを悩ませたのが蛇や害虫です。

蛇や害虫除けには藍の葉から出る成分に効果があると知っていたストラウス氏は藍染めをすると蛇除けになると考え、インディゴブルーが誕生したのです。

こんな感じの流れでインディゴブルーが誕生したのです。

そしてこの色落ちにはジーンズの折り方も関係しています。

ブラックジーンズの記事でも書きましたが、デニムの生地は綾織で織られています。

以下の画像を見て頂ければわかると思いますが、この黒の部分がブルーなのです。

綾織

縦糸に青糸、横糸を白糸で織ると縦に色が落ちます。

これが色落ちの理由です。

穿き込んでエイジングされたCHROME HEARTSのブラックジーンズ

もう穿きこみまくってボロボロのブラックデニムです。 このデニムラインが発売された当初はクロムハーツのレザーパンツを愛用し ...

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膝の切り替えしフレアニー

フレアニー

クロムハーツのパンツといえばこの膝の切り替えし「フレアニー」でしょう。

初期のブルージーンズにはこの切り替えしがなかった。

僕にCHROME HEARTSを教えてくれた師匠のスタッフKは

「これボタンがシルバーだけなんで、普通にT-shirt着てたらCHROME HEARTSって分かりませんよ。

それなら、別にリーバイスでもいいですよ」

といって購入をおススメしなかった(笑)

僕は当時のCHROME HEARTSスタッフのそういうところが好きでした。

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ブラックジーンズにはフレアニーがあった

クロムハーツ ブラックジーンズ

クロムハーツのパンツといえば、このフレアニーなのです。

もともとはレザーパンツのデニム版としてブラックジーンズが発売されました。

ブラックジーンズには最初からフレアニーがあったのです。

ブルージーンズにフレアニーが施されたときは嬉しかったなぁ。

ほんとに。

ブルージーンズのシルバーの装飾

クロムハーツはレザー&シルバーのブランです。

もちろん、ブルージーンズにもふんだんにシルバーパーツが使用されています。

フロント ボタンフライのシルバー

クロムハーツ ブルージーンズのボタン

フロントはボタンフライでシルバーが使用されています。

デニムラインのボタンはこのクロムハーツホースシュー。

クロムハーツ ブルージーンズのボタン

繊細な彫刻はクラっとするレベルです。

ああなんて恰好良いのでしょう。

リベットもシルバーパーツ

クロムハーツ ブルージーンズのリベット

ウォッチポケットなどを補強しているリベットもシルバーです。

小さなボタンですが、しっかりとクロムハーツ ホースシューが表現されています。

クロムハーツ ブルージーンズのボタン

クロムハーツのアイテムがアートと呼ばれる所以です。

バックポケットのスクロールラベル

クロムハーツ ブルージーンズのスクロールラベル

もちろんバックポケットにはお馴染みのスクロールラベルです。

クロムハーツというブランドに気品を与えるのがこのスクロールラベルの役目。

大人の不良を連想させたクロムハーツがどこか上品な雰囲気があるのはこのスクロールラベルのお陰です。

ウエストのレザーパッチ

クロムハーツ ブルージーンズのスクロールラベルレザーパッチ

ウエストの内側にはCHROME HEARTSのブランドネーム。

こちらもスクロールラベルです。

レザーパッチ左側に四角い型が残っていますが、これは洗濯バサミで留めたときのものです。

洗濯時にはレザーパッチに気を付けましょう。

クロムハーツ ブルージーンズの裾の縫製

クロムハーツ ブルージーンズの裾

このブルージーンズは裾を切っていないので、クロムハーツが仕上げたままのものです。

チェーンステッチではありません。

裾の縫製

裾の縫製(裏側)

WESCOブーツと合わせているので、裾はよく擦れるのですが、過去10年間に解れたことは一度もありません。

裾の色落ち

10年使用クロムハーツのブルージーンズエイジング まとめ

クロムハーツのブルージーンズは10年間は使えることがここに証明されました。

本物を手に入れれば、長い時間を共有でき、エイジングを通して本物の良さを味わえる。

これからの10年もまた楽しみな時間です。

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さなすけ

会社経営、個人事業主。 妻と子とサスケ(オカメインコ)とクロムハーツを愛し、筋トレに目覚めたブロガーです。

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