栄養と食事

アスリートがバナナを好んで食べる理由。パフォーマンスアップに効果

バナナ

こんにちは。バナナマンsanasukeです。

スポーツをするトレーニーにとってバナナが良いという話はよく聞くでしょう。

むかしむかし僕が小学生の頃から「エネルギーに変わりやすい」という理由からトップアスリートのカールルイスが試合前に食べているという話も聞きました。

バナナって実際はどうなんでしょうか。

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日本のバナナってどこのバナナ

日本で出回っている多くのバナナは、フィリピン産の生食用バナナです。

他にもエクアドル、台湾などからも輸入されています。

バナナはほとんど季節に影響されない赤道直下の産地のものが多いので、旬はなく年中手にすることができます。

そのまま食べられて、値段も安いので、手軽に摂ることができます。

僕のうちにも子供のころから年がら年中バナナがおいてありました。

主に神棚によくお供えしてあったなぁ。

バナナに含まれる主な栄養素とその働きについて

バナナのカロリーは、100gで87kcalです。

ご飯1杯(150g)で252kcalなので、約1/3程度なので、意外とローカロリーなんです。

糖質

バナナには、糖質が豊富に含まれています。

糖質は主に穀類、いも類、果物などから摂ることができ、体を動かすエネルギーになります。

糖質には「単糖類」「小糖類」「多糖類」があり、 バナナにはこれらの糖質すべてを含有しています。

これらを一度に摂れる優れた食材ががバナナです。

「アスリートがバナナを食べる理由」に繋がります。

食物繊維

バナナの食物繊維は、「水溶性」と「不溶性」2種類の食物繊維が含まれています。

水溶性食物繊維は、水に溶けるとゲル状に変わります。

このゲル状の食物繊維が腸に良い働きをします。

便を適度に柔らかくしてくれます。

柔らかくなった便は脂質を吸着して排出されるため、不要な脂肪の蓄積を防ぎ、コレステロール値や血糖値を抑える効果があります。

これって凄くないですか?

不溶性食物繊維は、大腸に刺激を与えて、便秘の改善にも効果があります。

便秘の解消と不要物を外に出す役割を手助けしてくれる救世主的な食べ物がバナナなんです。

カリウム

バナナに含まれるカリウムの量は、果物の中でも多い方で100gで360mgも含まれています。

バナナ(100g) 360mg
リンゴ(100g) 110mg
みかん(100g) 130mg
ぶどう(100g) 130mg

 

ダントツです。

1位 バナナマン!

ちなみにアボカドは100gで720mg含まれています。

【関連記事】【ダイエット】健康的に身体を絞りたいならアボカドでオレイン酸を摂ればいい。アンチエイジング効果

ああインパクト減った!バナナマン!

カリウムには、体内の余分なナトリウムを体外に排泄する働きがあるので、高血圧、痛風、むくみの予防や解消に効果があります。

マグネシウム(100g)32mg

マグネシウム、骨の成分として重要なほか、神経の興奮を静めたり、血圧を調整したりする効果もあります。

トリプトファン

必須アミノ酸の1つ、トリプトファンが含まれていて、セロトニンの合成材料となります。

セロトニンには、脳の働きを活性化し集中力を高める効果があります。

ただ、トリプトファンは、精神安定、鎮痛・催眠効果などの働きがあります。

集中力を高めるセロトニンが合成される前に、催眠効果があっちゃいかんじゃないか(笑)

とは言うもののトリプトファンはそこまで多く含まれていないので影響を及ぼすほどではないでしょう。

バナナがアスリートに好まれる理由

即効性と持続性の両方の特性を併せ持つバナナ

糖質には「単糖類」「少糖類」「多糖類」があるというのは先述しました。

・単糖類:「ブドウ糖」「果糖」

・少糖類:「ショ糖」「オリゴ糖」

・多糖類:「食物繊維」「デンプン」「難消化性デンプン」

バナナには消化されやすい単糖類のブドウ糖や果糖から、徐々に消化される少糖類のショ糖やオリゴ糖、さらに消化されにくい多糖類の食物繊維やデンプン、難消化性デンプンといった多様な糖質が含まれています。

運動開始前にバナナを摂ると、消化の早い単糖類から素早くエネルギーが補充され、運動中も徐々に消化される少糖類や多糖類からエネルギーが補充することができるんです。

糖質の種類によって、エネルギーに変わる速さが異なることがプラスに働いているんです。

時間差で吸収される糖質を持つ「バナナ」ってマジですごい!

