オールデンのコードバンシューズについて書かれた記事があった。
以下がその内容。
帝国ホテルの地下で長年靴を磨き続けている方がこんな話をしてくれた。
「私は長年この仕事をやって、毎日お客さんの靴を手で触ってみてわかったけど、本当にいい革を使った靴というのはふたつしかないね。
えっそれはどこのモノかって?
ひとつは間違いなくオールデンのコードバンだよ」
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ALDEN2210(オールデン)とLeatherSoul
初めてオールデンの靴に足を入れたのはハワイのレザーソウルでした。
店内にディスプレイされた、コードバンのシューズはライトアップされ反射し美しい光沢を帯びていました。
あれを見てしまえば買わずにはいられない。
最初に足を入れたときは「硬い」印象でした。
しかし、履いていくうちに足に馴染んでいくと他の靴とは比べものにならない程、足に馴染んでいきます。
コードバンは良質な革だと思うしオールデンの履き心地は最高だとも思う。
革のスニーカーという表現はもちろん隠喩だけれど、アウトソールをリップルソールにしたことで履き心地は格段に増した。
オールデンとリップルソール
ひょっとしたらオールデンを履いて42.195kmを走れるんじゃないかと錯覚さえ起こすほど履き心地が良いのです。
オールデンでフルマラソンをやってみる企画は有りだとは思うけど、走り終わった後にオールデンが傷んでしまうだろう。
なにせ足も汗だくになるんで内側から水浸しみたいな感じだもん。
いや、オールデンが傷むとか、そういう前に42.195kgを革靴で走ろうってことが無謀。
いくらマラソンが好きな僕でも無理。
革靴履いてマラソンなんて他のランナーに「マラソンを舐めるな。」って言われる。
閑話休題。
ハワイのLeatherSoulで2210を選んだ理由が欲しかったタンカーブーツに似ていたからです。
スタッフがソールを間違えた所為で、僕の本来のサイズより小さめの靴を選んでしまったのですが。
当時、僕を接客した顧客は確かに「バリーラスト」といったけれでど、正確にはアバディーンラストだったようで・・・
バリーラストなら7.5Dなのですが、LeatherSoulで選んだサイズは8Dでした。
それでも、アバディーンラストのALDEN2210が小さく感じ、革を伸ばし馴染ませるという意味でもガシガシ履きまくったしシューツリーも入れっぱなしにしていました。
その甲斐もあっていまでは完璧に僕の足にフィットしています。
ALDEN1339(チャッカブーツ)
その後に続いて買ったチャッカブーツは7.5Dを選んでジャストフィット。
やはりバリーラストの場合だと7.5Dが丁度です。
チャッカブーツこそ革のスニーカー。
2210よりも履きやすい印象ですが、レザーのアウトソールが滑るのいずれはアウトソールをリップルかコマンドソールに貼り換える予定。
数年前に購入したオールデンのコードバンシューズ。
当時はまだ10万円以内で買えるものが多かったですが、いまじゃ無理。
価格が高騰しています。
欲しいと本気で思った時、そこに投資できるのであれば「買うべき」ですよね。
直感は信じた方がいい。
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羽生先生に言わせると、直感は「いままでの経験や知識の産物」
だから、それは偶然とかそういった類いのものじゃない。
自らが渇望し知り得た知識が、何かを選択するときに無意識のうちに最良の答えを導いてくれること。
自動操縦型のスタンドみたいになる。
現在(2018年6月)の段階ではコードバンは価格が高騰しています。
そんな貴重なコードバンを帝国ホテルの靴磨き職人が「良い革の靴」だと評価されるのは嬉しい限りです。
ただ疑問点がひとつ・・・。
本当にいい革を使った、もうひとつの靴とは何だろう??