ちなみに僕も朝のランニング前にバナナはしっかりと食べています。

この記事を書くためにいままで黙っていました(笑)

ミネラルやビタミンも豊富に含む

バナナには、ビタミンB群やカリウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。

炭水化物を効果的に燃やしてエネルギーに変えるためのビタミンB群はバランス良く含まれています。

カリウムは筋肉のエネルギー代謝のカギを握るミネラルです。

筋肉の機能を調整し、痙攣を防ぐので、ケガから身を守る効果も期待できます。

長距離を走る前には必須といえるでしょう。

また、カリウムには、血圧降下作用もあります。

運動で代謝が活発になると、大量の汗とともにビタミンやミネラルも急激に失われてしまいます。

これらが不足すると、体力が低下したり疲れやすくなったりするなど、様々な体調不良の原因となるんですよ。

それを防ぐためにも、ビタミンB群、カリウム、マグネシウムといったミネラルを豊富に含むバナナが効果的なんです。

バナナは「見た目」で栄養価が変化する

バナナは放っておくとどんどん色が変化していきます。

スーパーで買いたての青みが買ったバナナもあたたかい季節だと色の変化も早い。

これは熟成によるものなんですけど、バナナは熟し方によって栄養価が変化します。

買ったばかりは緑っぽく青くさい。

しばらくすると黄色になり、黒い斑紋が出てきて者色に変化する。

色の変化はこんな感じ↓。

バナナの成熟

青色 → 黄色 → 茶色。

バナナは熟すほど、甘くなっていきます。

みなさんは、どの状態のバナナが好きですか?

熟成の違いで健康効果が変わる

ここでのポイントは、バナナの熟し度合いによって、栄養価が変わることです。

その理由を説明しましょう。

これは、バナナに含まれている酵素がデンプンに変わり、さらに熟すとデンプンがショ糖、ブドウ糖、果糖のような単糖類や二糖類に変わるからなんです。

青めバナナ

甘くなく硬め。

スッキリさっぱりした味わい。

「難消化性デンプン」が特に多く含まれています。

胃酸で溶かされずに腸に届くので、腸内の善玉菌のエサになります。

そして善玉菌が増えるので腸内環境を整えて、便秘解消に効果が期待できます。

また、難消化性デンプンは血糖値の上昇を緩やかにする作用があるので、糖分が脂肪に変わるのを防ぐ働きがありダイエットに適していると言えるでしょう 。

僕は、この状態のバナナはあまり好きじゃない。(笑)

黄色バナナ

黄色いバナナ

甘みも食感もほどよいバランス型です。

肌にもとっても嬉しい食べ物に大変身します。

美肌に良いとされるビタミンB群の中でも、「美容ビタミン」と呼ばれるビタミンB2、B6、ナイアシン(ビタミンB3)が他の主な果物と比べて黄色バナナの含有量がダントツなんです。

ビタミンB群が最も多い状態なので、身体の代謝をアップさせ美肌効果が高いです。

それに抗酸化作用を持つポリフェノールも豊富なので、アンチエイジングにも効果あります。

身近にある食品の中で、黄色バナナは一番抗酸化作用が期待できる!とも言われています。

茶色バナナ

とても甘くて柔らかいです。

シュガースポットと呼ばれる茶色の斑点が出てきた状態です。

シュガースポット バナナ

この状態が一番好きです。

美味しいですもんね。

「シュガースポット」という名前からも糖度が高くなってきたサインです。

シュガーが多いよ!シュガーのスポットだよ!というサインがシュガースポット。

そして、一番栄養価が高い状態がこのシュガースポットが出た「茶色バナナ」です。

シュガースポットが出たバナナは、青いバナナと比較して、免疫力を高める効果が8倍にもなります。

界王拳です。

また、シュガースポットには「リン脂質」という果物ではほとんど含まれることのない珍しい物質が含まれているんです。

これは胃の粘膜を保護するので、胃潰瘍の抑制効果が期待できまます。

バナナスタンドの使用のススメ?

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バナナスタンドを使用すると、全体がバランスよく、綺麗に熟成してくれます。

がしかし、熟し過ぎるとバナナは個別に落ち始めます。

そして・・・

バナナとバナナスタンド

こんな感じになったり・・・

バナナとバナナスタンド

こんな感じでバナナスタンドはインテリアにもなります。

結局はカゴに入れて置いています。

バナナ

持ち運びバナナ

バナナケースバナナを持ち運びたいときにはバナナケースが使えます。

鞄の中でつぶれたりする事を防ぐのです。

バナナケースほら、こんなに収まりが良い!

バナナケース
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おススメの食べ方

バナナの3大特徴は、「手軽に摂れる」「消化が良い」「エネルギーに変わりやすい」です。

ムスメが赤ちゃんの頃の離乳食にも、よく登場していたのがバナナ。

バナナは消化にも良く胃腸にかける負担が少なく栄養補給できるので、赤ちゃんから高齢者まで安心の果物です。

赤ちゃんから高齢者までということは、すべての人間にとって安心の果物ということです。

携帯に便利ですぐ食べられるので、子供のおやつとしても最適です。

バナナはそのまま食べても美味しいですが、フルーツサラダにしたり、焼き菓子に加えたりと食べ方もいろいろありますが、特にヨーグルトに加えるのがおすすめです。

バナナに含まれるオリゴ糖が、ヨーグルトに含まれるビフィズス菌の栄養になって働いてくれるので、腸内細菌のバランスが良くなり、免疫力UPにもつながるベストな組み合わせです。

まとめ

僕は1日1本バナナを食べています。

季節に限定されることなく、1年中手に入り気軽に食べることができる点も大きなポイントです。

健康志向の高い人にもおススメできるのがバナナです。

お腹が空いたらオヤツよりもバナナを食べるようにしましょう。

日頃から意識して栄養たっぷりのバナナを食べましょう。

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さなすけ

会社経営、個人事業主。 妻と子とサスケ(オカメインコ)とクロムハーツを愛し、筋トレに目覚めたブロガーです。

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